田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

『動物園の暗号』稽古3

2019年04月27日 | 日記
昨日は『動物園の暗号』の稽古でした。

まず最初に部分的に稽古して、
その後は音響スタッフさんを交えて全シーンを通す。
とても順調に進んでおります。
6回目の再演、気心しれた座組み、制作スタッフのフットワーク、
色んな要素が噛み合って、
とても恵まれた環境でお芝居に取り組ませて頂いてます。

個人的には…
昨日の僕はグダグダでした。
だけどそれでいい、それでいい。
無理やり詰め込んでエンストしながらフラフラと走っている感じ。
いや、走れてない。
まともに芝居が出来てない状態でした。

でも、

今この瞬間の自分としてはそれでいいのです。
芝居がスムーズに進まない部分に関しては共演者の皆に申し訳ないけど、
稽古はあと2回あるので、
もうひと踏ん張り粗削りな役者でいたい。
最後に整えて、
ピークは本番で…という算段です。




上の写真の真ん中にある黒いファイルは、
昨日の稽古で用意して頂いた小道具です。
はたして中身は?
当日お越しのお客様には外見のみをお見せすることが出来るのですが、
中には僕のリクエストによる、ある細工が施されております。
制作さんにお手数をお掛けしてしまい申し訳ないです。
でもね…大事なのだ。
どんな細工が施されているかは、
また機会があればお話したいです。
本編のあらすじや謎には直接関係しない裏話なので、話せると思います。
ちょっとだけ笑える細工なのです。


そんなこんなで色んなことが形になりつつあります。
何度やっても初演のつもりで。
楽しいGWを皆様とご一緒するためにも、
残りの稽古もしっかりと頑張ります!



観客参加型ミステリーイベント『動物園の暗号』
原作 有栖川有栖 脚色・演出 和泉めぐみ

【日時】5/4(土) 5(日)1部12:00~ 2部16:00~(お食事は終演後となります)
【会場】大阪新阪急ホテル2階 紫の間(全席指定)
【料金】一般7,500円 ※早割価格 6,500円(4/25まで)
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帰り道

2019年04月25日 | 日記


写真は先週土曜日、
『動物園の暗号』稽古後の帰り道の風景。
2週間空いて2回目の稽古という独特のリズムでしたが、
集まってみればそれなりに形になっていたのでほっとしたりして。
6回目の再演ともなれば体に染み付いている何かがあるんだなと実感。
でも油断は大敵ですね、しっかりと気持ちを引き締めて本番に臨みたいです。

この日は2時間サクッと集中しての稽古でしたが…疲れました。
1月に『白い兔が逃げる』を上演したばかりのはずなのですが、
物凄くブランを感じております。
「芝居って体力いるな…」
とあらためて思ったり。

なのに、

稽古後2時間ほどかけて家まで歩いてしまいました。
月と夜景がきれいでした。




なんか…芝居って凄い。
今あらためてそう思います。
何をどう凄いと思っているのか?
上手く言葉に出来ない。
芝居ってやればやるほど掴みどころを見失うようで、
でもやっぱり、
それが魅力だったりする。

脳、心、体をゆっくりと物語に沈めていきたいです。



帰り道。
月がとても大きかった。
見上げてみて、
確かに兔が餅をついているように見えなくもないと、
生まれて初めて思いました。

明日も稽古です。
頑張ります。



観客参加型ミステリーイベント『動物園の暗号』
原作 有栖川有栖 脚色・演出 和泉めぐみ

【日時】5/4(土) 5(日)1部12:00~ 2部16:00~(お食事は終演後となります)
【会場】大阪新阪急ホテル2階 紫の間(全席指定)
【料金】一般7,500円 ※早割価格 6,500円(4/25まで)
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『動物園の暗号』稽古2

2019年04月21日 | 日記
昨日はミステリーイベント「動物園の暗号」2回目の稽古でした。
前回の稽古から2週間置いての稽古。
前回は顔合せもそこそこにいきなり全シーンを荒立ちで通して、
今回は容疑者達とのシーンを中心に稽古しました。


P・T企画さんブログより

3年ぶり6回目の再演。
3年ぶりなのか…とあらためて思いました。
火村シリーズでは最も再演回数の多い作品だと思います。
実際に何回も何回も上演した感覚が身体に残っています。
だからなのか3年もインターバルが空いているよな気がせず、
つい最近上演したばかりのような錯覚に陥ります。
最近の事はずっと昔の事のように思えて、
ずっと昔の事が最近の事のように思える。
記憶なんて曖昧なものですね。

