田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

いつの時代も歌は勝手に耳に入って来る

2019年03月31日 | 日記
いつの時代も歌は勝手に耳に入って来る。
ラジオ、テレビ、レコード、カセットテープ、商店街のスピーカー、喫茶店の有線…
僕が自ら好んで歌を聞くようになったのはいつの頃からだろう。
レコード屋さんへ行く時のドキドキ、
商品棚からレコードを引き出す時のドキドキ、
LPを小脇に挟んで家に帰る時のドキドキ、
針を落とす瞬間のドキドキ、
歌は耳で聞くだけではなく嗅覚も刺激するし視覚にも飛び込んでくる。
友達にダビングして貰ったテープをラジカセで聞く。
ウォークマンを手に入れて好きな場所で好きな歌を聞く。
スナックで歌うカラオケ、
カラオケボックスで歌うカラオケ、
今ではインターネットで色んな歌が聞けようにもなった。

先日のライブの日。
いつものようにジャンカラに寄って声を出していた。
ドリンクバーに行くために廊下へ出たら、
店内に流れるBGMが耳に入った。たぶん今流行っているのであろう曲。
それっぽい声、それっぽい歌詞、それっぽいメロディ。
今時のヒット曲にはあまり関心がないのだけれど、
その時なぜか強く心に訴えかけられた気がした。
きれいな旋律、きれいな言葉、きれいな声、それだけでも音楽は人を癒す。
「それだけでも」なんて言い方はそもそもおかしいかも。
それだけのことをクリアした作品を作ることがどれだけ難しいことであろうか。
そう思って聞きこめば、その創作の豊かさに気付かされる。

「だから人は歌を聞くんだな」

いつの時代にも多くの人が共通して好む「声」がある。
それは時代とともに移り変わってゆく。
流行り廃りなんて言われ方もする。
万人受けしそうなものほど万人に軽くあしらわれたりもする。
だけどそうやって歌は流れる。
ありがちと普遍の境界に君臨する、歌詞、タイトル、コピーライト、
誰もが理解し得る記号のような、画像、色、デザイン、
分かっていながらも気付かぬうちに引っかかるフック、
優しさに裏打ちされた痛み、
自浄作用でうっかりこぼす涙、
実体験が伴わぬともあたかもリアルに生ずる共感、
それらを演出してこその流行り歌であるならば、
素晴らしき大衆歌は今もいつでも世に溢れている。

「そんな歌を作りたいし歌いたい」

いつの時代も歌は勝手に耳に入って来る。
僕の歌はいつか誰かの耳に届くだろうか。



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そして俺がいなくなった

2019年03月30日 | 日記
ステージに俺がいない
肉体は存在しているのに
俺がいない
歌の中に俺がいない
魂が消滅した訳じゃないのに
俺がいない
俺は俺をどこかに置き忘れてしまったようだ

息を吐く、余計なものをなるだけ捨てたつもりだった
息を吸う、必要なものをなるだけ足したつもりだった
息を飲む、自分を捨てなきゃならないと思った
息が詰まる、自分を捨てちゃいけないと思った

