コーヒーをよく飲む。
と言っても一日一杯か二杯ぐらいだけど。飲むタイミングは朝が多い。もっぱらインスタントコーヒーを飲んでいるけど特別な拘りはない。特別な拘りがないからと言って好きでもないものを無理に飲んでいる訳でもなくて、やはりそれなりにインスタントコーヒーが好きなのだ。コーヒーミルで豆を挽いたりすることにも憧れていたりはするけれど。
家庭用のインスタント以外だとどんなコーヒーがあるだろうか。
例えば喫茶店で飲むコーヒー。今でも町中に昔ながらの純喫茶を見かけることがたまにあるけどなかなか入るきっかけがない。昼休みに職場近くの定食屋で昼食をとった後に行きつけの喫茶店に寄ってちょっと一服なんて風情も日常からなくなって随分と久しい気がするし、暇を持て余している時にたまたま前を通りかかった喫茶店に立ち寄るなんてこともない。外資系のカフェともなるともっと利用頻度が減る。というかまず入らない。別に毛嫌いしている訳ではないのだけれどちょっと苦手なのだ。これはあくまで個人的なノリの話であってお店の問題ではない。あと喫茶店と言えば二十年ほど前に大阪市内のビジネス街にある某老舗コーヒーショップで働いていたことがあるのだけれどコーヒー一杯五百円もして驚いた。そんなに驚くことでもないのかも知れないが正直心の中で「五百円のコーヒーなんか誰が飲むねん!」と叫んだことを覚えている。が、毎日大繁盛で大忙しだった。あくまで私の金銭感覚とずれがあっただけで何事も適正価格というものは場所や人によって決まるということだ。もっと高級な店になると一杯千円以上、更に超高級店ともなるとバカラのカップなんかに注がれたマニアックなコーヒーが一杯一万円から数万円(最高で十万円とか)するお店もある。コーヒーの幅は広い。
もうひとつ忘れてはならないコーヒーがある。それは缶コーヒーだ。
コンビニ、スーパー、自動販売機、いつでもどこでも安価で購入出来て常に一定のクオリティを保っている缶コーヒー。どのメーカーの商品もひと目で缶コーヒーだと分るサイズとデザインで大量に陳列されている。そして何より凄いのは大体どれも同じような味であるということ。馬鹿にしているのではない。暑い日も寒い日もいつでもどこでも手軽に購入出来て常に当たり外れがなく極自然に生活の中に寄り添っている缶コーヒーを心底凄いと思っているのだ。ブラック、微糖、ミルク、消費者の好みに合わせて各種用意されている。特に微糖が凄いと思う。ブラック派と甘党派のどちらの許容範囲にも入れる微糖は尊い。迷った時の微糖だ。プロ野球で例えるならユーティリティープレイヤーもしくはワンポイントで出場回数がやたらと多い中継ぎエースみたいなものだろうか。どの商品も大きく偏ったりに変に尖ったりしている印象はないかも知れないが裏側では激しくしのぎの削り合いが行われているであろうことは誰にでも簡単に察しがつく。各メーカーの企業努力あってのことだ。
とても長い前振りになってしまった。
出来れば私はそんな缶コーヒーみたいな歌を作れるようになりたいと思っている。
ちなみに缶コーヒー、あまり飲まないけれど。
全てのコーヒーに幸あれ。
ビードロ
うっかり忘れた約束を思い出して
今さら笑えないと笑った
すっかり暮れてた夕暮れはもう夜になり
なおさら会えないと思った
時は戻る気配もない空
この思いだけが飛んで
行っちまえばいい
とってもきれいなビードロみたいな世界
迷った路地裏で出会った
君の好きな猫と星と甘いもの
願わくばそばにいても
いいですか?