ただ今回稽古をしていて一番感じるのは、

新鮮

だということだったりします。
台本には多少の改訂が加わっているものの、
基本的には同じものなんです。
でも今回は自分の中で今までと全然違う解釈が生まれてきます。
「あれ?このシーン、なんで今まであんなふうに演じてたんやろ?」
「この台詞も今まであんな感じで言ってたけど…違うやん!」
とか色々と考えが変化しています。

30代、40代前半と同じような瞬発力やパワーは正直今の自分にはありません。
僕はそれを劣化だと思っていました。
今まで出来ていたことが出来なくなったと感じていたんです。
でも逆も真なりというか、
今の自分がしていることを今までの自分は出来なかったんだとも思える。
そう思えば、それは劣化ではなく進化なんだとも言える。
ただ、ここに来て「進化」や「成長」という言葉で自分を評したくないと思っていたりもします。
あくまで「自然な変化」なんだと思いたい。
水が流れるように、
季節が巡るように、
人は変わっていく生き物なんだ。
変わりながら自分であり続けているんだなって、
そんなふうに思います。




成長って足し算のイメージがあります。
知らなかったことを知る、
出来なかったことを会得する、
経験を積み重ねる。

やがて人は引き算の時期を迎える。
過去を忘れる、
体力が落ちる、
新たな経験が減る。

でも掛け算だって出来るかも知れない。
誰かに伝える、
誰かを手伝う、
誰かに手伝って貰う。

いつか割り算が出来たら、
人と大切な何かを分かち合えるようになるのかな。
そうなれたらいいな。



今回も有栖川先生の世界を皆さんと分かちあえますように。
P・T企画さんのフォーマットの上で、
動物園みたいな役者達とお待ちしております。


観客参加型ミステリーイベント『動物園の暗号』
原作 有栖川有栖 脚色・演出 和泉めぐみ

【日時】5/4(土) 5(日)1部12:00~ 2部16:00~(お食事は終演後となります)
【会場】大阪新阪急ホテル2階 紫の間(全席指定)
【料金】一般7,500円 ※早割価格 6,500円(4/25まで)
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白い兔から動物園へ

2019年04月20日 | 日記
前回の1月公演『白い兔が逃げる』の楽屋にて。

僕「俺、なんかおかしくない?」
オオサワくん「何が?いつもの悟さんやけど」
僕「そのいつもの悟さんっていうのが、そもそもおかしくない?」
オオサワくん「何のこと?」

という会話がやがて楽屋全体を巻き込むことになりまして…。

ほんと何度もしつこいようですが、
芝居をするたび(アリスを演じるたび)肉体の変化が気になる50前。
年を取ることにまったくネガティブな考えは持っておらず、
寧ろ年相応に老けていきたい派なんですが、
やっぱり役者としては役の設定とのギャップとか気になるのです。
お陰様で大きな怪我や病気もなくここまで生かされておりますが、
それでもあちこち小さな不具合はありまして、
昔だったら気合と根性で乗り切るところを、
ここ数年は騙し騙し演じておりました。
で、同業者の皆さんにはバレてるだろうなと思い、
思い切って確認してみた訳です。

が、

皆さん「?」でした。

まあ、そんなもんですね。
僕が自意識過剰なだけなんです、役者なんてそんな生き物です。
誰もが何かと戦ってたり、向き合っていたりしているのです。

あ、今日なんでこんなこと書いているのかというと、
1月の公演の後、2月、3月、4月と、
順調に回復しているということを書き記しておきたかったのです。

それなりにコンディション上向きです。
それなりにですが、
それなりっていうのが大切ですね。
良い感じです。



今公演は稽古初日からいきなり全シーンを通したりして、
なかなかやっぱり芝居の現場はハードだなと再認識しました。
物凄く久しぶりの芝居で、何年ぶりだろうか?みたいな感覚に陥りそうなのですが、
なんと1月に本番をしていたのですね…忘れてた。
こういう記憶力とか、月日が経過する感覚とか、
年々激しく変化しているように思います。

今日は2回目の稽古です。
稽古初日から2週間空いての稽古。
焦らず、丁寧に取り組みたいです。

新鮮な気持ちを忘れずに。




観客参加型ミステリーイベント『動物園の暗号』
原作 有栖川有栖 脚色・演出 和泉めぐみ

【日時】5/4(土) 5(日)1部12:00~ 2部16:00~(お食事は終演後となります)
【会場】大阪新阪急ホテル2階 紫の間(全席指定)
【料金】一般7,500円 ※早割価格 6,500円(4/25まで)
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4/11 心斎橋ロージーNEO

