田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

「残り月」録音してみた

2023年01月26日 | 日記
先日ライブに行く途中で電車の中から見た淀川の景色がとてもきれいだったので急いで写真に。
こういう時って大概シャッターチャンスを逃すけど珍しく間に合ってそれなりにきれいに撮れた。
人はなぜ夕陽や月を見上げるのだろうか。
そこに夕陽があるから、そこに月が輝いているから。
水の流れも見つめてしまうし、炎にも魅せられる。
雨に癒されたり、雪に慰められたり、風に思考を吹き消されたり。
夜が悲しかったり、悲しみに心が救われたり、笑って泣いたり。
答えを見つけようとするのは悪い癖かも知れない。
答えのない夜、
終ることのない夜を探して生きている。








今年最初に作った曲をスマホで1発撮りしました。
イヤホンなんかで聞くと薄っすらですが隣のスタジオから漏れ聞こえるドラムやベースの音なんかが入ってしまっています。ご了承くださいませ。
聞いて頂けたら嬉しいです。




残り月

飛べないふりをしている
千鳥足の午前
真冬の空は暗くて
残り月が輝く

遊び慣れてるくせにそこは
何も知らないふりで
後出しジャンケンよろしく負けて
狭い部屋に転がる

冷んやりとした部屋でも
なぜだかほっとするね
何もない冷蔵庫から
缶ビールふたつ取り出す

知らない仲じゃないけどそこは
遠慮がちなふりして
あっちを見てる間に少し
少し距離を縮める

酔ってないふりをしている
けれど芝居が下手で
スポットライトはないけれど
そろりとベッドで踊る

悦びなんて小さな声で
聞こえないぐらいでいい
うっかり声に出したらそれで
それでもう止まらない

悲しみなんて笑い話に
してしまうぐらいでいい
うっかり涙流せばそれで
それでもう戻れない

明日だなんてこのままずっと
来なけりゃ来ないでいい
それでも空は白々明けて
残り月も消え行く
ふたりの夢儚く








【スケジュール】
ロージー心斎橋NEO
【日時】1/27(金)19時オープン19時半スタート
【料金】2000円(ドリンク別途要オーダー)
【場所】ロージー心斎橋NEO
【出演】田中悟 魔梨威 う~さん 純
ロージーABENO
【日時】1/29(日)16時オープン16時半スタート
【料金】2,000円(別途オーダー)
【場所】ロージーABENO
【出演】田中悟 う~さん ぱむぷきん ステラウィンド
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「勿体ぶる」録音してみた

2023年01月19日 | 日記
年が明けて早いもので1月も後半に入ろうとしている。
今年はまだライブをしていない。2023年最初のライブは1/21(土)を予定しているのでゆっくりとしたスタートとなる。
今年は多分こんな感じで少しだけペースを落としてのライブ活動になりそう。ペースを落とすと言っても多分月3~4本ペースになりそうなので結果的に例年とあまり変わりがないような気もするけど。ちなみに2月はわりと多く入っていて3月以降から徐々に本数が落ちついていきそうな感じ。

曲を作る、練習をする、ブッキングライブで歌う。
その繰り返しで1年なんてあっという間に終ってしまう。
他に何かしなければと焦る気持ちもあるけど何をどうすればいいのかが分らない。
そんな状態を数十年も持続してしまっている。
石の上にも3年?いや30年以上も石の上でじっとしている気分だ。
「作ることしか出来ない」これが自分の欠点だと思っている。後は何とか練習に練習を重ねて本番のステージ立つだけ。芝居もそうなら音楽もそう。ただひたすら消耗していくだけの自分を救ってやれない。
だけどやっぱり作るしかないし練習するしかない。

今年はどうだろう?
今年こそはと毎年思うが、やっぱり今年も駄目だったとも毎年思う。
もうそれが当たり前になってしまった。
一歩一歩踏み出しているつもりが、同じ場所で足踏みをしている。

