羽後町の誘致企業第一号で、村田製作所との合弁会社を新たに立地してくれる、指月電機製作所(本社、兵庫県西宮市)の伊藤薫社長が新年の挨拶にこられ、本社の近くにある西宮神社のカレンダーを頂きました。
西宮神社は、商売繁盛の神様である「えびす宮総本社」で、毎年福男を決める競争がテレビで放送される神社で有名です。
そのカレンダーの表紙が、写真に写っている「諫鼓鶏」です。
中国の故事で、時の天子が「私の政治に誤りがあれば門の外に太鼓を置くので、いつでもそれを打ち鳴らすように」と人々に伝えました。
一週間が経ち、一ヶ月、一年と過ぎてもその太鼓が鳴ることはありませんでした。
やがて太鼓は苔むし、その上にはいつも鶏が止まっていました。
「諫鼓鶏」とは、悪政を諌める太鼓に止まっている鶏のことを言います。即ちそれは良い政治が行われている証であり、「天下泰平の象徴」を表しています。
丁 酉(ひのととり)の一年を心して町政運営して行きたいと思います。
同じ読みでも、閑古鳥とは大きな違いですね。