ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

ひとのせいにしてた自分

2013-07-17 15:01:17 | 実例体験観察
「この事をどうしてる?」という疑問形で彼女が言うので、

ついそれに対し、コレコレこんな・・と話したらすぐに、

「そんなことしてるの!?私はコレコレこういうふうにしてる」と言う。

あんたのより、私のやり方の方が絶対いいわぁんという感じ。

それを言いたかったから、導入部として私に、

「この事をどうしてる?」と言ったのかとも感じちゃったよ。

この時私は又ひとを否定して優越感に浸りたいんか~と思って・・・

癪な感じしてた。

どういう方法で彼女にそういう事をやめさせるか・・みたいな考えが湧いて来た昨日の自分だった。

それを始めると、彼女のそういう感じ悪さばかりが頭を占めて来た。


そのことで自分の気分が悪くなっている、という自分に起こっている信号の方に

留意できなかった自分だった。

彼女のせいで私はこんな嫌な気分になっている・・

・・というふうに自分がなっていたのだった。

自分の気分の悪さを人のせいにする被害者になっていた。

出て来る思いを書くよ、今、これから。

何故私はそういう彼女の在りようを嫌だ、感じ悪いと思ったのか???

彼女がそういう言動をしたから・・じゃない。

うん、それはキッカケに過ぎない。

「私はこんなふうにしてる」という自分の言葉を否定されたとなっていた。

彼女が自分の方が正しいというオーラを撒いているのが嫌だった。

なんで嫌だったのか?

「やり方なんていうのはこの方法だけが正しいなんて、ことはない。

自分のやり方だって一つの方法だ」を持っていたからだ。

そしてそういう自分の考えを正しいとして持っていた。

正しさに対して正しさで向かった、プラス同士だったから反発した自分だったのかと思う。

また、こういうのもあった。

優越感に浸りたい、勝気、そういったものを彼女より多く持ってない私の方が

彼女よりましなのに、彼女は偉そうにしてる・・・

そんな彼女をぎゃふん(本当にそんな言葉を吐く人はいないような気もするけ
ど)と言わせたい。・・・

・・・そういう非常に偉そうな傲慢な自分だったからだ。

人の優越感にカチンとなるのは、自分も同じものを持っているからだ。

こういうことは以前に考えて書いたこともあるような気がするけど、

こういう実際の場面でこういう自分の優越感がこんなふうに作用するのを

きちんと観察できたと思ったよ。

そうか!そういう自分だったからだったのかと納得した。

ここのところ、ユイちゃんシリーズで被害者的心情について考えてきたせいでか、

昨日友人である彼女に久しぶりに会い、

会話したことがキッカケでこういう自分を発見できたんだと思う。

こういうことを公開するのはすごく恥ずかしいけど、

でもよかった。

どんな思いもそれがそうなったプロセスを観察してみると、

「自己に発し自己に還る」だと、実践、観察、検査してみて一層思うよ。

思考上の被害者なんてやはりいない。

彼女はその時その時の気持ちをそのまんま出す人で、

気さくで明るい。

今度彼女に会ったとき、また優越感に浸りたい彼女を、

(自分でも勝気と言っているし、そういう気性で在ることは確か)

見聞きした時に自分がどんな反応をするのか・・・

以前と同じに又嫌な気分になったら、まだまだ失敗経験が足りないということだろうな。

さてさて・・楽しみ。

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