フィジカル再び

夏の公演『ダークキャッスル』にて何とか鍛え直した僕の体を、
年末の公演『見えない証拠』に向けてさらに鍛えようと思っています。

－８０ぐらい絶不調だった体調から、
『ダークキャッスル』にて＋－０までは復活させたかな？とゆうのが自己採点。
その後リバウンドもなく、大きな疲れもなくここまで来ました。
『見えない証拠』に向けて再びフィジカルの調整に励み、
何とか＋の値を増やしていきたいと思います。

先日撮影した作品では老け役に挑戦しましたが、
『見えない証拠』では何と１８歳ぐらい若返らなければなりません！！
(まあ実際はどんな役でも僕の肉体はそう変化しないんですけどね・苦笑)
とにかくコンデションは空気になって観客に伝わってしまうもの。
心身ともに良い状態でお客様の前に立ちたいです。

顔合わせやリハーサルは来月からなので、
それまでの時間を利用して少しずつ自主トレのスタートです。
楽しいレポートをお届け出来る様に頑張りますので、
皆さん期待してて下さいね♪


ミステリー名作選 アンコール編
エラリー・クィーン シリーズ『見えない証拠』
2008.12.6(土)　LiveBarD.Ⅲ

出演のお知らせ♪

荒木道成、年内にもう１本舞台出演のご案内です♪



ミステリー名作選アンコール編
エラリー・クィーン シリーズ『見えない証拠』

２００８年１２/６(土)　①19:00（開場18時）②21:30（開場20:45）

LiveBarD.Ⅲ 地下鉄西中島南方駅①番出口より徒歩3分
（大阪市淀川区西中島3-11-24 B1 ）

2500円（１ドリンク付）40席限定。完全予約制

【出演】
鈴木洋平(特攻舞台Baku-団）竹越勝彦 柊あやか ニドカオル
荒木道成(ONE　WAY　TRIP）坂本さやか
竹田朋子(演劇集団よろずや）門野恵子

【あらすじ】
ホテルの一室で起こった殺人事件。第一発見者は部屋付のメイド。
残された大量の証拠、4人の容疑者、それぞれの動機。
必要な情報を選び出し、惑わされずに真理を導き出すのは誰？
『全ての情報を正しい位置へ。説明できない情報があれば、
それは推論のほうが間違っているのです。』
それでは殺人現場でお待ちしております。


お馴染み劇団Ｐ・Ｔ企画さんのミステリー名作選。
今回は１夜限りの『アンコール編』とゆうことで、
ミステリー名作選記念すべき第１作品目、
エラリー・クィーンシリーズより『見えない証拠』の再演です。
初演は５年前になるそうで・・時の流れは早いものです。
当時僕は客席にいましたがまったく内容を覚えていません。
ちなみに今までに何本か拝見してますが一度も犯人を当てたことはありません。
推理は大の苦手です。
そんなまっさら(？)な状態で台本を読んだのですが・・面白いです。
良く出来たシナリオです。
是非、皆さんも推理に挑戦して下さい。ご来場お待ちしております。

◎チケットのお申し込み、そのた詳細はこちらをご覧下さい♪
劇団Ｐ・Ｔ企画ホームページ



ちなみに２００８年のミステリー名作選は他にもございます！
魅力のラインナップでございますぞ♪


ミステリー名作選Vol.23 at ChezNoix
少年探偵団２ 犬と岩
2008年10/30（木)～11/3（祝・月)
(残席わずか！！)


大阪商工会議所『大阪レトロナイト』シリーズ
ミステリー名作選Vol.24 atフジハラビル
明智小五郎４『紅（あか）の狂宴』
2008年12/19（金）～23(祝火)

自分と向き合う

前日のブログでＯＮＥＷＡＹの作風を自己解説してみましたが、
荒木道成とゆう役者の自己解説を試みると・・
とてつもなくコメントに困ります。
まあ、そんな事わざわざせんでもええやん。とも思うのですが、
再始動に向けて、色々と考えたいところです。
セルフプロデュース的な発想を今まで以上に強く持ちたいのです。