勿体ぶっている訳じゃないのだけれど。






勿体ぶる

彼女が言えばもっともみたい
俺が言ったら嘘みたい
本当はどちらも同じような嘘
ついていること知ってる

きれいな夜に誘っても
どうせ彼女は勿体ぶる

時代遅れのボードゲーム
二人好んで遊ぶ夜
神がサイコロ振ることもあり
また振り出しに戻される

遊び疲れていても
どうせ彼女は勿体ぶる

赤青黒の配色で
真夜中は混ざり合い
手と手と足を絡ませて
指先で尚じらす

抱きしめてみたとしても
どうせ彼女は勿体ぶる

彼女の夢は現実みたい
俺の願いはツキ次第
夜の流れに逆うように
泳ぐ魚は眠れない

スタンドの灯り消しても
どうせ彼女は勿体ぶる

やるせなさと愛欲が
真夜中にすれ違い
目と目と鼻を触れあわせ
唇で尚じらす

口づけてみたとしても
どうせ彼女は勿体ぶる

抱きしめてみたとしても
どうせ彼女は勿体ぶる

きっと彼女は勿体ぶる






スマホで練習中に録音しました。
聞いて頂けたら嬉しいです。











【スケジュール】
総持寺チェンノガット
【日時】1/21(土) ※詳細未定
【場所】総持寺チェンノガット
【出演】田中 悟 他
ロージー心斎橋NEO
【日時】1/27(金)19時オープン19時半スタート
【料金】2000円(ドリンク別途要オーダー)
【場所】ロージー心斎橋NEO
【出演】田中悟 魔梨威 う~さん 純
ロージーABENO
【日時】1/29(日)16時オープン16時半スタート
【料金】2,000円(別途オーダー)
【場所】ロージーABENO
【出演】田中悟 う~さん ぱむぷきん ステラウィンド
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Twitterとバイデン

2023年01月14日 | 日記
前回のブログ1/13『ブランソン裁判 その後のアメリカ』の末尾でも触れた、
ジェームズ・コマーによるハンターバイデンPC問題への追及についての詳細です。




下院監視委員長ジェームズ・コマーは元Twitter副法務顧問ジム・ベイカーを含む3名を公聴会へ呼び出すことを発表した。2020年の米大統領選挙におけるバイデン家に関する情報へのアクセスを抑圧したことについて追及する為である。
以前からこの要請に対しTwitter側は応じる姿勢を見せていなかったが、昨年の中間選挙で共和党が下院の過半数を占めたことで状況が変わった。民主党の力が弱まったことで下院が正当に機能していることが伺える。

またジェームズ・コマーはイエレン財務長官に対してもバイデンの息子ハンター・バイデンに関連する銀行報告書を財務省に引き渡す要求もしている。これもまた以前に委員長からの要求である場合にのみ対応するという理由で応じられていなかったが、ジェームズ・コマーが監視委員会の委員長となったことであらためて要求されたことになる。やはり民主党の一党支配がなくなったことの影響が大きいと見える。

バイデン家への疑いを簡単にまとめると以下のようになる。

・バイデン政権とTwitter等のビッグテックは過去2年間にバイデン家の関与に関する情報隠蔽を行っていた。
・息子ハンター・バイデンはウクライナのエネルギー大手企業の取締役として有利な地位を占め、またバイデン副大統領の任期中及び任期後に中国などと不正な商取引を行っていた。 
※中国とバイデン家の疑惑に関してはこちらのリンク先で分かりやすく解説されています。
【中国のスパイ活動の可能性 ハンター氏疑惑調査へ 安全保障上の問題指摘】
https://www.worldtimes.co.jp/global/north-america/20221201-167014/

他にも150件以上の疑わしい国際取引があると見られている。
バイデンの副大統領任期中からその後何年にも渡り国の利益を犠牲にしてバイデン家の利益の為に世界中で不正な取引が行われていたと見られており、これらの取引は国家安全保障を脅かすものであるとも指摘されている。
今日のブログの文頭にも記した「ハンターバイデンPC問題」に関しては、
2022.3.31「ハンター、狩られる」の記事と記事内に貼ったリンク先からの情報を参照して頂きたい。



共和党の下院議員達による2021年1月6日のテープの公開や、監視委員会によるバイデン政権、バイデン家、ビッグテックへの調査等、ブランソン裁判が却下された後も共和党下院議員らを中心に追及が活発に行われている。

トランプも検閲体制解体計画の声明を出した。
【トランプ大統領、検閲体制解体計画を発表/ディープステートを終わらせ言論の自由を取り戻す!大手ハイテク企業のために働くFBI/CIAを7年間禁止する】
http://totalnewsjp.com/2023/01/12/trump-2041/






