田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

地元

2008年12月29日 | 日記


今日で近所の整骨院も年内最後とゆう訳で、
夕方からぶらりと歩いて診察に行ってまいりました。
上の写真は家から整骨院までの道すがら撮ったものです。
とてつもなく殺風景なんですが、
左側は貨物列車の線路でして、結構お気に入りの風景なんです。

最近ふと『地元って良えなぁ。』なんて思うことが多いです。
今住んでいるところに引っ越して来てから、
そろそろ10年ぐらいになるでしょうか?
10代の後半からこの町に来るまでに僕は8回ほど引越しをしています。
どこに居てもそこが自分の居場所じゃない様な気分とでも言いましょうか、
いつの間にか地元意識とゆうものがさっぱり無くなっていました。


この頃やんわりと芽生えて来た地元意識。


生まれ育った町に帰ることはもうないと思います。
ルーツがない寂しさみたいなもんも多少はありすが、
気付けば今いる場所が僕にとっての田舎ってことになるのかも?
そう思えば何でもない風景も愛しく思えてきます。


診察の帰り道、民家の前でたまねぎが売られていました。
お代は小さな木箱の中に。
・・って、どんだけ田舎やねん?
これでも大阪市内です。
良え町です。



1カゴ100円。買っちゃいました。
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12月

2008年12月28日 | 日記
昨日のブログに書いた忘年会。
本当に黙するガンダムと語り合ってた訳じゃありません。
普段からお喋りな僕は、
お酒が入るとさらに沢山喋ってしまいます。
例に漏れず大はしゃぎな夜でありました。
しかも骨をカチカチ鳴らしながら。

さてそんな12月。

今年は忘年会の予定はほとんどありません。
財布の中身を考えると内心ほっとしたりして。
友人宅に気軽に集まって、
のんびり酒を飲むひと時がとても幸せであります。
たくさんの友人や知人がいて一同に集まることは難しいですけど、
会える時には誰とでも会えるんだからと思えば、
自分が幸せな環境にあることを実感出来ます。

今年の僕はまさに“活動休止”状態でして、
とにかく行動に出るよりも、
ひたすら芝居について“思考”を繰り返す一年でした。
でも何もしていない訳じゃありません。
立ち止まって考えるのも、ひとつの活動です。
大切なのは、どんなふうに次の一歩を踏み出すかってことですね。

あ、活動休止なんて言いつつも、
『天国のピース』のあとに、
『ダークキャッスル』『見えない証拠』の舞台に立たせて頂きました。
お客様及び関係者の皆様に深く感謝致します。
有難うございました。


今年も残り僅か。

静かに丁寧に毎日を生きたいです。
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忘年会

2008年12月27日 | 日記
僕だってたまには、ガンダムと鍋をつついたり、
酒を飲んだりする訳で・・。

ガンダムは黙って僕の話を聞いてくれます。

そんな忘年会でありました。


今日もカチカチ鳴ってますけど。
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カチカチ病 後編

2008年12月26日 | 日記
「宇宙人に捕まって、
体内に機械を埋め込まれた夢を見たんですが・・・
先生、あれは現実だったんでしょうか?」

とは言いませんでしたが、
近所の整骨院に行って来ました。
整骨院をチョイスしたところが僕らしい。
で、先生の見立ては以下の通り。

「顎周辺の筋肉が微妙に動いて額関節が揺れて音がしてますね。
顎の筋肉は首から肩にかけて繋がっているので、
揺れが連動して首や肩からも音が鳴っている様に感じるんでしょう。
血液やリンパの流れる音がこんなに大きかったら、どえらいことですよ。」

僕の見立ては外れてました。
音の正体は顎の関節が擦れる音だった様です。
ちなみに関節が軽く炎症を起こしているそうで、
筋肉ともどもマッサージでほぐして貰いました。

ただ・・先生にも分からない謎がひとつ。

どうして顎周辺の筋肉が微妙に動くのか?
正確に言うと僕が無意識に筋肉を動かしているとのこと。
こんなに連続して関節が揺れる様な筋肉の動かし方は、
通常では在り得ないそうで、
かなり“絶妙な運動”を僕がしていることになる訳です。
最終的に先生からこう言われました。


