写真はアグリアスとゆう蝶の標本であります。と言いましても、これはお芝居の小道具。
つまりフェイクです。制作スタッフ丹原さんによる手作りの物です。
凄いですね。「この芝居に蝶が必要!!」となれば手製でも用意する。
作品への愛、お客様へのサービス精神の結晶ですね。
衣装、小道具、音響・・・その他、作品に関わる物、それらに携わる人、
全てがもう一人の主役と言っても過言ではないです。
ミステリーの主役と言えば勿論“名探偵”でありますが、
もう一人、重要な「影の主役」がストーリーの中に存在します。
それは・・・被害者。
例え劇中に現れなかったとしても、
被害者とゆうキャストが、ストーリーの中に渦中の人物として常に存在しています。
今回の『ブラジル蝶の謎』では、事件現場の人型としても登場してましたけどね。
上の写真は本番で実際に使われたものです。
初日に会場入りしてから、僕とカオルちゃんとで大急ぎで作りました。
稽古場では、これが時々ドラえもんになったり、スヌーピーになったりもしましたが・・・
本番では実際に、モデルとなる人にその場に倒れて貰って形をなぞりました。
さて、
もう一人の主役でもあるこの人型。そのモデルとなったのは誰だと思いますか?
それは・・・・
大澤くんでありました。
案外、今公演最大の裏話だったかも?