2019年04月19日 | 日記
先週木曜は心斎橋ロージーNEOでライブでした。
新店舗に移転してから2回目の登場です。


※赤い看板が目印


※そして赤い扉

【ライブ翌日のtwitter】
昨日は心斎橋ロージーNEOでのライブでした(^-^)
またまた終始穏やかで心温かい夜。
ライブのたびに毎回同じこと書いてますけど、ほんとに穏やかで優しいのです。
もう少し言葉巧みにお伝え出来ればいいのですが、
語彙力より喜びの感情がいつも勝ってしまいます。
また頑張ります。歌えて幸せです。



ほんとライブの後は毎回同じような内容のツイートになってしまいます。
自分はきっと運が良い男なんででしょうね。
弾き語りを始めてから色んな人と出会ったけど、
そのほとんどが良い人ばかり。
良い人の定義って難しいけど、
同じ場所で同じ時間を共有して、
嫌な気分にならないどころか幸福感で満たされるって、
なかなか当たり前にあることじゃないなって思います。
悪い意味ではなく人間誰だって一癖二癖あって当然だけど、
出会う人は皆、愛おしき存在であります。

この日は同世代から自分より若い世代のミュージシャンとの共演となりました。
それぞれの作品世界と、それぞれの声。
一人一人は当然違うけど何とも言えないバランスで落ち着いた夜でした。
有難い。




【セットリスト】
ラブ
夜走曲
小さな歌
色褪せる街
齧ったオレンジ


この日は静か目の曲を中心に。
新しい曲もどんどん作りたいし、今まで作った曲も歌い込んでいきたいです。
1回1回のライブを大切に。


4月のライブ…あ、平成のライブはこれが最後となります。
『動物園の暗号』を挟んで、来月はブッキングライブ4本!
そして6月のワンマンに向けて頑張ります!
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夜明けを待たないで

2019年04月18日 | 日記
夜はところどころがオレンジで
風はところどころが冷たい

そんなことを思って歩いていた。
先週の木曜のライブを終えてから、
金、土、日、月、火、水の6日間弾き語りの練習を休んだ。
週末にも仕事があったり平日が休みだったり、
そんなこんなで約一週間日常生活だけに埋没。
毎日夜は早く眠りについた。
3日も練習を空けると不安になった。
「もう歌えなくなるんじゃないだろうか?」
とか。
そんな訳ないんだろうけど。
芝居の準備もしなければ。

昨日の夜は練習スタジオの予約に。
今日からまた夜の弾き語りの練習と芝居の準備の日々が始まる。




前回のライブに向けて練習をしていた時に、
1曲新曲が生まれた。
ざっくりとフルコーラス。
まだまだ歌詞もメロディも手直しが加わりそうだし、
もしかしたらボツになって歌わないかも知れないし、
歌うかも知れないし。

演歌、歌謡曲な世界観です。


夜明けを待たないで

夜明けを待たないで
ドアを開けたけれど
寝息はどうせ嘘でしょ
わざとらしいあなたの寝顔

ランタンに揺れる暮らし
ゆらゆらとしてた二人
それぞれが見上げていたのは
違う空 遠い空

思い出捨てたいけれど
仕方ないから
持ってゆくわ

昔のことばり
いつも喋ってました
昨日や今日のことは
口ごもってる二人でした

半分に分けた涙
笑い声重なるけど
お互いの明日を語れば
上の空 もう今更

思い出愛しいけれど
仕方ないから
置いてゆくわ

ランタンに揺れる暮らし
ゆらゆらとしてた二人
それぞれが見上げていたのは
違う空 遠い空

夜明けを待たないで
ドアを閉めたけれど
駅までいつもの道を
わざとらしくゆっくり歩く




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動物園からライオンまで

2019年04月17日 | 日記
先週の土曜日、大阪某所にて観劇を。
その帰り、久しぶりに長距離を歩きました。

動物園前から新世界を抜けて、
恵美須町から日本橋へ。
日本橋からは堺筋を北浜方面へ行く。
その途中、中央大通りに差し掛かると、
敢えて遠回りになるのだけれど西に向かって少し移動する。
なぜか?
最近、僕がお気に入りにしている道がそこにあるからなのです。
その道とは…



三休橋筋です。
なぜお気に入りなのか?
これと言った具体的な理由は無いのですが、
なぜか落ちつくんです。
なぜだろう?何が落ち着く要因なんだろう?
ただ何となく僕好みなんです。