「顎、なるべく鳴らさないで下さい。」


はい。鳴らさない様に心がけているうちに、
随分と楽になってきた気がします。
大騒ぎをしてしまい周辺の皆様にはご心配とご迷惑をお掛けしました。
お陰様で大したことなかった様です。


あ~でも、たまにカチカチ鳴ってる僕です。



おわり
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カチカチ病 前編

2008年12月26日 | 日記
先月の後半ぐらいからでしょうか、
耳元で何やらカチカチと音がするのです。
『音が聞こえる』のではなく『音がする』のです。
カチカチ、カチカチ。

日ごとその音はスピードを増して、
カチカチカチカチカチカチ・・・

やがて他の人にも聞こえるぐらい大きな音で、
カチカチカチカチカチカチカチカチカチ・・・

最近では耳元から歯茎、顎、首、肩にかけて、
カチカチ、グギッ、コツツコツ、グギュギュ~、ゴリゴリゴリゴリ・・・


周囲の人達から病院に行く事を勧められるも、
病院嫌いな僕はついつい自分でその謎を考えてしまう。

『長年溜まりに溜まったリンパが、
突然雪解け水の様に流れ出した為に音がしている。』

とゆうのが僕の見立てです。
耳の後ろから首筋を通り鎖骨を伝って肩の付近。
多分(多分かいな!)リンパの通り道ですからね。
だとすれば血液の循環も良くなり、
僕はさらに健康になれるとゆうもの。
だから僕にとってはカチカチは良い知らせなのです。

と、

思っていたのですが、
昨日あたりから顎の周辺が腫れはじめ、肩が固まって、
後頭部がズキズキと痛み、
こめかみが割れそうな程の偏頭痛に襲われるではないですか。
僕の見立てが間違っていたのか?
だとすれば一体これは?

12月24日のクリスマスイブ。
僕はとうとう病院に行ったのでありました。



つづく
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それでもメリークリスマス

2008年12月25日 | 日記
クリスマスだと言うのに、なんだか暗い詩をUPしてしまいました。
久しぶりにブログを更新しようと思ったら、
上手く文章が書けなかったので本能に従って詩を書いた次第です。

年内の舞台を全て終えてから、
今月は3本の舞台を観に行きました。
世の中が大変なことになって、
正直芝居どころでもないって思うんですが、
救いを感じたのは客席にいる子供達の笑顔でした。
僕は同じ客席から横目でそれを見ていて思ったんです、
『この子らの夢ぐらいは守ってあげなあかんよな。』と。
自分のことですら、ままならない無力な大人なのですが、
せめてそんな使命感を持ちたいと思ったのです。

ほんまに。

楽しそうだったんですよ、若い人達が。
彼ら彼女らは芝居が好きなんでしょうね。
僕もそうだった・・いやいや過去形じゃなくて。
だからこそ、厳しい現状でも真面目にお芝居と向き合おうと思います。
僕に出来ることは何やろか?
あまりにも非力です。
それでも夢を。

来年は舞台に立てるだろうか?
もしその時が来たら今まで以上にお客様に楽しんで貰える様に演じたいです。
もし僕にその役目が回って来なかったとしても、
客席に笑顔がいっぱいであることを願っていたいです。

そんなこんなで、


メリークリスマス。
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それでも夢を

2008年12月25日 | 日記
 それでも夢を

幕が上がっても舞台は暗く

役者の顔も見えやしない

劇場の外に吹く風は

全ての音さえ飲み込む気配だ

それでも役者は何を演じる?

台本は真っ白に黄ばんでしまった

そこには語る台詞もない

少年が

少女が

舞台を観ている

それでも夢を見ようとしている

それでも瞳をキラキラさせて

曇りのない世界を構築している

役者よ踊れ

自分の夢の為でなく

役者よ歌え

自分の世界の為でなく

役者を笑え

笑顔で

この子等に明かりを灯せ
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思春期

2008年12月17日 | 日記
思春期とは?

揺れ動く複雑な心境を抱えた10代の頃。
・・大雑把に言うとそんな感じでしょうか。
何となくこっ恥ずかしい響きの言葉です。
大人でも子供でもない、
足の生えかけたグロテスクなおたまじゃくしのイメージです。
(僕のイメージには偏りがある?)