だけど結局
俺がいない

俺の中から生まれた歌だけど
俺が歌っているんだけど
俺がいない

俺は自分の中の自分を見つめている
俺は俺の内側で
俺をずっと探している

そして俺がいなくなった





嘘恋

どうせ妄想に浸ってるだけさ
酔いしれるふりは悪い癖
正直な君を見下ろせば
飽き飽きしてる横顔

もうちょっと我慢してのひと言で
余計に溢れて
夜が明けた

蹴散らしてしまえ朝なんて
あれこもれも全部嘘
ケチくさくて嫌になるほどに
奪い合って疲れるだけの

嘘恋

赤の女王狂ってる宴
とどまるために走り続ける
黒猫と戯るアリス
鏡の中で回ってる

もうちょと早くしてのひと言で
余計に縺れて
夜が果てた

散らかしてしまえ夢なんて
甘くもない苺頬張る
嗾けておいて消えかけの
悪意に満ちてる微笑

蹴散らしてしまえ朝なんて
あれこもれも全部嘘
ケチくさくて嫌になるほどに
奪い合って疲れるだけの

嘘恋



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今日はライブ

2019年03月29日 | 日記
今日は3月最後のライブです。
場所は新しく移転した心斎橋ロージーNEOさん。
なんと今日がプレオープンの初日です。
まだ見ぬ新店舗でわくわくしますが、
いつもどおり、緊張したり楽しんだり、
あれこれ心を動かしながら歌いたいと思います。

『第三木葉部』がファイナルを向かえたものの、
寧ろ心落ち着かず、胸中がそわそわする日々。
そんな中でも次のライブに向けての練習を重ねておりました。

ひとつ終えたら次へ、
また次へ、次へ、次へ…
芸事の道ってそんな感じです。
でも脳内や胸中ではなかなか終了しません。
終った公演、ライブ、イベントがずっと内面で継続される感覚。
それでも芝居に関しては比較的はやく抜けるような気はします。
「公演後、役が抜ける」とかそんな感覚。
寧ろ芝居に関しては終れば終わり。
なるべく後を引かないように若い頃から心掛けてきました。
でもライブはなかなか…。
単純に慣れてないだけかも知れませんけど。
四十の手習いで始めた弾き語りも、もうすぐ五十の手習いへと突入します。
手習いな感じです、まだまだ。

今日も朝から緊張してます。

いい感じです。



心斎橋ロージーNEO
新店舗プレオープン第1夜



【新店舗住所】
BARロージー心斎橋NEO 【地図
大阪市中央区西心斎橋2-6-11日宝クラウンビル5F
地下鉄御堂筋線なんば25番出口を出て北(心斎橋駅方面)に向かいドンキホーテを左折、
道頓堀川沿いを西へ10m、炉ばたでっち亭のあるビルの5階。

【日時】3/29(金)19時半オープン20時スタート
【料金】2000円(2ドリンク付)
【場所】心斎橋ロージー
【出演】H2 KOOLJOE 田中悟 芳本春治 hajime the end 
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3/21 有難うございました!『第三木曜部』

2019年03月28日 | 日記
先週の木曜日は『第三木曜部』ファイナルでした。



あれからちょうど1週間です…え?
1週間?
まだ1週間しか経ってないことに驚いてます。
もう随分と月日が流れたような感覚でおりました。
ほんとに大袈裟な話じゃなくて。
1週間前なんてつい最近のことではないですか…。

『第三木曜部』を始めてからずっと時間の感覚が独特です。
最初の頃は1ヶ月が早くて、
「え、もう今月の第三木曜?」
と思っていましたが、
いつの頃からか時間の流れが逆に遅く感じられるようになり、
「先月の第三木曜部って、誰がゲストで、どんなことをしたっけ?」
という感じで、思い出すのも難しいほど1回1回のズパンが長く感じられるようになりました。
それでいて、
「本当に4年以上も続けているのかな?」
「ほんの2,3ヶ月しかやってないような気がする(←これはちょっと大袈裟ですが)」
なんて思っておりました。

まさに、竜宮城。
ただし道頓堀の竜宮城にいたのは乙姫様ではなく、かつおさんでした。
鯛やヒラメはおらず、かつお、かつお、かつお…
そこはまさに、かつおの遊び場でした。



4年以上も毎月かつおの遊び場さんにて遊ばせて頂きました。
ただただ楽しく、和気藹々と、ほがらかに、
まったりとして、優しくて、温かくて、
そんな時間をお客様と一緒に過ごすことが最大の目的でした。
しかし、ひとつのイベントを立ち上げて走らせようと思うと、
バックヤードはドタバタしっぱなしで、
なんならステージの上もてんやわんやな4年3ヶ月でした。
寧ろ緩やかさの欠片もない超ハードなイベントだったかも。
その独特のグダグダな緊張感は客席までしっかり届いていたかと思います。



お客様から頂きました。
開くと寄せ書きまであります。

『第三木曜部』とは何だったんだろう?
『第三木曜部』で僕は何をしたんだろう?