夜道を歩きながらタワーマンションを見上げる。
「ここに住みたい」
と漠然ながら思う。
別に高級なマンションに憧れている訳ではないし、
三休橋筋で暮らしたいという訳でもない。
でもそんなことを思う。

多分だけど、
僕はここ(三休橋筋周辺)に何かを見つけたのだと思う。
その何かとは…

さて何だろう。




三休橋筋を北に歩くと、
中之島公会堂に辿り着きます。
夜は夜でとてもきれいです。

この辺りを歩きながら、ふと歌が生まれてきました。
いつものように歩きながらボソボソとスマホに録音して、
とりあえず1コーラスだけ出来上がりました。


フィクション

この物語はフィクション
幾つもの夜を越える
大抵手にしたい物は
硝子細工のようにこわれる

AかBかで迷ってるうちに
指先なぞる背中の傷が痛む
ゆさぶる歌がじれったく流れてくるから
指と指
絡めたくなるけれど

全部フィクション


この曲が完成して歌う日が来るかどうかは定かではありませんが、
やっぱり曲を作るのは楽しいです。




ライオン橋こと難波橋。

ここから京阪電車に乗って帰りました。
のんびり素敵な夜の時間でした。

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『動物案の暗号』稽古1

2019年04月13日 | 日記
先週の土曜からいよいよ『動物園の暗号』の稽古が始まりました。

何回目の再演だろうか?
自力で思い出してみると…
まず僕が初めて火村班に参加したのがこの作品なんです。
この時はアリス役ではなく、飼育係の乾さん役でした。
で、年が明けてお正月にホテルニューオオタニで再演。
その後は順番をちゃんと覚えてないのですが、
確か新阪急ホテルで再演。そしてこの時はもうアリスを演じておりました。
第一ホテル東京、企業イベントと再演して今回の新阪急ホテルで、
初演と再演合わせると6回目ですか?
なんともそれなりに歴史を刻んだ作品であります。



しかし何回やっても1回1回新しい作業となります。
場所により時期によりほんの少しは脚本の内容も変わりますし、
芝居って生ものだから、単純に同じことの繰り返しって訳にはいきませんね。

ここのところ加齢による身体やメンタルの変化についての記述が多い僕のブログでありますが、
先日の顔合わせで最も強く感じたこと、
それは…

全員、おっさん!!

そりゃそうですね年を取るのは僕だけではありません。
皆一緒に年齢を重ねる訳です。
腰が、膝が、首が、血糖値が、血圧が、痛風が、ヘルニアが…
だんだん稽古場が病院の待合室のようになってきました。
そして女優なし、いっさいの華がないこの座組は、
まるで動物園の檻の中そのものです。



年齢の話だけをすれば、僕は年長から2番目ですが、
もしかすると僕の身体はまだまだ若くて元気な部類かも知れません…
とは言え、油断は禁物。
しっかり体調を整えてGWに臨みたいです。



真夜中で猿山で何が起きたのか?
火村のフィールドワークにて謎を解き明かしましょう。

観客参加型ミステリーイベント『動物園の暗号』
原作 有栖川有栖 脚色・演出 和泉めぐみ

【日時】5/4(土) 5(日)1部12:00~ 2部16:00~(お食事は終演後となります)
【会場】大阪新阪急ホテル2階 紫の間(全席指定)
【料金】一般7,500円 ※早割価格 6,500円(4/25まで)
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4/5 ロージーABNEO

2019年04月09日 | 日記


【セットリスト】
ラブ
シュールなる夜
夜走曲
小さな歌
色褪せる街


何かを掴んだかと思えば何かを見失う。
また何かを探し求めて、
また何かを見つけたと思ったら、
それは以前に見失っていたものだったりする。
思い出しては確認して、
もう二度と見失うものかと思うが、
何度も何度もその過程を繰り返す…
芸事ってそんなものかも知れません。

先週の金曜日はロージーABENOにてライブでした。
3月末の心斎橋ロージーNEOでの反省を活かして、
この日は「落ち着くことと集中力」に重きを置きました。
自分としては比較的落ち着いて臨めたかなと思いますが、
緊張しないとか、
プレッシャーがないとか、
上ずらないとか、
そんなライブってありませんね、
いつだって不安もあれば楽しみもあります。
常に暗中模索でもあり、
だけどやるべきことははっきりしている様な気もします。