【当ブログ内関連記事】
2023.1.13「ブランソン裁判 その後のアメリカ
2023.1.8「ブランソン裁判
2023.1.7「2023年1月6日アメリカ その2
2023.1.6「2023年1月6日アメリカ
2022.3.31「ハンター狩られる」
2021.6.18「どうなる?どうする?日本のメディア
2021.6.4「あの壁の向こうにいるのは誰だ?
2021.5.30「あの日のテレビ 1月6日を振り返る
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ブランソン裁判 その後のアメリカ

2023年01月13日 | 日記
1/8のブログで触れた「ブランソン裁判」が最高裁にて却下されるという結果に終った。
憲法に反して調査を拒絶したバイデンをはじめとする米民主党議員らに対してお咎めなしという判断を最高裁が下したことになる。
このことが何を意味しているのかというと最高裁もDS側であるということ。法が正しく機能していないのである。今更ではないけれど。

しかしバイデンへの追求は終らない。次は機密文書不法保持の問題。
機密文書は立て続けに発見されている。まずはバイデンのオフィスと自宅で発見され、その後は自宅ガレージにて箱積みにで発見された。これに関してバイデンは答えにならない不可解なコメントを出しているが、これ以上彼の奇行や奇弁でお茶を濁している場合ではない。これを受けガーランド司法長官により現職大統領の犯罪容疑を調査する特別検察官が指名された。これでまたもや調査が正当に行われなかったら目も当てられない。ただし特別検察官に任命されたロバート・K・ハーはトランプが連邦検事にも任命した人物だけに期待は多きい。
ちなみに「2018年当時、機密文書を保管していた家を所有していたのがバイデンの息子ハンター・バイデンである」という情報も出ている。これがもし事実なら息子ハンターの件でもまたひと悶着ありそうな気配だ。
2022.3.31「ハンター狩られる」 参照。




あと下院の動きにも注目したい。




マット・ゲイツ下院議員により2021年1月6日に録音された14,000時間分のテープ(当時の下院議長ペロシが隠蔽していた物)が公開されるとのこと。
更にケビン・マッカーシー下院議長は2021年1月6日国会騒乱事件に関する非公開映像を全て開示することを発表した。下記リンク先の動画の様な内容だろうか?「POLICE」に誘導されて暴徒が侵入している様子が撮影されている。






↓こちらで動画が見れます
https://twitter.com/DavidJHarrisJr/status/1346964118868209664

2021.5.30「あの日のテレビ 1月6日を振り返る」参照。


ペロシ前下院議長が退いた下院が唯一正常に機能している感がある。
RINO(名前だけの共和党員)であるマッカーシー下院議長にはやや不安があるが今のところマット・ゲイツ、ジム・ジョーダンらのフーリーダムコーカスによりコントロールされているようだ。
下院監視委員会の新委員長に就いた共和党のジェームズ・コマーによるハンターバイデンPC問題の追及もあらためて始まるようだ。こちらの情報ももまたいずれ当ブログにて紹介したい。






【当ブログ内関連記事】
2023.1.8「ブランソン裁判
2023.1.7「2023年1月6日アメリカ その2
2023.1.6「2023年1月6日アメリカ
2022.3.31「ハンター狩られる」
2021.6.18「どうなる?どうする?日本のメディア
2021.6.4「あの壁の向こうにいるのは誰だ?
2021.5.30「あの日のテレビ 1月6日を振り返る

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残り月

2023年01月11日 | 日記
年が明けて正月のいつぞやコンビニに酒を買いにふらり。
時刻は確か明け方の5時頃だったと思う。
昨年12月半ばあたりから突然お酒を飲まなくなった。
とくに理由もきっかけもない。禁酒や断酒を決めた訳でもないのになんとなく飲まなくなった。
またそのうち飲むでしょうと思いライブの日なんかに歌った後でまた飲むようになったけど。
「出来れば年末年始もこのままお酒を控えて」なんて思ってはいたが、そんなの無理。明け方にコンビニまでぶらぶら歩いて酒を買い、時間を気にせずゆっくり飲む。お正月なんだしね。
車なんてまったく走ってないけど赤信号で立ち止まる。
ふと空を見上げると大きな月がまだ残っていた。
明け方の月のことをなんと言うのだろうか?「残り月」という言葉がふと頭に浮かんだけど、多分そんな言葉はなくて他の呼び方があるんだろうなと根拠はないがそんなことを思った。
家に帰って何となく調べてみたら「残月(ざんげつ)」なんてのがあった。
まあ、残り月でもいっかと思い、またそのうちそんなタイトルの歌でも作るだろうと予感した。