答えはまだ出ないし、
『第三木曜部』自体が僕の中でまだ終ってません。
終息を迎えようとしません。



ただ何より言わなければならないことは、お礼であります。
皆様にはお礼しかありません。

色んな思い、
失敗、
楽しかったこと、
嬉しかったこと、
そして何より至らなかったこと、
全部ひっくるめて、

有難うございました!!


それでは最後にご唱和お願い致します…
第三木曜、ブ~!!
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今日は『第三木曜部』ファイナル!!

2019年03月21日 | 日記
【昨日のtwitter】
明日がスタートのような気がしてきた。きれいごとじゃなくて本気で。
明日、何かのスタート地点に辿り着くような気がする。
あくまでスタート地点付近に。



昨夜遅がけに近所のスタジオで練習をしていて、
ふと「明日がスタートなのかも知れない」という思いが過ぎりました。
このニュアンス…伝えづらいし、自分でも分りにくいし、
さして熟考もしていない。

第1回目はスタートではなかったのかというと、どうだろう?
スタートはスタートに違いなかったが、
何に向けて、何がスタートしたのか?
正直なところ何もかもが分らない。
分らない…理路整然と説明出来ないのである。
そして説明不要でもあり、
分らなくてもいいとも思っている。
分らないけど、分かっている。
頭の中で整理してないだけで心には強い思いが宿っている。

本番はあくまで本番。
だから当然この4年3ヶ月間は毎月第三週目の木曜日に向けて真剣勝負を繰り返してきた。
僕はいつもバタバタと不手際だらけの至らないイベント主催者でしたが、
これで100%の真剣勝負。
本番は本番…
しかし本番に対する解釈や意味づけは人それぞれ。
自分の場合は?
やっぱり理路整然と説明出来ない。

でも心の中にはある。
自分なりの哲学が。
だってずっと舞台で生きてきたのだから。
稽古は本番のように、本番は稽古のように。
そして千秋楽は初日のように。
終ったらバラして全てを常(じょう)に戻して撤収、そして次へ。

そして次へ。

だから今日はスタートなのだと思う。




今月もいつもどおり楽しみましょう(^-^)



ことぶきつかさ・田中悟の『第三木曜部』

毎月第3木曜日、毎回多彩なゲストを迎えお届けします。
楽しいトークやライブをどうぞお楽しみに♪

【日時】3/21(木)19時オープン19時半スタート
【料金】1500円(1ドリンク込み)
【会場】かつおの遊び場 
【出演】ことぶきつかさ 田中悟 cookie
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『第三木曜部』ファイナルに向けて 小さな歌

2019年03月19日 | 日記
いよいよ明後日がファイナルとなる『第三木曜部』。
個人的な準備もしつつ、
ドリゴナのバンド演奏の練習もしております。
あと当日会場で流す予定の動画の編集やら、
遅れている動画編集も。
一度遅れてしまうとなかなか追いつくことが出来ず、
最近やっとこ昨年11月分の動画編集をしておりました。
撮影も編集も何年やっても要領を得ることが出来ません。
要領が得られないと同時に、
僕のパソコンの容量もどんどん減っておりますが、
ぼちぼち、こつこつと進めます。
動画の出来上がりをどうぞお楽しみ♪

そんな感じで作業が遅れているにも関わらず、
編集中に見つけた自分の動画をここにUPしたいと思います。
『第三木曜部』にて強引に始めた1ヶ月に1曲新曲を作るという企画。
自分にとって決して楽な試みではありませんでした。
しかし何事もチャレンジあるのみ。
強引であろうと取り組んだら取り組んだだけ成果を得ることも出来ます。
お陰様で曲のストックも増えました。

