台風12号が近づき、大東市でも18時に避難準備が出されました。
この段階では避難の時に支援が必要な方や自主的に避難される方の為に避難所が開設されます。
本日開設された避難所は4カ所。
そのうち3カ所は体育館です。その環境を見に行って来ました。
19時半ごろ、北条中学校。
到着した時、体育館の入口が分からず入口と違う方向へ歩かれている高齢者を発見しました。声をかけて一緒に体育館まで行きました。
体育館には避難者が4名いらっしゃいました。
まだ毛布は到着していないようでした。
北条中学校の体育館は全ての窓を解放し、大型の扇風機が4台回っていましたが、非常に暑いと感じました。
室温は33℃

来ぶらり 体育館 19時45分ごろ
到着時、ここもしっかり送風機や扇風機が回っていましたが非常に暑く感じました。
温度計はありませんでした。おそらく北条中学校と同じくらい室温があるだろうなぁと思いました。
ここは避難者2名。マットが敷いてありました。
次に、四条中学校体育館。20時まえ
避難者ゼロ、ちょうど毛布が届いたところでした。
ここは入った瞬間、前の2カ所に比べてすこし暑さがマシだと思いました。
でも室温は30.52℃と高めです。湿度も高くなって来ましたので、体感温度はもう少しあると思います。

日本共産党倉敷市議会議員の田辺昭夫氏のFacebookでは、避難所の設置の様子が載っています。
田辺昭夫氏のFacebook
体育館ではダンボールで仕切りが作られ、プライバシー確保が行われています。

すぐにダンボールでベッドが作られ、畳も敷いてあります。

すごい!と、思いました。この体制を見習うことができれば避難してくれる人が増えるのではないかと思いました。
避難所では暑さ寒さへの対応、プライバシー確保、ベッドやマット、トイレなどの環境を整えることが必要です。
また、情報弱者となりやすい環境で不安が増します。
情報提供が出来るよう、体育館には標準装備されているスクリーンに映像を写すなど、あらゆる工夫を提案して行きたいと思います。
また、避難準備の段階では避難に支援の必要な方が避難されます。高齢者、障害者、子どもなど、やはりその中には環境の変化に脆弱な方が多く含まれます。
避難準備段階の第一次避難所が体育館のままで良いのか?という事も議論が必要だと思います。