残り月

飛べないふりをしている
千鳥足の午前
真冬の空は暗くて
残り月が輝く

遊び慣れてるくせにそこは
何も知らないふりで
後出しジャンケンよろしく負けて
狭い部屋に転がる

冷んやりとした部屋でも
なぜだかほっとするね
何もない冷蔵庫から
缶ビールふたつ取り出す

知らない仲じゃないけどそこは
遠慮がちなふりして
あっちを見てる間に少し
少し距離を縮める

酔ってないふりをしている
くせに芝居が下手で
スポットライトはないけれど
そろりとベッドで踊る

悦びなんて小さな声で
聞こえないぐらいでいい
うっかり声に出したらそれで
それでもう止まらない

悲しみなんて笑い話に
してしまうぐらいでいい
うっかり涙流せばそれで
それでもう戻れない

明日だなんてこのままずっと
来なけりゃ来ないでいい
それでも空は白々明けて
残り月も消え行く
ふたりの夢儚く











【スケジュール】
総持寺チェンノガット
【日時】1/21(土) ※詳細未定
【場所】総持寺チェンノガット
【出演】田中 悟 他
ロージー心斎橋NEO
【日時】1/27(金)19時オープン19時半スタート
【料金】2000円(ドリンク別途要オーダー)
【場所】ロージー心斎橋NEO
【出演】田中悟 魔梨威 う~さん 純
ロージーABENO
【日時】1/29(日)16時オープン16時半スタート
【料金】2,000円(別途オーダー)
【場所】ロージーABENO
【出演】田中悟 う~さん ぱむぷきん ステラウィンド
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「深い森」 MV公開

2023年01月10日 | 日記
昨年撮影されたヒロワッヅ「深い森」のMVが完成しました。
僕もスタッフとして参加しております。





「演出をして欲しい」と打診を受けたのきっかけだったのですが、監督がヒロワさんなので自分は助監督だという解釈で参加させて頂きました。監督のイメージを具現化するのが自分の仕事だという意味で。
しかし助監督と言っても映像の現場での裏方の経験はあまりありません。10代後半から20歳過ぎまでの短い期間に競輪、競艇、オートレースのカメラアシスタントから入ってカメラマン、スイッチャー、ビデオ編集などを経験したぐらい。その後かなりの年月を経て30代の頃に結婚披露宴のカメラアシスタント(ケーブルさばき)なんかもしました。思えばアシタント業が多いですね。
映像の現場以外でもラジオのAD、テーマパークのステージアシスタント、舞台の演出助手、裏方のスタッフ、タレントの付き人など、ずっとアシスタントのポジションで走り回ることが多い人生だったように思います。
自分の劇団では演出をしてましたけど制作スタッフも兼業してたので結局そういう立ち回りになる運命みたいです。段取りとタイムテーブル厳守が命です。自分は出来の悪い人間でしたけど。

ここ最近はそういう仕事(映像の現場)に入ることもなくなったのですが、今回のMV撮影に参加させて頂いたことで眠っていたスタッフの血潮が束の間蘇った気がします。今振り返ると反省点が多くて「もっとこうすれば良かったかも」「余計なことやり過ぎたかも」と思うばかりです。
ただ何かしら確かな手応えもあったのは事実です。今まで経験してきた様々なことがこの日のこの現場で実ったような気がします。これってかなり大きな手応えですね。若き日々のことを色々思い出しながら珍しく自己満足、しかけました。自己満足って難しい。そして怖い。これ以上怖いものは無いってぐらい自己満足は怖い。だけど自己不満足ばかりでは悲しくて寂しい。だから悲しくて寂しい人生なのだなとあらためて思ってみたり。なんだか暗い話になりましたが「絶望の先にあるのは愛と希望だ」というヒロワッヅのテーマに沿っていて、それはそれでいいのかも知れません。




