受け入れる極意

『魚の森で君と逢う』が終わってから、
とんとんと日々が過ぎて行きます。
何かを突破したとか、箍が緩んだとかってつもりはないのですが、
翌日から僕はずっと“ぐだぐだ”です(苦笑)。
もう・・何をやっても、しゃんとしません。

疲労。

かなりきてますね。
「そんなこと言ってられるか！」
と、こんな時は嘘でも気合を入れるのが、
今までの僕だったのですが・・・


（↑劇中の小道具で使用した看板のデータ。作：阿形ゆうべ）


『受け入れよう。』

と、今回は気合を入れません、頑張りもしません。
あるがままに、過ごしてます。
これでいいのだ。
今までだって、結局しんどかったのだ。

すぐに、次の舞台の稽古も始まります。
イベントのリハーサルも入ります。


凪の間くらいは、はためくのを止めておきます。


年寄りくさい？
いいえ、やっと大人になりつつあるのかも知れません。
しばらくゆっくりと『魚・・』を振り返る日々を過ごします。
ドボン♪

失敗王者

　失敗王者

失敗だらけの人生喜劇

時には真面目に悲劇も演じて

それでもやっぱり

喜劇をたくさん繰り返す

人生でよく見かける失敗の山

その頂に立つ

おいらは

失敗王者

喜劇は最高

だってほら

喜びの劇って書くほどなんだから

おとぼけ続けて

笑って笑って

失敗だらけの失敗王者

『魚の森で・・』製作日記 １１

『魚の森の酒盛りで』

お疲れ様でした♪
平日の夜、一夜限りワンステージの本番を終えて打ち上げです。
お客さん(演劇関係者)にまで撤収作業を手伝って頂き、
予定よりも随分早くに会場を出ることが出来ました。
翌日に仕事や会社を控えたメンバーが殆どの為、
打ち上げはお店を予約せずに、技術スタッフのシノミー宅で、鍋パーティーでした。

　　

ちなみに、鍋はシノミーの手製。
前日から買出しと仕込みをしてくれていました。
（しかも、夜の１０時に仕事を終えて、機材の積み込みを終えてからの準備。）

って、シノミー・・。

音響・照明・舞台監督・料理を一人でこなすって？何者なんだ。
旗揚げ以来、この人がＯＮＥ　ＷＡＹ　ＴＲＩＰをサポートし続けてくれているのも、
実に我が劇団の奇跡？ミステリーであります。
彼が物凄く仕事をこなす人物である以上に、
僕が物凄く彼をこき使っている人物であるとゆう噂もちらほら。

　

おいしかったです。

芝居はほのぼの、打ち上げはしみじみ。
それがＯＮＥＷＡＹのノリ。
激しく打ち上がらず、静かに過ごす落ち着いた時間が、
とても幸せでありました。

大きなことをせず、小さな一歩を踏み出すだけ。

そんな片道旅団の次の旅は決まっていませんが、
今はメンバーそれぞれの日常を何より大切にしたいです。

日常は、芝居よりも簡素にして素晴らしい。

皆、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとう。

箱庭で

　箱庭で

ありがとうの一言を云いたくて

僕はこの箱庭にやってきて

君に会っただけなのかも知れない

どうでもいいことベラベラと喋ってしまった

ここに来るまで随分あくせくと動き回ってしまった

あらためて

ありがとう

って

なかなか言葉にするのは照れくさい

でも

ありがとうなんだよね

それだけだ

『魚の森で・・』製作日記 １０

『有難うございました』

ＯＮＥ　ＷＡＹ　ＴＲＩＰ　『魚の森で君と逢う』
無事に終了致しました。
一夜限りの復活公演、ご来場頂きました皆様に心よりお礼申し上げます。

個人的には何も言うことがありません。

何も言うことがない、とゆうか、
伝えても伝えても、伝えきれないほど感謝の気持ちでいっぱいで何も言えない・・
といった感じです。

そもそも活動休止中のＯＮＥＷＡＹＴＲＩＰが、
今、この瞬間に出来ることを精一杯やって、
可能な限り簡素な状態でお客様に“物語”を感じて頂きたくて企画したのが、
『魚の森で君と逢う』でした。

　