ライブスタート前のロージーABENO店内。
BGMの歌声に激しく反応してしまい、
ちあきママに、
「今流れてる歌、どなたのCDですか?」
と聞いたところ、
声の主は金子マリさんとのことでした。
お恥ずかしながら、お名前を聞いても分りませんでした。
めっちゃ格好良い声に感動して、
後日YouTubeで検索したら…びっくり。
何がびっくりかというと、
先日たまたまYouTubeである曲を検索していたんです、
それはジャニス・ジョプリンの「MERCEDES BENZ」という曲でした。
つかささんが第三木葉部でカバーしていたので一度原曲を聞きたくなって。
そしたらある日本人女性がその曲をカバーしていて、
その歌声に感動したんです。
で、僕はいい加減というか何というか、
その人のお名前を確認したり覚えたりすることもなく、そのまま過ごしていたのですが、
今回、金子マリさんを検索してみたところ、
その「MERCEDES BENZ」を歌っていたのは金子マリさんでした。
お名前を覚えるでなく、その人のことを調べるでもなく、
偶然二度耳に入った瞬間に感動したその声の主が金子マリさんなのでした。
我ながらどんくさいとも思ったのですが、
なんだかとても嬉しかったです。
よほど好きな声なんでしょうね。
やっぱり声の力って凄いな。


自分の声はどんな声なんだろうか。
歌って、歌って、歌い込んでいきたいです。

次回ライブは今週木曜日心斎橋ロージーNEOです。
頑張ります。

心斎橋ロージーNEO
【日時】4/11(木)19時半オープン20時スタート
【料金】2000円(1ドリンク付)
【場所】心斎橋ロージーNEO 地図
【出演】田中悟 BABU ぱんぷきん 岩野亮介
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3/29 心斎橋ロージーNEO 新店舗プレオープン第1夜

2019年04月08日 | 日記
先月末は新しく移転された心斎橋ロージーNEOでのライブでした。

【ライブ翌日のtwitter】
昨日もライブ前にジャンカラへ。
店内でとある曲が耳に入った。たぶん今流行っているのであろう曲。それっぽい曲。 
今まではあまり関心がなかったけど昨日はなぜか気になった。
きれいな旋律、きれいな言葉、きれいな声、それだけでも音楽は人を癒す。
なんと豊に創られていることか。


先日の記事「いつの時代も歌は勝手に耳に入って来る」でも詳しく書いてますが、
上記のツイートはこの日のライブ直前に体験した出来事です。
今時の男性ボーカリストってきれいな声の人が多いですね。
「きれいな声」なのは今時の人だけじゃないってことは当たり前の大前提としてあるんですけどね、
ここでいう「きれいな声」っていうのはファルセット?ミックスボイス?
僕は専門的なことが分らないんだけど、そういう声。
しゃがれたハスキーボイスで感情剥き出しにして歌う人が少ない。
いや、そういう人が少ないのではなくて、
柔らかくてスマートな声が比較的に好まれるということだと思います。
だからそんな声が世間に多く流通する。
個人的には70~80年代前半の歌謡曲が好きで、
90年代以降の「声」にあまり反応出来ない性質なんですけど、
この日はふと耳に入って来た「今時のきれいな声」に何かはっとされたのでした。

いつの時代にも多くの人が共通して好む「声」がある。
それは時代とともに移り変わってゆく。
流行り廃りなんて言われ方もする。
万人受けしそうなものほど万人に軽くあしらわれたりもする。

(3/31)いつの時代も歌は勝手に耳に入って来る」より

ということかな。

どうあれ、あらためて声は大切だと思いながらステージに向かいました。




しかし、いざお店に入るとテンションMAX。
なんせこの日は記念すべき心斎橋ロージーNEO 新店舗プレオープン第1夜でしたから。
独特の高揚感が店内、そしてその場にいる全ての人から漂っておりました。
こんな素敵な夜に歌わせて頂ける喜び。
感謝でいっぱいです。

だからというわけではないのですが…
上ずっておりました、いつにも増して。
声がどうのと言う以前に上ずるメンタル剥き出しの夜となりました。
まずは落ち着くことと集中力、肝に銘じて精進したいです。

【セットリスト】
ラブ
シュールなる夜
夕映えのリンネ
夜走曲
色褪せる街


ここからまた新たな歴史のスタートですね。
僕自身もひとつひとつ丁寧に、
時に迷い、悩みながら、歌を追いかけて行きたいです。



次回、心斎橋ロージーNEOでのライブは今週の木曜日4/11です。
頑張ります(^-^)

心斎橋ロージーNEO
【日時】4/11(木)19時半オープン20時スタート
【料金】2000円(1ドリンク付)
【場所】心斎橋ロージー 地図
【出演】田中悟 BABU ぱんぷきん 岩野亮介
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