※ヒロワさんのツイッターよりhttps://twitter.com/hirowa_rosy/status/1592752550075588608


このMVの主演はヒロワッヅのメンバー、ハルキさん。
彼女は自主製作映画にも出演した経歴もあるとのことですが、とにかく独自の感性や世界観が凄いです。凄いって言い方はあまりにも語彙が乏しい表現ですが上の写真やMVを観て頂いたら「凄い」という形容をご理解頂けるかと思います。
後半のシーンでは細かく演出させて頂きました。殺陣というほどの激しい動きはありませんが小道具も使いましたし、演者が二人とも女性でしたのでとにかく安全に気をつけながら迫力や怖さが出るようにディレクションしました。耽美さ漂う迫真の演技は彼女達の才能によるところが大きいです。



今回の撮影はまさに「ザ・自主製作」でした。
ハルキさん以外にもメンバーさん達やスタッフさんが現場に集結されていました。被写体としてはハルキさんがメインですのでメンバーの皆さんも裏方として動いてくださる時間が長くて恐縮だったのですが、何とも大人な現場でとにかくその場にいた人達の優しさによって強硬スケジュールを無事にこなすことが出来たのだと思っています。勿論ヒロワッヅのメンバーも出演していますのでお見逃し無く。
それとカメラさんがプロだったことが映像的なクオリティの高さの理由なのは間違いないです。編集もしてくだいました。
全ての関係者の皆様に感謝致します。参加させて頂けて光栄でした。
やっぱり、演出は楽しいです。

では「深い森」hirowa'dzu、ご覧ください。







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ブランソン裁判

2023年01月08日 | 日記
前回のブログでも触れた「ブランソン裁判」について。
ユタ州に住むブランソン4兄弟が2020年大統領選に関する訴詔を連邦最高裁に起こしていた。
このことはほとんどメディアにも取り上げられず世間にもあまり知られることがなかったが、ここに来てにわかに話題となっている。

まず先にここまでの経緯を簡単にまとめると、

・2020年の米大統領選において民主党バイデン陣営に不正行為の疑いが相次いだ。
不正疑惑があった場合は10日間の調査期間を設けて調べることが出来るが多くの議員らの反対により調査は行われなかった。
・最高裁は「選挙の問題は各州で解決すべき」というスタンスのため大統領選不正疑惑に関する訴えを受け付けなかった。

上記のような背景もあり、その後は各州にて投票用紙の監査等が行われるもバイデン政権を追い詰めることが出来ずに今日まで不正疑惑はうやむやにされている。
ところがブランソン兄弟の働きかけにより訴えが最高裁に受理されることとなった。
なぜ受理されたのか?
ブランソン兄弟は上記赤文字部分の「多くの議員らの反対により調査は行われなかった」ということに着目し、これが憲法違反にあたると訴えたのだった。不正疑惑に関しては先述のとおり最高裁は受け付けないが、憲法違反として訴えることにより受理されたのであった。論点を変えることにより訴詔が受け入れられた形だ。


↓こちらのサイトでもっと分かりやすく解説されている。
逆転の秘策 ブランソン裁判とは 
連邦最高裁は2020年大統領選挙を裁くのか?バイデン、ハリスは永久追放か?

https://lyu1.com/221207brunson-case-scotus/



ブランソン兄弟は、
バイデン、ハリス、ペンス、調査に反対した380名以上の議員らに対し、
永久に罷免し、二度と公職に就かせない」ことを求めている。
つまり場合によってはバイデンらの永久追放も有り得るということ。
そうなればトランプ大統領復帰も見えてくる。
果たしてブランソン兄弟は救世主となるのか。
最高裁の判断に注目したい。




※ブランソン・ブラザーズはミュージシャンでもあり、長男ロイ氏は上院議員に立候補した経験もある。





【当ブログ内関連記事】
2023.1.7「2023年1月6日アメリカ その2
2023.1.6「2023年1月6日アメリカ
2022.11.8「2022 アメリカ中間選挙
2022.1.28「ウィスコンシン州議会 バイデン選挙人を撤回へ
2022.1.9「アリゾナ州マリコパ郡が二重集計と二重投票を認める
2021.6.28「アリゾナ監査完了 月曜日以降すぐに発表
2021.5.30「あの日のテレビ 1月6日を振り返る
2021.5.30「それはアリゾナから始まった
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2023年1月6日アメリカ その2