でも、動き出したら、いつもの様に関係各位の有り余る協力を得て、
気がついたら、『公演』と呼ぶにふさわしいだけの構えとなっておりました。
多くのお客様にも足をお運び頂き、
始まってしまえば、いつもと変わらぬ“ＯＮＥＷＡＹ劇場”が、
そこにあったと思います。

『やりたいことをやる。』

たったそれだけのシンプルな行いが、いかに尊い行いであるか。
経験を重ねるごとに、
年齢を重ねるごとに、
目を向けるべきは、形ではなく心であると実感致します。

ご来場頂いた、皆様はいかがだったでしょうか？
僕は魚の森で、ちゃんと君に逢うことが出来ました。

そんな想いで、もう一度皆様に申し上げます、
ＯＮＥ　ＷＡＹ　ＴＲＩＰの森にお越し頂き、誠に有難うございました。

舞台は消えても、心は永遠に残ります。


ＯＮＥ　ＷＡＹ　ＴＲＩＰ　魚の森で君と逢う　２００９．５．２５　パブリックスペース
【出演】荒木道成　渡辺寿博　阿形ゆうべ　徳山佳孝　小林記規子 梨紗
【作・演出】田中悟　【技術】Motoki Shinomy　【音楽】村上康隆

今日も稽古

おはようございます。
劇場入りしております。

今日だって稽古です。
本番とゆう名の稽古です(^_^)

最終稽古

今日は全体の稽古はないのですが、
プラネットステーションにある、
野外施設で個人練習でもしようと思いやって来ました。
すると、すでに先客が(^_^)
公の文化施設等が縮小の方向にある大阪ですが、
演劇などの人口は減ってないってことでしょうか。


日中は雨でしたが、雲間から太陽が覗いて来ました。
夜からは明日の機材の積み込み作業もあるので、
それまで地道に頑張るぞ。

楽しんで(^_^)

『魚の森で・・』製作日記 ９

『余白』

明日が本番となりました。ＯＮＥＷＡＹＴＲＩＰ『魚の森で君と逢う』。
余裕は・・相変わらず『０』ですが、

どうだろう？

うまく言えませんが、いつもよりも『余白』があります。
精神的な許容量を余して、ＯＮＥＷＡＹの本番に臨むのは、初めてです。
この心境は、追い詰められているよりも、むしろ恐怖だったりして。

　

勿論、今回も例にもれず、プレッシャーで心臓吐き出しそうになりましたが・・。
『気苦労が多けりゃ頑張ってる。』
みたいな価値基準にいつまでも縛られてるのもどうなんだろうか？
と、漸く思える様になりまして。

　

ある意味では『頑張らないこと』をテーマにしている様な、
そんな自分がおりました。

『頑張らない』って？
良い状態でいることだと思いました。

『良い状態』って？
幸せを感じて、生きている状態だと思いました。

いつだって僕は冷静沈着じゃないし、理路整然としていません。
それは、それで良いとして・・
本番数日前になり、やっと『幸せ』の境地にはたどり着けました。

幸せを感じて生きるって、思った以上に幸せです。

今日も明日も幸せに。

勿論、本場が終わっても、ずっとずっと。

ONEWAYくん

ＯＮＥＷＡＹＴＲＩＰには、秘かにキャラクターが存在しています。
メンバーの阿形ゆうべデザインによる『ＯＮＥＷＡＹくん』。
普段は滅多に姿を現さないのですが、確実に存在しております。

そのＯＮＥＷＡＹ君が、ついに！！

・・・シールになりました。



このシールも、阿形ゆうべ作。
僕は、台本を入れているクリアファイルに貼っつけております。

少し、ほっこりします。

リバープレイス

今日は、なんばハッチの前で台本読んでます(^_^)

ＪＲなんば駅周辺はストリートダンサーだらけで、
おっちゃんは落ち着けず(＾＾ゞ
河のほとりは、若干のんびりです。
若手の芸人さん達が、ちらほらと漫才の練習してはります。
ここなら一人で台詞を声にしながら練習してても違和感なし。

ちなみに、この辺は２年ほど前に、
『とんぼりリバークルーズ』のＭＣをしながら船で何度も通った場所。
久しぶりに来たら、外観が変わっていてびっくりです。
時代は変わって行きますね(＾＾ゞ

そんなこんなで、今日はこのまま、
大阪ミナミで野外ゲリラ稽古です(^_^)