しかし…

作ったものの『第三木曜部』で一度歌ってそれっきり、
という曲も沢山あります。
作った僕自身が覚えていない歌なんかもありそうです。
今回編集をしていて、
「あ、そうや、こんな歌も作ったんやった!」
と思い出したのが「小さな歌」という曲。
確か本番の数日前にやっと完成して、
当日も自分自身あまり手応えみたいなものを感じられず、
それっきり歌っていませんでした。
でも時間を置いて聞いみたら、
あ、この歌、これはこれで別にいいかも?…なんて自分で思ったりして。(自画自賛?お恥ずかしい)

作った曲の掘り下げということも今後は大切にしたいと思います。
良かったら聞いて下さい。



小さな歌 田中悟 2018.11 @かつおの遊び場



小さな歌

明け方の暗い空に最後まで
残ってた星が消えるよ
ゆうべ誰かを待っていたのかな
会いたい人に会えたかな

一番大切なものにかぎって
大切に出来ないのは
なぜなんだろう
聞かせてあなたの小さな歌を
教えてあなたの小さな声で

いつまでたっても
祈り続ける
また会える

物語 生きる日々の語り草
誰かに聞いて欲しいけど
誰にも言わなくていい
誰の耳にも届かなくてもいいから

一番大切なあなたにだけ
大切な思いを
打ち明けたい
聞かせてあなたの本当のことを
教えてあなたの優しい声で

いついつまでも
信じ続ける
また会える

ごめんねあなたを抱きしめられたなら
ごめんねもっと強くて優しかったら
聞かせてあなたの小さな歌を
教えてあなたの小さな声で

明け方の空
見上げているよ
また会える




ことぶきつかさ・田中悟の『第三木曜部』

毎月第3木曜日、毎回多彩なゲストを迎えお届けします。
楽しいトークやライブをどうぞお楽しみに♪

【日時】3/21(木)19時オープン19時半スタート
【料金】1500円(1ドリンク込み)
【会場】かつおの遊び場 
【出演】ことぶきつかさ 田中悟 cookie
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『第三木曜部』ファイナルに向けて

2019年03月18日 | 日記
今週の木曜日はいよいよ『第三木曜部』ファイナルです。
4年と3ヶ月…でかい、でかすぎます。
でも、
あまりにも一瞬の出来事でした。

約4年間を振り返り、敢えてひと言で言い表すとすれば、
「その全てが失敗」
だったと言いたい。
「失敗」という言葉に託した思い、
僕の微妙なニュアンス、
多くの人に伝わると勝手に思っています。
スマートに上手におさめるのが嫌いな性格なもんで、すみません。
芝居もそうだし、歌もそう。
でも滅茶苦茶でいいとは思ってないんですよ、これでも。
これでもそれなりに美学があります。
惨敗の美学、
劣等の美学、
でたらめの美学、
アホの美学、
愚か者の美学、
とか色々と。


感謝しかないんですよ、伝えるべきことは。
アホな自分でも分かってます、分かってるつもりです。
あくまで、つもりです。

ただ、どんなふうにその感謝を表現するか?
最後までやりきるだけだと思ってます。
いつもどおりに、
1から100まで『第三木曜部』。



個人的なことですが、
今月も新曲に挑戦します。
作った時には何も感じていなかったのですが、
今、歌詞を読み直したら、
何だか『第三木曜部』のことを歌ってるような気がします。
でも偶然です。