苦い涙とハチミツみたいな雨
降ったり止んだり風が吹いたり
下手な嘘と上手く歌えもしない歌
他には何も 何もない
何にもない
ぽっかりと空いたこの胸を埋めてくれ
小さな小さな
光
包んでよ
【スケジュール】
ロージーABENO
【日時】10/3(月)19時オープン19時半スタート
【料金】2000円(1ドリンク付)
【場所】ロージーABENO
【出演】クマゴロー 田中悟 他
ロージー心斎橋NEO
【日時】10/15(土)19時オープン19時半スタート
【料金】2000円(1ドリンク付)
【場所】ロージー心斎橋NEO
【出演】H2 田中悟 川内聡一朗 ナカオアキコ ハルキゲニア
総持寺チェンノガット
【日時】10/23(日) ※詳細未定
【場所】総持寺チェンノガット
【出演】田中 悟 他
瓢箪山MK2
【日時】10/26(水)※詳細未定
【場所】瓢箪山MK2
【出演】田中悟 他
と言っても一日一杯か二杯ぐらいだけど。飲むタイミングは朝が多い。もっぱらインスタントコーヒーを飲んでいるけど特別な拘りはない。特別な拘りがないからと言って好きでもないものを無理に飲んでいる訳でもなくて、やはりそれなりにインスタントコーヒーが好きなのだ。コーヒーミルで豆を挽いたりすることにも憧れていたりはするけれど。
家庭用のインスタント以外だとどんなコーヒーがあるだろうか。
例えば喫茶店で飲むコーヒー。今でも町中に昔ながらの純喫茶を見かけることがたまにあるけどなかなか入るきっかけがない。昼休みに職場近くの定食屋で昼食をとった後に行きつけの喫茶店に寄ってちょっと一服なんて風情も日常からなくなって随分と久しい気がするし、暇を持て余している時にたまたま前を通りかかった喫茶店に立ち寄るなんてこともない。外資系のカフェともなるともっと利用頻度が減る。というかまず入らない。別に毛嫌いしている訳ではないのだけれどちょっと苦手なのだ。これはあくまで個人的なノリの話であってお店の問題ではない。あと喫茶店と言えば二十年ほど前に大阪市内のビジネス街にある某老舗コーヒーショップで働いていたことがあるのだけれどコーヒー一杯五百円もして驚いた。そんなに驚くことでもないのかも知れないが正直心の中で「五百円のコーヒーなんか誰が飲むねん!」と叫んだことを覚えている。が、毎日大繁盛で大忙しだった。あくまで私の金銭感覚とずれがあっただけで何事も適正価格というものは場所や人によって決まるということだ。もっと高級な店になると一杯千円以上、更に超高級店ともなるとバカラのカップなんかに注がれたマニアックなコーヒーが一杯一万円から数万円(最高で十万円とか)するお店もある。コーヒーの幅は広い。
もうひとつ忘れてはならないコーヒーがある。それは缶コーヒーだ。
コンビニ、スーパー、自動販売機、いつでもどこでも安価で購入出来て常に一定のクオリティを保っている缶コーヒー。どのメーカーの商品もひと目で缶コーヒーだと分るサイズとデザインで大量に陳列されている。そして何より凄いのは大体どれも同じような味であるということ。馬鹿にしているのではない。暑い日も寒い日もいつでもどこでも手軽に購入出来て常に当たり外れがなく極自然に生活の中に寄り添っている缶コーヒーを心底凄いと思っているのだ。ブラック、微糖、ミルク、消費者の好みに合わせて各種用意されている。特に微糖が凄いと思う。ブラック派と甘党派のどちらの許容範囲にも入れる微糖は尊い。迷った時の微糖だ。プロ野球で例えるならユーティリティープレイヤーもしくはワンポイントで出場回数がやたらと多い中継ぎエースみたいなものだろうか。どの商品も大きく偏ったりに変に尖ったりしている印象はないかも知れないが裏側では激しくしのぎの削り合いが行われているであろうことは誰にでも簡単に察しがつく。各メーカーの企業努力あってのことだ。
とても長い前振りになってしまった。
出来れば私はそんな缶コーヒーみたいな歌を作れるようになりたいと思っている。
ちなみに缶コーヒー、あまり飲まないけれど。
全てのコーヒーに幸あれ。
ビードロ
うっかり忘れた約束を思い出して
今さら笑えないと笑った
すっかり暮れてた夕暮れはもう夜になり
なおさら会えないと思った
時は戻る気配もない空
この思いだけが飛んで
行っちまえばいい
とってもきれいなビードロみたいな世界
迷った路地裏で出会った
君の好きな猫と星と甘いもの
願わくばそばにいても
いいですか?
苦い涙とハチミツみたいな雨
降ったり止んだり風が吹いたり
下手な嘘と上手く歌えもしない歌
他には何も 何もない
何にもない
ぽっかりと空いたこの胸を埋めてくれ
小さな小さな
光
包んでよ
【スケジュール】
ロージーABENO
【日時】10/3(月)19時オープン19時半スタート
【料金】2000円(1ドリンク付)
【場所】ロージーABENO
【出演】クマゴロー 田中悟 他
ロージー心斎橋NEO
【日時】10/15(土)19時オープン19時半スタート
【料金】2000円(1ドリンク付)
【場所】ロージー心斎橋NEO
【出演】H2 田中悟 川内聡一朗 ナカオアキコ ハルキゲニア
総持寺チェンノガット
【日時】10/23(日) ※詳細未定
【場所】総持寺チェンノガット
【出演】田中 悟 他
瓢箪山MK2
【日時】10/26(水)※詳細未定
【場所】瓢箪山MK2
【出演】田中悟 他