戦時中、日本は戦費の7割強を戦時国債によって賄っていました。
巨額の国債発行は国民生活や経済を壊し、国債は紙くずになりました。
あれから77年、政府は昭和に逆戻りでもするかのように軍事費を2倍にすると言い出し、安倍元首相は「防衛費は国債発行で。」なんて言い出しています。正気の沙汰とは思えません。
ロシアのウクライナ侵攻が連日報道される中、「攻められるかもしれない」っていう不安はイコール、自公政権はまともな外交ができていないと言うことではないでしょうか。
私は連日多くの方と対話します。その中で時々、「日本も核兵器持って攻められないようにすべき」って人に出会います。「いざとなったら核兵器使うってことですか?」って聞いたら「使うよ。当たり前やん」って。広島や長崎での悲惨な状況を繰り返してもいいっていう人がちょこちょこ存在することに戦慄しています。
核兵器共有論は日本維新の会が先頭を切って言い始めています。
非人道的な核兵器は二度と使ってはいけない兵器です。
今、私たちが考えるべきは「戦争を起こさないためにどうするか?」と言うことではないでしょうか。
紛争が起きたらASEANが構想しているように平和的に話し合って絶対に戦争へ発展させないために力をつくすことが政治の役割ではないでしょうか。
万が一政府が外交に失敗して戦争になった場合、日本は世界9位の軍事力で対応することができます。
いま、生活をおしつぶす軍拡は必要ありません。
私は先日、駅で宣伝中に改憲賛成というSさんから質問を受けました。
Q共産党は政権取ったら自衛隊を違憲として無くしてしまうんか?
私なりの答え:急に自衛隊を違憲にしたり、無くしたりはしません。いずれも国民の多数の合意で持って進めて行くべきです。
世界から「戦争」の危険がなくなり、皆が安全だと感じることができるようにならないと世論は変わらないと思います。まあ、もしも!日本共産党が政権に入れるくらい日本共産党の議員が過半数取れるくらいになったら国民の考えも変わって来ているって事ですよね。
Q共産党は安倍政権の事を独裁者だと言うけれど、志位和夫が20年以上党首をしている事も同じ独裁ですよね?
私なりの答え:安倍さんの場合は「オレの言うこと聞いとかんかったら次の選挙の公認やらんで」と言って脅す独裁。自民党は安倍さんに忖度して文書の改ざんまでしてしまうような腐敗状況なんですよ。
日本共産党は確かに志位さんに長く党首を務めてもらっているけど、それは役割であって幹部会の文書や公約なども中央委員会が作って志位さんは対外的に公に出て報告すると言う役割になります。
もちろん異論があれば党の中で話し合って決めて行くルールがあり、志位さんに逆らったら不利益があるとかはあり得ません。あったらそんな組織はそのうちダメになりますよ。