※以前ブログにUPした歌詞に改訂が加わりました。


夕映えのリンネ

目の前の景色
それはまるで輪廻さ
毎秒ごと変わりゆく雲みたい
じっとしてられなくて、ごめんね
急ぐ 急ぐ

よく考えてみなよ
そこにあるのは
一瞬にして消える泡さ
とどまること出来ない情
廻る 廻る

思いどおりに色塗ってみな
どうせ今だけさ
遠ざく思い
夕映えばかりを色濃くしてゆく

悲しんだり泣いたり
し足りないんだね
こぼれた泪は雨みたい
指先からまる水色
流る 流る

もっと綺麗な欲望でほら
二人塗り潰せ
愛情それ以上に
夕映えばかりを何度も

何となくなんだけど
気に入らないものを
手にしてみたり
壊してみたりすれば
何もかも少しぐらいは
好きになれるんじゃないかなって
そう思うよ

思いどおりに色塗ってみな
どうせ今だけさ
遠ざく思い
夕映えばかりを色濃く

もっと綺麗な欲望でほら
二人塗り潰せ
愛情それ以上に
夕映えばかりを何度も

繰り返す



ことぶきつかさ・田中悟の『第三木曜部』

毎月第3木曜日、毎回多彩なゲストを迎えお届けします。
楽しいトークやライブをどうぞお楽しみに♪

【日時】3/21(木)19時オープン19時半スタート
【料金】1500円(1ドリンク込み)
【会場】かつおの遊び場 
【出演】ことぶきつかさ 田中悟 cookie
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3/16 BEA'S CAFE

2019年03月18日 | 日記
「手見せ」「ショーケース」という言葉はあまり一般的ではないかも知れません。
(※ショーケース=陳列棚、商品棚ではなく)
芸人さんやパフォーマーが自分の芸やスキルを業界関係者に向けてPRすることです。
一般的には「プレゼン」という言葉が分りやすいかも知れませんね。

3/16のBEA'S CAFEでのライブを終えて、
何とも言えない妙な感覚に陥りました。
どのライブでも楽しい嬉しいだけじゃなく、
常に自己反省ってのは付き物なんですけど、
この夜は強烈に心に迫る何かがありまして、
それは一体何なのだろう?と考えた次第です。

もしかしたら自分は、
「手見せ」や「ショーケース」的なことをライブでしてしまっているのかも知れない…
という危惧感に襲われました。
いや、「手見せ」や「ショーケース」にも至ってないかも。
うん、至っていない。
自己卑下ではなくて、謙遜でもなくて、冷静に、客観的にそう思う。

曲を作って、練習して、ライブをする…。
「こんな曲を作りました」
「こんなオリジナル曲があります」
というこで精一杯な自分がいる。
この状態から、もう一歩前に踏み出したい。


そんなことを思ったのは、
それだけこの夜が刺激的な時間だったからだと思います。
この夜に至るまでの全てのライブ、全ての時間が、
自分に何かを教えてくれた気がします。




【セットリスト】
ラブ
シュールなる夜
夜走曲
消えちまえ大切なもの
天国まで


探求は尽きない。
だからまた歌を作るし、苦手なギターと苦手な歌の練習からも逃げない。
そして歌う。


6月のワンマンの前にも、
5月にもう一度BEA'S CAFEでのライブを予定しております。

前進あるのみ。



田中悟ワンマン

【日時】6/8(土) ※詳細未定
【場所】BEA'S CAFE
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今日はBEA'S CAFE

2019年03月16日 | 日記


今日はライブです。
ワクワクと緊張…。
最近はほんとに歌うのが楽しくて、
曲を作るのも楽しいし、詩を書くのも楽しいです。

で、やっぱりライブの日は朝から緊張しますね。
この緊張感も最近では随分と楽しめるようになりました。

相変わらず静かな曲が多いのですが、
その中でも少しずつ力強さみたいなものが歌の中に生まれつつあるのを感じています。
それはとても微量な力なんですけど。

求めてるんです、強さを。自分自身が。
物凄く時間が掛かるけど、
求めたものは必ず手に入るような気がします。
手に入るというか、
自分の中から生まれてくるという感じです。
外からやって来るのではなく、
内から生まれてくる感じです。