セルフプロデュースって難しいです。
自分をいかした活動スタイルを模索するのもひとつだし、
必要に応じて自分を改造するのもありですね。
この辺の話は制作とも絡んでくることなのでとにかく重要なのです。

メソッドのレッスンを受けて色々思いました。
堀本さんの映像作品に出演して色々思いました。
石田監督と再会して色々思いました。
１０年前の深夜番組を見て色々思いました。
自分に対してダメ出ししたいことがチョモランマぐらい山積みです。

さて、

堀本さんのＤＶＤが間もなく僕の手元に送られて来ます。
恐怖！！
これを見て今後の指針の参考にさせて頂こう。

時代と向き合う

再演に向けてまず過去の台本の洗い直しをしている訳ですが・・
かなり行き詰っております。
今このブログを書いてる時点では随分と気分は解消されてますけど(笑)。


ＯＮＥＷＡＹＴＲＩＰの作風を僕なりに解説するなら・・

『平成の不況。リストラにあったり会社が斜めに傾いたりで、
何かと大変なんだけどそこを何とか持ち応え、
不平もあるし喧嘩もするけど結局みんな心優しく仲が良い。
主人公はいつも夢と現実のギャップに悩んでは不器用に葛藤する日々。
やがて仲間に背中を押され順風満帆じゃないけど一歩前進する。
そんな平成版人情喜劇のＯＮＥ ＷＡＹ ＴＲＩＰ。』

と、こんな感じだろうか。

リストラされたサラリーマンが復活するまでを描いた『夕焼けのブルー』。
この本を書いたのは２００１年のこと。
あれから７年。
この短い間に世の中の景気や状況はさらに大きく変わりましたね。
年金、福祉、医療、育児、教育、環境、経済、雇用・・
ありとあらゆる大切なことに『問題』の２文字がついてまわります。


そんな日常生活をモチーフにして、はたして僕は喜劇を描けるだろうか？
って思うのです。
それどころか、喜劇なんてやってる場合やろか？とも。


『こんな時代やからこそＯＮＥＷＡＹの芝居にも意味があるんやで。』
そう言ってくれる人達もいます。めちゃくちゃ有難いです。

とにかく僕は劇作家として、ちゃんと社会や時代と向き合わねば。
別に社会派メッセージが売りじゃないし、そんな気はまったくないですけど、
小さな小さな日常世界をもっと丁寧に描きたいって思うのです。
演技者としてもしっかり内面を掘り下げたいし、
作家としても演出家としても同じこと。
その上で、やっぱりほんわかっとした喜劇がしたいです。

しっかりと取り組みます。知恵熱にうなされてますけど。




Ｐ.Ｓ　水面下で頭から湯気の僕ですが、嬉しい舞台出演のお知らせもあります！
近々ブログで発表しますのでお楽しみに～♪

再演に向けて・・・

(独り芝居『スタンドバイミー』２００４年)

ここ数日取り組んでいた翻訳(？)作業もひと段落つき、
そろそろ今後の活動に向けて具体的な準備を始めようと思っています。
と言っても、まだまだ先のことは流動的で、
現時点で次回公演のお知らせが出来る様な段階ではないんですけどね。
こうしてブログに書くことで少しずつ自分の背中を押そうと思います。
少なくともそんな段階には来ている様です。

今考えているのは新作の上演ではなく、
過去に自分が書いた戯曲の再演であります。
候補は独り芝居の『スタンドバイミー』と『回帰線』。
ＯＮＥＷＡＹＴＲＩＰの『エバーグリーンボーイ』と『海賊のハスキー』です。
とりあえず久しぶりに『スタンドバイミー』を読み返しました。
再演を前提にして読み直した感想としては・・・
『思ったよりは、何とか出来そうかな？』
といった感じです。まるで他人事とゆうか、
要するに出来るだけ距離を持って構えているのです。勇み足が怖いので。
２００４年のあの頃、僕は若かった。
で、今は？
当時と比べれば幾分老けましたが、まだ大丈夫なはず。
それどころか、もっと進化した自分がいるはず。そうじゃなきゃ嘘だ。
メソッドで学んでいることを活かして、
今まで以上にお客さんに楽しんで頂ける作品を創りたいです。

