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3年以上ぶりの映画館。
新居で過ごす最初の休日がたまたま水曜日だったので、迷わず今日行きました。
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小説を読んですごく良かったのと、
配役を見てそれがものすごく良かったのとで、絶対見に行こうと思ってたのです。
映画もとても良かった。
わたしは展開や結末を知った上で見てるので驚きや感動がやや薄れるのはしょうがない。
知らずに見たらミステリー性も合わせてもっともっと面白く見られただろうなーと思う。
まあこればかりはどうにもね。
宮﨑あおい良かったなー。
一番最初、宮﨑あおいの配役だけイメージと合わなかったんです。
原作では自分がモテると勘違いした太めの女の子だったから。
でも家出して歌舞伎町で働くような危なっかしさはすごくよく出てた。
しかもあの細さが却って危なっかしさが引き立つ気がした。
最後の方、渡辺謙と部屋の中で泣き崩れるシーンがあって、そこでわたしも一緒に泣いてしまいました。
あと、指名手配写真がかなり市橋(実在の指名手配犯)だった。
多分松山ケンイチと綾野剛と森山未來を混ぜてるんだろうけど。
原作を先に読んでしまった身としては、やや物足りなく感じました。
上下2巻の小説を1本の映画にしてるから色々なところが端折ってある。
人を疑わせるシーンはちゃんとあるけど、疑いが晴れるシーンはカットしてあったりとか。
あと、冒頭の東方神起の歌もカットされてた!!笑
原作は愛子の「私が好きって言ってた歌」としてSTLの歌詞が載ってるのに対して、映画は「私が好きな東方神起」と言われて差し出されたイヤホンを、渡辺謙が耳に差したところで次のシーンになりました。
(その辺うまいと思ったけど)
原作にはいいシーンがもっといっぱいあるから、もっと長編で見たかった。
原作読んでない人にはぜひ見て欲しい。
ただ、性的に目を背けたいシーンもあるので、親子で見に行ったりするのは気まずいかも…。
良いひとときでした。
やっぱりたまには映画見なきゃね。