10代の自分が思い描いた自分に向かって、
50代を前に漸く行動に移せました。
いや今までだって行動に移してなかった訳でない。
ライブ活動も録音作業もしてなかったけど曲を書き溜めた20~30代、
そして歌うことへの恐怖症を克服した40代。
約半世紀近くくすぶって、
今もまだくすぶってるけど、
歌えることが幸せです。


今日もたっぷり幸せの世界へ飛び込みます。
緊張があって、怖さがあって、面白くて、優しくて、温かくて、クールな世界。


今宵はええ男達が集まります♪
お気軽に遊びに来てください。




BEA'S CAFE

【日時】3/16(土)19時オープン19時半スタート
【料金】1800円(1ドリンク付)
【場所】BEA'S CAFE
【出演】山田智史 田中悟 ツーストローク 西川哲矢
※田中悟は20時過ぎ頃から歌います。
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悟ってたまるか

2019年03月12日 | 日記


自分 VS 自分、と書くのと、
自分 対 自分、と書くのでは何か違いがあるだろうか。
「VS」は戦いや競い合いで、
「対」は対峙とか向き合うという感じがします。

練習、練習、練習の日々。
弾き語りの練習を始めた頃はたっぷり孤独を感じました。
芝居の世界で生きてきたからか、
常に周りに人がいました。
稽古場に行けば、共演者、演出家、スタッフがいて、
共同作業としての稽古やリハーサルがある。
勿論一人でも稽古はします。
稽古場に入る前の一人の稽古、つまり稽古に対する準備ですね。
この準備がいかに大切か。
でも、それだって全体の稽古を前提にした話。
弾き語りのように一人で表現行為に臨む場合は、
一人稽古の次が即本番ですから、いつもプレッシャーにさらされます。
プレッシャーが嫌なら、
プレッシャーを感じないメンタリティで臨めばいいだけなんですけどね。
要は考え方次第。芝居や音楽に限らず全ての仕事に通じることかも知れません。
ただ、
僕はどうやらプレッシャーが好きなようです。

「追い込む」とか好きなんです。
「特訓」とか大好き。
でも「追い込まれる」のは大嫌いな我侭な性格。
自分で自分を追い込むから叱咤激励御免という方針。
少年野球やってた頃から自分の練習メニューは自分で作りたい派だったので、
元来、団体活動には向いないのかも知れませんね。
芝居の世界に入って漸く協調性のカケラぐらいを身に付けることが出来たのかも知れませんが、
それにしたって我侭な性分は簡単には治らず、
我侭さは年齢とともに激しくなり、
今ではすっかり「自分対自分」の世界に偏りがちです。
必然と言えば必然。

でも、

人は一人で生きている訳ではない。
ソロでパフォーマンスをしていても、
周りには人、人、人。
練習は一人でも本番になれば沢山の人との共同作業です。
何よりお客様に見て頂くことを前提にしているのですから、
ステージは自分だけの世界じゃない。
ステージに立つまでが「自分対自分」の世界なんだと思ってます。

コーチも演出家も監督もいない。
稽古場にいるのは自分だけ。
自分のコーチは自分。自分が指導する対象も自分。
だけど一歩世間に出れば我以外皆師匠。



なんか堅苦しいこと書いたけど、
そうか、そうですね、もっと周囲の人に意識を向けよう。
優しさとか思いやりとか関心とか、
そういうの忘れがちな自分がいます。

自分を追い込む姿勢で人には接しないようにしなきゃ。
愛ってなんなのか?
そんなの分らなくていい、悟ってたまるか。
その上で言いたい、

愛だろ、愛。



BEA'S CAFE

【日時】3/16(土)19時オープン19時半スタート
【料金】1800円(1ドリンク付)
【場所】BEA'S CAFE
【出演】山田智史 田中悟 ツーストローク 西川哲矢
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