ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
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言葉が・・・

2013-01-08 17:00:01 | 本を読んで
「生命は事後的に見ればきちんと設計されていたように見える。

デザイナーがあるようにみえるけれど、

関係しながら分化を進め、つながりながら全体としてある秩序を“つくれてしまう”こと

が生命現象の最大の特性・・」

・・とは福岡伸一ハカセの「せいめいのはなし」の中の言葉で、

世界を秩序として捉えたいという脳の癖、希望でもあるんです、というのもあった。

なので、世界には設計図・デザイナーなどないというのが主旨なんだと思うんだけど・・・

つながりながら全体としてある秩序をつくれてしまう、

そのことが生命現象の在りようだということはハカセも云っている。

・・ということは、どの生命も全体で一つなんだということを知らないうちにわかっている存在なんだ、

ということじゃないかと思う。

つくれてしまうという言葉がそう言っている。

福岡ハカセが云ってるんじゃなくて言葉が云っている。



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