そして、

今度こそ制作をしっかりやらねば・・・とっても大切なことです。

翻訳

教材として使うシナリオの翻訳を依頼されて、
せっせと書いておりました。

翻訳？

と言っても、すでに英語から日本語に翻訳されているシナリオを、
大阪弁になおしただけですけど。
つまり標準語から大阪弁への翻訳ですね。
時代設定を現代に変えて、場所もブロンクスから桃谷に変えました。
なんで桃谷なのかと言うと・・これは僕の思いつきですね。
他にもヒューストンを種子島に、
トリーモント・アベニューを鶴橋商店街に、
スペインを生野区に、
テキーラを焼酎に、
『嵐が丘』のヒースクリフを『セカチュー』の朔太郎に変えてしまいました。
(『愛の嵐』のタケシにしようかと思ったけど古い！分かるかな？)
ヒースクリフも朔太郎も知らなかった僕は、
大変勉強になりました。

さて、

この作業が終わったら、
いよいよ自分の為の戯曲の執筆に取り掛かろうかと思ってます。
と言っても、まだまだ水面下での作業が続きますし、
新生・荒木道成、新生ＯＮＥ ＷＡＹ ＴＲＩＰのお披露目も
まだまだ先になりそうです。
とにかく今はコツコツやるだけです。



しかし、原文を読みつつ、頭で変換しつつ、キーを叩く・・
この作業は意外にハードです。
何事も楽じゃない、頑張ろう♪

曇天カフェ

『ウェルカムホーム曇天カフェ』のロードショーがスタートし、
初日の月曜日に早速観に行きました。

がっつりとしたストーリーと丁寧な心理描写。
２作目にして、この深み・・まさに意欲作。


なんて言いつつも、森下監督とは親交が深いし、
出演されている役者さんもほぼ全員知り合い。
撮影当時のラッシュから合わせると、
今回ですでに３度目の鑑賞なんですけどね。
それなのに初めて観た様な気分になれたのが不思議です。

が、その不思議にはちゃんと理由があります。

完成してから今日までに、
細かい修正が何度も重ねられているのです。(※ころがる石ＨＰ参照)
だから３回目なのに僕は初めて観た様な感覚になったのですね。
この作業って色んな意味でハードだと思います。
上映前に観衆の目を想定しての孤独な作業。
手を抜かずに取り組んだからこそ作品が成長したのでしょう。
チラシもこの短い期間に改良されてますし。
『彼は内海から外海に出たんやな・・』と勝手に思いました。
だから雑誌で紹介されたりする様にもなったんだろうな、とも。

今までは近しい同業者どうしで、
あれこれ切磋琢磨してきた僕らですが、
これからはもっと独自で世間と向き合って、
作品を産み、育て上げていかなきゃならない。
(只今僕は浅瀬に船を停めて調整中の身ですが。)

前回ご覧になられた方も初めての方も、
是非ともご来場下さいませ。
そして賛否両論、反響を頂けたら有難いです。



ウェルカムホーム曇天カフェ　
（２００７年　劇団ころがる石制作　森下淳士監督作品）

10/20(月)から11/2(日)天劇キネマトロンにて2週間ロードショー
平日20：00～　土日15：00～／19：00～　※上映時間は2時間です。

入場無料

アクターズ スタジオ

月に１回の学びの場、ＮＹメソッドのレッスンに行って来ました。
これで４回目となります。

地道な内容でありますが毎回とても面白いです。

スポーツのトレーニングに例えるならば、
昔は練習中に水を飲ませて貰えなかったけど、
今では水分補給の重要性が認知されている。とか、
競技中に笑うなんて有得なかったけど、
実はリラックスして笑顔で走る方がタイムが向上すると知られているとか。
(↑競技によるでしょうし、価値観や方法論は様々ですけど。)
他にも、うさぎ跳びは膝に悪いとか、無理な柔軟体操は体を痛めるとか、
ピッチャーの肩の疲労は冷やして治すとか・・。