2023年01月07日 | 日記
昨日のブログ『2023年1月6日アメリカ』に書いた米下院議長選の結果が漸く出た。





これにて共和党ケビン・マッカーシーが下院議長となったが投票に15回も費やす異例の議長選となった。
ある意味で大人気ないほどに長引いた議長選びだが、当然無意味に時間を無駄にした訳ではないはず。そこには必ず何らかの意図があり、この騒動にも意味があると考えるべきだと思う。
一連の流れを自分なりに分析すると以下のようになる。

・ケビン・マッカーシーはRINO(名前だけの共和党員)であり共和党内での信頼度が低い。
・特に共和党内のフーリーダムコーカスのメンバーがトランプ派であるためマッカーシーに反対していた。
・フーリーダムコーカスの中心人物であるジム・ジョーダンの影響力が非常に強く作用した。
・最終的にジョーダンとトランプの進言によりマッカーシーが議長となりフーリーダムコーカスの発言力が更に強くなった。

ということではないかと思われる。
フーリーダムコーカスの発言力が強くなることが今後の下院にどう影響を及ぼすのかということを簡単にまとめると以下のようになる。

・国境管理の強化
・民主党の放漫財政の抑制
・バイデン政権への監視強化
・反グローバリズム、反ネオコン

といったことだと思う。

議長選の中でフーリーダムコーカスのメンバーであるマット・ゲイツによりジョーダンとトランプが議長候補に選出されるという一幕があったが、これはある意味で荒唐無稽な案であるとも言える。しかしこれにも何らかの意図があるはず。
昨日のブログにも書いたが現大統領と現副大統領の弾劾が行われた場合は大統領の継承順位が下院議長にある。つまりバイデン政権が崩壊した場合は下院議長が大統領となるのである。その下院議長に就任するのがRINO(名前だけの共和党員)のマッカーシーではあるが、ジョーダンやトランプに置き換えることも出来るという強いアピールではないだろうか。
チェスで例えられることが多いトランプだが敢えて将棋に例えるなら今回の下院議長選はトランプとジョーダンによる挟み将棋みたいなもので、マッカーシは挟まれた駒のごとく二人の手中に入れられたのだ。
これにて共和党は「反グローバリズム」を全面に押し出しながら民主党及びバイデン政権と対峙することになる。トランプの布陣がここに来て更に強固となった。



今回とても参考になった動画を貼っておきます。





あと気になるのはブランソン裁判
場合によっては最高裁の裁きによりバイデンをはじめとする380名以上の議員の永久追放も有り得る。
そうなると天と地がひっくり返る、いや、2020年にひっくり返った天と地が正常に戻ることとなる。
今のところ情報を集めるのがやや困難ではあるが、しっかりアンテナを張っておきたい。








【当ブログ内関連記事】
2023.1.6「2023年1月6日アメリカ
2022.11.8「2022 アメリカ中間選挙
2021.5.30「あの日のテレビ 1月6日を振り返る
2021.5.30「それはアリゾナから始まった
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2023年1月6日アメリカ

2023年01月06日 | 日記
今年も1月6日がやって来る(米現地時間で明日)。
昨年11月にアメリカで行われた中間選挙は2020年の大統領選の様な民主党による不正行為が行われるのか或いは正当に行われるのかという点で注目をしていたものの煮えきれぬまま何とも言えぬモヤモヤとした状況が今もなお続いている。
下院議長選は11回目の投票を以っても議長が決まらず米現地時間1月6日に12回目の投票が行われることとなった。
しかしここで大きなニュースが舞い込んできた。下院議長選にトランプが候補として選出されるとのこと。これが実現したなら事態は大きく変化することだろう。





2020年1月6日に出来事に関しては当ブログ『「あの日のテレビ 1月6日を振り返る」』にて書いているが、なんとこのタイミングでアメリカ最高裁にて2020年大統領選挙での民主党の不正行為についての再考が行われるとのこと。この結果次第ではバイデン政権の崩壊も有り得る。
現大統領と現副大統領の弾劾が行われた場合は大統領の継承順位が下院議長にあるので、もしトランプが下院議長に就任したとすればトランプ大統領復帰というシナリオも見えてくる。そうなればいよいよ世界が変わる。


