23回目を迎えた「わくわく農業活性交流会」が湯沢ロイヤルホテルで行われ、100人余りの参加者で盛り上がりました。
この交流会は湯沢雄勝の農業者や行政、農業者団体などが一堂に会し、地域が抱える農業問題を話し合い、地域農業を元気にしようと始められました。
各市町村代表が事例発表を行ない、最初は湯沢市三梨の、(農)みつなしアグリ代表藤原隆さんで、法人経営に至った経緯や今後の展望などについて発表がありました。
藤原さんとは、若い頃に農近ゼミで一緒に活動した仲間であり、地域の中核となって農業経営を担っている姿に感激しました。
次は、我が羽後町の小坂圭助さん。道の駅うごを運営している(株)おも・しぇの社長です。
道の駅を作るまでの苦労と運営状況を率直に話され、参加者の関心を呼んでいました。
小坂社長も農近ゼミを通じて一緒に活動した仲間で、全幅の信頼を置いている友人です。彼が居なければ、道の駅の成功はありませんでした。
最後に、東成瀬村農林課の佐々木純一さん。「赤べこの里再生」事業など村の農業振興策の紹介がありました。
東成瀬村も、最近特に農業振興に力を入れており、行政主導で次々に新しい事業を展開して注目されています。
その後、米販売会社の若手経営者である千田法久氏の講演がありましたが、公務の都合で残念ながら聞くことができませんでした。
平成30年以降に生産調整の配分が廃止されるので、参加者はその後どうなるのか興味のあるお話が聞けたようです。