最近ふと思いました。

「40歳を前にして俺って思春期やんか。」と。

幾つになっても悩むし、迷うし、傷つけるし、傷つくし。
「わしは完成された大人だから悩まん!不退転じゃ!!」
と言う人もいるかも知れませんが、
大抵の人は揺れ動きます。
役者をやっているからでしょうか?
いえ、多分何をしていてもそうなんだと思います。

プライドや世間体を意識しつつ、
いつだって本音と建前の間で揺れ動いている。
揺れ動いていることに負い目を感じていたりもしますが、
そうやって揺れ動くことによってバランスを保っている自分にも気付きます。
むしろ不退転になった時点で転倒するんじゃないだろうか。
そう思うと永遠の思春期ってのも
悪くない気がしてきました。

ただ、10代や20代の頃と決定的に違うのは、
そんな自分を客観的に見てしまっているところですね。
思春期になりたての頃は、
自分が今、思春期を生きているって自覚しないんじゃないでしょうか?
少なくとも僕は10代の頃に、
「すんません。僕、思春期の真っ只中なもんで。」
とは口が裂けても言わなかっただろう。
でも今の僕は、
「あ・・僕、今も思春期ですわ!」
と、ブログで言っちゃう。


これもひとつの大人の意見かな?


それがどないしてん?とゆう、
いまいちまとまりのない思春期論でした。
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微惑星

2008年12月14日 | 日記


本番の翌日、神戸に出かけました。
目的は観劇だったのですが、ちょうどルミナリエだったので
劇場に行く前に足を伸ばしました。

ただ綺麗って言うだけじゃなくて、
色んな意味も忘れずに、この瞬間の喜びを噛み締めつつ・・。

「綺麗やな~、楽しいな~、美味しそうな匂いが漂うな~。」

と単純に笑える幸せを大切にしたいです。




ほんでもって1曲作りました。



 微惑星

この目で見ている世界と少し違う
ずっとその場所にある硝子は
何を映すの?

粉雪 旋律 空から降りてくる

じゃあ そのままで そこにいてよ
じゃあ そのままで
じゃあ そのままで 笑っていてよ
じゃあ ずっとそのままで
目を閉じ

この手で触れてる 触れている体温は
遠い遠い宇宙の微惑星の
記憶なのかな?

子供のマフラー 空気に揺れている

じゃあ そのままで そばにいてよ
じゃあ そのままで
じゃあ そのままで 繋いでいてよ
じゃあ ずっとそのままで
抱きしめて

降り注ぐ光の粒に手を広げ
何を見ると言うの
耳を澄ます
白いこの世界で

じゃあ そのままで そこにいてよ
じゃあ そのままで
じゃあ そのままで 笑っていてよ
じゃあ ずっとそのままで

そのまま
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あらためまして

2008年12月14日 | 日記
エラリークイーン『見えない証拠』の2本目が無事に終了致しました。
ご来場の皆様、有難うございました。
主催者様、関係各位お疲れ様でした。


今回はいつもと違って某企業さんのイベントとして行われ、
お客さんの層も雰囲気も違うだろうな・・・なんて思っていたのですが、
なんのなんの始まってみれば皆さん、とても真剣に謎解きに挑んでおられました。
ミステリー名作選を楽しんで頂けた様で何よりです。


さて、


僕、個人としてはこれにて年内の役者活動は一応すべて終了致しました。
何だかんだで3本の公演に参加出来たわけで、
今の自分の状況を考えれば色んな意味で有難い内容の1年となりました。
2008年の残りの数日、
こちらのブログでまたゆっくりとそれぞれの舞台を
振り返ってもみたいと思います。



12月11日バージョンのエラリー役、山本くんです。

(本番前、楽屋にて。)


そして、P・T企画さんのミステリー名作選は年内にもう1本ございます♪
これまた人気シリーズの明智小五郎。
もうすでに満員となったステージもあるそうです。
詳しくは下記をクリックしてP・T企画さんのHPをご覧下さい!!

12/19(金)~23(祝火)
Vol.24 at フジハラビル
明智小五郎4
『紅(あか)の狂宴』

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