飯盛城跡を国の史跡に
文化審が答申
文化審議会(佐藤信会長)は18日、戦国時代に築かれた山城の飯盛城跡など10件を新たに史跡に指定するよう、文部科学相に答申しました。
飯盛城は、標高314㍍の飯盛山に築かれ、1560(永禄3)年に戦国時代の武将、三好長慶が入城しました。東西約400㍍、南北約700㍍で、日本では有数の規模を誇ります。
大東市は今6月議会で「飯盛城跡保存整備活用事業」1,342万円を補正予算として計上しています。
令和3年11月の国史跡指定後の観光客増加に備え、飯盛山ハイキング道沿い(楠公寺敷地内)にある老朽化した汲み取り式トイレを撤去し、公衆バイオトイレ(※)を2基設置する補正予算です。
公衆バイオトイレとは
※微生物の働きによって排泄物を分解・処理するトイレ。
追記:この記事は2021年7月に書きました。
その後、2021年10月11日の官報掲示により「飯盛城跡」が正式に国史跡に指定されました。