あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

日本共産党大東市議会議員で看護師のあらさき美枝(新崎美枝)が思い、感じる政治のこと

第2次世界大戦終結・治安維持法廃止 70周年記念のつどい」に参加してきました。

2015年10月03日 | 日記
 今日は「第2次世界大戦終結・治安維持法廃止 70周年記念のつどい」に参加してきました。

明治大学文学部(日本近代史)の山田朗さんが講師

今日のキーワードは脅威は作られるでした。

日清日露戦争が始まった経緯が講義されました。当時の日本はイギリスから世界情勢を得ていました。
イギリスとロシアは金やダイアモンド、ウラニウムなどがある南アフリカを巡って対立していました。
南アフリカをロシアが分捕って、イギリスではロシア脅威論が溢れていました。
その影響を受け日本にもロシア脅威論が作られ、ロシアが清国へと南下してくるまでに、朝鮮半島を取っておこうと浸出。
しかし、日本は朝鮮半島への影響が強かった清と戦うことに。

日本との戦争で清国が弱まるとロシアが南下してきました。

この一連の戦争でも脅威論が戦争を生み出していることが分かります。
日本はイギリスの策に乗らされロシアへの脅威論を理由にロシアと戦争をしました。

現代の日本では中国を脅威として脅威論が作られている。

しかし、憲法9条を決めた時、脅威を作らない9条の理念で再出発したはずの日本が脅威論を作るなんて。

いまや中国のGDPは日本の2倍。
日本が軍拡競争に加われば次にインド→パキスタン→中東諸国→イスラエルと軍拡の連鎖がおこり世界の半分を覆うものとなり非常に恐ろしい事となる!

ここには書ききれないぐらい、世界の中でたくさんの歴史や仕組みを学習しました。ほんとうにすごく勉強になる講義でした。
ありがとうございました。


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