期待は常に裏切られる。
しかし常に微かな希望を繋ぎながらここ数年が過ぎている。
明日はどんな1日になるのだろうか。


2023年1月6日アメリカ その2」に続く。




【当ブログ内関連記事】
2022.11.8「2022 アメリカ中間選挙
2021.5.30「あの日のテレビ 1月6日を振り返る
2021.5.30「それはアリゾナから始まった
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どうせ彼女は

2023年01月06日 | 日記
「恋愛」という言葉がそもそも話を拗らせている。
「恋」と「愛」は似て異なるもの。いや元来全く違うものかも知れない。
以前のブログ(2022.10.27 愛について)でも同じようなことを書いていた。
「恋」は自分のため。だとすれば「愛」は自分以外の誰かのためだとでも私は言いたいのだろうか。
あくまで結論ではない。ただそんな気がするだけ。

昨年12月のとあるライブでお店のママさんから、
「もっと前向きでハッピーなラブソングが聞きたい」というリクエストを頂き「ほな次回のライブまでに1曲作ってきますわ」と軽く言ったものの今となってちょっと困っている。
その時は気軽に考えたのだ。適当にそれっぽいラブソングを作れば一応ご要望にお応え出来るし、それで喜んで貰えるならこちらも嬉しい。適当にそれっぽいっていうのは良くない言い方だけどまずは気軽に作れば良いのだ。そこからスタートしてどこまで心から歌を作って歌えるかという試みに醍醐味を感じる。曲を作って誰かに喜んで貰えることに幸せを感じるのであればそれも一種の愛かも知れない。

しかし前向きでハッピーなラブソングが作れない。

いや多分作ろうと思えば作れる。やはり言葉は悪いが適当にそれっぽい曲を作ろうと思えば作れる。けれど自分の心と向き合った時に気づいたのだ。自分の中に「ハッピーなラブソングの要素が全くない」ということに。

つくづく自分は優しさや愛情のない人間だと思う。
だけど詩を書くのはなぜ?
曲を作るのはなぜ?
そもそも苦手なギターを弾き、苦手な歌を歌うのはなぜ?

愛を抱くのではなく、愛に抱かれるべきなのかも知れない。
人は愛に対して受動的なのだ。
愛を受け入れた時に初めて誰かと愛を分かち合えるのかも知れない。





勿体ぶる

彼女が言えばもっともみたい
俺が言ったら嘘みたい
本当はどちらも同じような嘘
ついていること知ってる

きれいな夜に誘っても
どうせ彼女は勿体ぶる

時代遅れのボードゲーム
二人好んで遊ぶ夜
神がサイコロ振ることもあり
また振り出しに戻される

遊び疲れていても
どうせ彼女は勿体ぶる

赤青黒の配色で
真夜中は混ざり合い
手と手と足を絡ませて
指先で尚じらす

抱きしめてみたとしても
どうせ彼女は勿体ぶる

彼女の夢は現実みたい
俺の願いはツキ次第
夜の流れに逆うように
泳ぐ魚は眠れない

スタンドの灯り消しても
どうせ彼女は勿体ぶる

やるせなさと愛欲が
真夜中にすれ違い
目と目と鼻を触れあわせ
唇で尚じらす

口づけてみたとしても
どうせ彼女は勿体ぶる

抱きしめてみたとしても
どうせ彼女は勿体ぶる

きっと彼女は勿体ぶる





上記は2022年最後に作った新曲「勿体ぶる」の歌詞です。
これもまたひとつのラブソング。
今年はどんな歌が生まれるのだろうか。
文末となりましたが2023年もよろしくお願い致します。









【スケジュール】
総持寺チェンノガット
【日時】1/21(土) ※詳細未定
【場所】総持寺チェンノガット
【出演】田中 悟 他
ロージー心斎橋NEO
【日時】1/27(金)19時オープン19時半スタート
【料金】2000円(ドリンク別途要オーダー)
【場所】ロージー心斎橋NEO
【出演】たけ吉 田中悟 魔梨威 他
ロージーABENO
【日時】1/29(日)16時オープン16時半スタート
【料金】2,000円(別途オーダー)
【場所】ロージーABENO
【出演】田中悟 う~さん ぱむぷきん ステラウィンド
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