役者として初めて役を頂いたのは、25歳の時だった。
25歳と言えばさほど若くないけど、
社会人を経てから、この業界に入ったスタートの遅い僕にとっては、
とてもラッキーな出来事だった。
但し、役と言っても若手の映画スタッフ達による自主映画で、
ギャラも交通費も無し。
それでも形式的に事務所を通して話をくれたあたりに、
今思えば彼らなりの、芽生えかけたプロ意識が垣間見られる。
ともかく僕はその話に飛びついたのだった。
スタッフも役者も、皆駆け出しの若者。
ともに成功を夢見て、活気に満ちあふれた現場だった。
しかし、その映画は撮影途中で制作が中止されてしまう。
理由はスタッフ同士の仲違い。
方向性が違うとか、互いのプライドが譲れないとか云々。
若い・・まさにアマチュアである。
中止の旨を僕ら役者が知ったのはロケに向かうバスの中。
クランクアップ直前でのことだった。
随分と愚かしい顛末かも知れないが、
何故だか僕は今でも非難する気にはなれない。
あれから月日は流れて、
僕はいまだ無名の役者を続けている。
何本もの舞台や映像作品をやり遂げては来たけれど・・・。
はて?成功ってなんだろう。
カット
「しあわせならたいどでしめそうよ」予告編
「アタシヲ産んだアイツ」予告編
ネットでとある映像を見つけたので紹介させて頂きます!
本文中の自主映画でも共演させて頂いた先輩が出演しています。
荻山博史さんとゆう役者さんで、
僕が20代の頃に、それはそれはお世話になった大恩人です。
映像の色使いが、とても素敵です。
25歳と言えばさほど若くないけど、
社会人を経てから、この業界に入ったスタートの遅い僕にとっては、
とてもラッキーな出来事だった。
但し、役と言っても若手の映画スタッフ達による自主映画で、
ギャラも交通費も無し。
それでも形式的に事務所を通して話をくれたあたりに、
今思えば彼らなりの、芽生えかけたプロ意識が垣間見られる。
ともかく僕はその話に飛びついたのだった。
スタッフも役者も、皆駆け出しの若者。
ともに成功を夢見て、活気に満ちあふれた現場だった。
しかし、その映画は撮影途中で制作が中止されてしまう。
理由はスタッフ同士の仲違い。
方向性が違うとか、互いのプライドが譲れないとか云々。
若い・・まさにアマチュアである。
中止の旨を僕ら役者が知ったのはロケに向かうバスの中。
クランクアップ直前でのことだった。
随分と愚かしい顛末かも知れないが、
何故だか僕は今でも非難する気にはなれない。
あれから月日は流れて、
僕はいまだ無名の役者を続けている。
何本もの舞台や映像作品をやり遂げては来たけれど・・・。
はて?成功ってなんだろう。
カット
「しあわせならたいどでしめそうよ」予告編
「アタシヲ産んだアイツ」予告編
ネットでとある映像を見つけたので紹介させて頂きます!
本文中の自主映画でも共演させて頂いた先輩が出演しています。
荻山博史さんとゆう役者さんで、
僕が20代の頃に、それはそれはお世話になった大恩人です。
映像の色使いが、とても素敵です。