ひらひらと儚く飛んでいた君が隣にとまるそんな陽だまり
さよならと君に口づけした夜に月を横切る架空の夜汽車
待ちきれず走った日々はつんのめりそれでも自分らしかったので
ヘッドホン割れるぐらいの音量で膝を抱えていた部屋の中
ミュージック流れてそれでそれだけの君を待ってるバーガーショップ
あこがれや嫉妬が唄を口ずさみ滲んで消えたサヨナラの跡
あの頃は欲望なんか剥き出しでなんだかそれで良かった記憶
ため息をついてる僕を包みこむ雨音だけをただ聞いている
君が去り閉じた心に映るのはドアスコープで覗いた世界
夜遅く全然話し足りなくて雪の歩道を僕ら歩いた