首都圏を中心に150万人もの組合員を擁する生協「パルシステム」と、秋田県南の農協や自治体で組織する食と農推進協議会の13回総会が開かれました。
(挨拶する会長の井上善蔵JAこまち組合長)
パルシステム生協との交流は、30年以上前に旧雄勝町のりんご農家、小野田政広さん達が始めたもので、その後こまち、ふるさと両農協などが農産物を提供して、産直米など大きな取引に発展しています。
組合員の産地訪問など相互交流も毎年行われており、今では参加者は抽選で選ばなければならない程人気があります。
今年度産米から生産調整は自主規制になりましたが、両農協とも大量の米が予約米として安定的に出荷できるので、安心して生産できます。
単に物の取り引きだけでない相互理解は、今後とも生産者、消費者双方のメリットになると思います。