それまで常識だと思っていた定説(理論・方法論)が、
真逆に覆っていくことってありますよね？
今僕の中で、そんなふうに演技に対する意識改革が行われています。
唯一正しい方法論なんてない訳で、
大切なのは自分自身が何を選ぶかってことだと思います。
何事も探求あるのみです。


今は人前で演技をする機会がほとんどなくて、
客席やバックヤードで人の作品を観てばかりの日々ですが、
そんな今だからこそ地道に鍛錬したいです。
正解だけを求めず、じっくりと。


↓ちょっと前のものですが、関連記事をご覧頂けます♪
http://blog.s-geki.net/?eid=854195

なべ鍋

先日、ＯＮＥ ＷＡＹ ＴＲＩＰ秋のミーティングが行われました。
と言っても・・
渡辺家に集合しての鍋パーティー。
新婚家庭に入り浸る恐怖の集団ＯＮＥ ＷＡＹ ＴＲＩＰであります。

しかし、しかし・・・それにしても美味しい渡辺家の食卓。

楽しく飲んで、酔っ払って殆ど記憶のない僕です。
面目ない。




少しだけミーティングとゆうか、
新作の話もしましたよ。
このブログにも以前書きましたが、
ＯＮＥＷＡＹメンバーを中心にしたシナリオです。
映像作品であることを前提にして書いたんですが、
いざ撮影となると機材もノウハウもありません。
でもとにかく今は色んなネタを温める時期なんだって思ってます。
実現が可能かどうかなんてことに囚われず、
自由な発想で楽しんでます。

ストーリーを皆に聞いて貰ったら、
なかなか評判が良かったので、ひとまずはほっとしました。
焦らずに温め続けたいと思います♪

お宝映像？

先日のブログで紹介させて頂いた石田アキラ監督のブログに、
懐かしい映像がＵＰされておりました。
１０年程前の映像です。

http://blog.livedoor.jp/aifilms/archives/50749572.html

石田監督の作品はとても温かいです。
今回紹介されている作品もクリスマスのラブストーリーなんですが、
お洒落に着飾ったりせず僕は汚れた作業着姿で登場します。
そうゆう役にキャスティングされることが、
めちゃくちゃ嬉しかったことを覚えています。
ＯＮＥＷＡＹＴＲＩＰでの僕を知って下さっている方なら、
お分かり頂けると思いますけど。
とは言え、これはＯＮＥＷＡＹを旗上げする４、５年前の映像。
荒木道成の名前も名乗っていなかった頃です。
何気にその後の僕を予言していたのかも知れませんね。

今になって当時の自分を客観的に観てみると・・

思うところは沢山ありますが、
とりあえずコメントはまたの機会にでも。

さて、その石田アキラ監督の上映会は日曜日まで続きます。
１８日(土)は素敵な役者さんのトークショー。
行けたら僕も行きたいところです。
皆さんも是非ご来場下さい。
オリジナル短編集ではユーモアの中にチクッとした恐怖も見れますよ！
幅広い石田ワールドをご堪能下さい♪




超人アマノンガー　(石田アキラ監督作品)



10月6日(月)～19日(日)の2週間　
午後8時より天劇キネマトロンにて上映開始
入場無料

【同時上映】
「鶴の恩返し’04」「鶴の恩返し’08」「トイレの花子」
「赤いクリスマス」「続・赤いクリスマス」

超人アマノンガー ホームページ
A.I.FILMs通信-BLOG-（石田アキラ監督のブログ）