かとうちあき『野宿入門』草思社、2010.
お金がなくても休みがなくても大丈夫!話題のミニコミ誌『野宿野郎』発行人が、日常を「非日常」に変える野宿の魅力を体験談をまじえながらユーモラスに綴る。(出版社HPより)
一言で言うと、三十路前の著者が「さぁ、みんなも野宿をしようじゃないかホントは愉しいんだよ。」
と野宿を推奨する本。
ただ、アウトドア的なカッコイイ野宿じゃなくて、どっちかというと呑んじゃってぐでんぐでんで終電を逃したけれど、お金がないからどうしよう、、、そうだ、野宿をしようって感じの野宿です
というコトなので、野宿をするために(下に敷くものとして)重要な役割を果たすものは新聞紙や段ボールで、それをコンビニから調達するのだとか、野宿をする前にトイレの場所を確認しておいた方がいいぞ(これは特に著者のトイレが近いため)とか、場所選びは大切で、ヤンキーのたむろする公園では(安全のためやウルサイから)野宿しないほうがいいよ、とかがいっぱい書かれているのだ
そして、著者自身の野宿経験も書いていて、彼女は高校時代から野宿をしていたらしいのだ、、、スゴイというか何というか、、、
とにかく、そんなんが好きな人にはオモシロク感じるだろうし、そんなんに対して冷めた気持ちを抱く人にとっては、ホントにくだらない本だろうね
ガッちゃんはくだらないコト大好きなので、面白く読めたねそして、ちょっぴり野宿したくなったね
ちなみに、今日18日から19日にかけて、京都の鴨川で野宿の集まりをしているらしいね、、、