大阪一人旅のレポート、その中編です。どうぞお読み下さいませ。
※大好きな天満橋方面の窓でした。
大阪城に近い立地だったので「もしや大阪城ビューやったりして?」と、
やんわり期待しつつカーテンを開けると天満橋駅の上にある京阪シティモールがどーん!
これは僕にとって非常に嬉しいことでした。
前編で少し触れた僕の幼い頃の思い出はこの場所にあります。
当時はシティモールではなく松坂屋でしたけど。
見慣れた天満橋の風景を存分に眺めてから『幻坂』を存分に読む。
気まぐれに本を置き、書きたいことを書く。(ルーズリーフにメモを書き散らす)
で、読みたくなったら筆を置き、気まぐれに読書を楽しむ。
13時にチェックインして、気が付けばあっという間に18時過ぎ。少し行き詰って来たので散歩へ。
件の京阪シティモールに行きました。
ジュンク堂あたりで書籍に触れれば何かアイデアが出るかなと思ったのですが、
「今はインプットするより、アウトプットすべし」という心の声に従って、
最上階にあるレストスペースへ。大川を望むベンチで休憩しました。
※8Fのレストスペース。ここも結構好きな空間です。
このスペースは夜になるとちょっと暗いのですが、所々を大きなダウンライトが照らしています。
「芝居のサスみたいやな」と思いつつ、明かりの下にあるベンチに腰掛けました。
(※サス→舞台照明のサスペンションライトの通称)
前方の壁一面のガラスに自分の姿が浮かび上がる。
ふと本当に舞台上にいる錯覚がしました。ものすごくリアルに舞台上の自分とお客様が見える。
するとインスピレーションが…。
これから書こうとしている本の内容やセリフではなく、舞台上の感覚。
何とも言えぬ臨場感が湧き上がって来ました。
そこでメモ、メモ、メモ。
ホテルの一室で点のように出てきた個別のアイデアが、ここで一本の線になっていく。
「出来た」
完成した訳ではありませんが、作品の世界観は出来たような気がしました。
すぐにその場を立ち去るには少し名残惜しかったので、しばらくベンチで『幻坂』を読むことに。
『真言坂』を読み終えて、はらりと涙が。
得心した僕はホテルへと帰りました。
つづく
※大好きな天満橋方面の窓でした。
大阪城に近い立地だったので「もしや大阪城ビューやったりして?」と、
やんわり期待しつつカーテンを開けると天満橋駅の上にある京阪シティモールがどーん!
これは僕にとって非常に嬉しいことでした。
前編で少し触れた僕の幼い頃の思い出はこの場所にあります。
当時はシティモールではなく松坂屋でしたけど。
見慣れた天満橋の風景を存分に眺めてから『幻坂』を存分に読む。
気まぐれに本を置き、書きたいことを書く。(ルーズリーフにメモを書き散らす)
で、読みたくなったら筆を置き、気まぐれに読書を楽しむ。
13時にチェックインして、気が付けばあっという間に18時過ぎ。少し行き詰って来たので散歩へ。
件の京阪シティモールに行きました。
ジュンク堂あたりで書籍に触れれば何かアイデアが出るかなと思ったのですが、
「今はインプットするより、アウトプットすべし」という心の声に従って、
最上階にあるレストスペースへ。大川を望むベンチで休憩しました。
※8Fのレストスペース。ここも結構好きな空間です。
このスペースは夜になるとちょっと暗いのですが、所々を大きなダウンライトが照らしています。
「芝居のサスみたいやな」と思いつつ、明かりの下にあるベンチに腰掛けました。
(※サス→舞台照明のサスペンションライトの通称)
前方の壁一面のガラスに自分の姿が浮かび上がる。
ふと本当に舞台上にいる錯覚がしました。ものすごくリアルに舞台上の自分とお客様が見える。
するとインスピレーションが…。
これから書こうとしている本の内容やセリフではなく、舞台上の感覚。
何とも言えぬ臨場感が湧き上がって来ました。
そこでメモ、メモ、メモ。
ホテルの一室で点のように出てきた個別のアイデアが、ここで一本の線になっていく。
「出来た」
完成した訳ではありませんが、作品の世界観は出来たような気がしました。
すぐにその場を立ち去るには少し名残惜しかったので、しばらくベンチで『幻坂』を読むことに。
『真言坂』を読み終えて、はらりと涙が。
得心した僕はホテルへと帰りました。
つづく