すこしずつ進もう

ジョギング、合気道、ダンスに音楽
下手のヨコズキ暴走中!
何か一つ光るものが得られるまで
日々精進です!

感覚を鍛える

2013-08-17 07:12:30 | 合気道
毎日暑くて心も体もHEATしてますが・・・
熱くなるだけじゃねぇ・・
もうちょっと冷静に醒めた感じにでもなれればいいのになぁ
ないなぁ・・・
先日実家に帰って思ったの・・・これは母譲り
遺伝子だな
よくいえばテキパキしてる
悪く言えば落ち着きがない
田舎者気質なのかなぁ・・・

気持ちが高ぶる・・・熱くなるっていうのは
何かを始める良いきっかけになったり
勇気が出たり
いいこともいっぱいだけど
ゆっくり息を吸って一歩下がって周りを見るっていうこと
私には凄く必要なんだろうって感じます

最近の稽古でよくつかわれる言葉
感じるという稽古
私みたいにテンションあがりっぱなしの人間には不得意な分野なんだろうね
自分なりに感じるってことを考えてみて
ここ数カ月やってみてたことが
相手をしっかり見ること
ちょっとした目の動きとか筋肉のちょっとした動きとか
そういうものにも反応してみよう!

結果得るものもあったのは確かだが
それは感じるということだったのか??
うーん。てところ
実際動きが後手後手で
妙な空虚感が残る・・・
その空虚感を埋めようとすることで
力が入ったり籠ったり
息をとめちゃったり・・・・

一ヶ月くらい前だったかなぁ
感じるとか相手を見るっていう話をしてたときに
黒帯さんが言ってたのは『そういうことよりも雰囲気が大事』って
話を聞いた時は ・・・いや・・・わかってる・・・って思ったんだけど
わかってなかったね・・・
感じようと思って私がしてきたことって結局外側を見てるだけだったんだよね
雰囲気ってそういうものだけで出来上がるもんじゃなくって
中からも外からも周りからも
いろんなものがまとわりついてできるものなんだろうなぁ

相手がイメージしているものを感じれたり
その感覚を自分の中にも置いてこれたり
そうすることで
相手の作った雰囲気に入り込め
感覚を共有できる

とはいっても
どうすりゃいいかなんて分かんないんですけど
でも
雰囲気を意識して稽古するのがめちゃくちゃ楽しい
夏のあいだに一教を・・・という毎年やってる課題
今年もやってるんだけど
ゆっくりと相手の感覚を自分に取り込んでいける感覚があると
凄い充実感
楽しい
実際に相手がどういう感覚を持ってやってたのか?わからないけど
そんなこと気にしない
きっと同じ感覚だったんだろうと思い・・・(自己満足な部分もありますが)
こういう感覚の共有が、よく師範が言う”はまる”という感覚になっていくのだろう

感覚を・・・雰囲気を感じ取ることを意識するっていうことで
自分の感覚も鍛えられていく
具体的に感覚を鍛えるってなんだ?
みて・感じて・反応する
こういう部分を実際に自分の体に少しづつ置いていくことが感覚を鍛えることなんだろ
って思います。
たぶん時間はかかるんだけど
さらーっと落としこんだり
すこしづつ密に感覚と肉体を照らし合わせて確認してみたり
いろいろやってみようと思う
幸い私には楽しい作業だからね・・・

相手がいるということで遮られてしまうイメージ
うまくいかない辛さ・・・
本当は逆で相手がいるからこそ相手を感じて動ける
感覚を鍛えられる稽古になってるんだなぁ
うまくいかなくっても、その時その時を楽しんで感覚を落としこめるように・・・
暫くは稽古していきたいなぁ






いい感じをすりこませる

2013-07-06 00:03:39 | 合気道
週一でジムに行き
ベーリーダンスとフラダンス
最近HIPHOPもやってたり・・・
昔の自分に言わせれば・・・ありえない・・・
ダンスなんて
あんな恥ずかしいことできるかぁ・・・って思ってたんでね

プロのダンサーとかジムの先生とか
素敵でかっこよくって・・・いいなあぁ・・・と憧れる
できっこないと思って避けて通ってきたけど
あまりの魅力にすいこまれていく

体の使い方の訓練だ!と思って始めたはずが
欲が出る
結構楽しい
あのかっこよい美しい世界に溶け込みたいと思うように

動き一つ一つを覚えるのも結構大変だったんだけど
さすがにもう二年続けてみたら
意外と動けるもんだ
あとは美しくかっこよく・・・

細かいことを言えばきりがないわけだが
全体の雰囲気がかっこよければ
意外といい感じに見える
体全体で表現するとそのイメージが表情に出たり

そうそう全体!
すべてが一体となって表されるから伝わるんだよね
呼吸とイメージと感覚そして肉体
全部が一体となって表現されるからこそ
美しい
そして力強くも見える

合気道だと相手がいるから
そんなイメージ通りになんていかない!
相手が変わるとうまくいかない
ずっとそうやって言い訳言ってたわけですが
いや。違う。
イメージと感覚と肉体とすべて合致してなかったということなんだ
鏡の前でシャドーで動いてみるイメージ通りにやってるつもりが
なんかかっこよくない
ダサイ
つまり一人でやって美しくできてないことを相手がいてできるわけない
自分主導で自分の間でということにもつながるんだと思うけど
きちんとした”しっくり感”
自分の中で確立させられればいいんだ

イメージを丁寧に自分の肉体にすり込ませる
意識と感覚を体と連動させられて
美しさと強さが表れるんだ


ちょっと前に触れずにエアで稽古させてもらって
その時のいい感覚がまだ残ってる
いい感じ
触れずにというノンストレスの効果だと思うが
いい感じの稽古で感覚をしっかりすり込ませておく
ってのはいいね

いいものを感じ共有する
ただ単に相手の力とか迫力だけではなく
その中にあるもの
熱く動くもの
さらさらと流れるもの
そんなものを感じて自分の中に落とし込んでいければいいなぁと思う




自分の間とは

2013-06-29 10:48:14 | 合気道
家でゆっくりとパソコンに向かう時間があんまりない・・・
というか・・・会社でPC見すぎで・・・
なわけで暫くブログは
スマホから・・・つぶやき程度に発信

こんな生活いけない
このスパイラルから抜け出したい・・・
と思って出勤途中にぼーっと考えてみる
やっぱりさ抜け出したい!って思ってる時点でアウトなんだよ
溺れそうになってもがいてるようなときには
掴んでも藁ぐらいだってこと(ちょっと言い方悪いけど)

仕事が忙しいとか
合気道が上達しないとか
時間がないとか
女子力が上がらないとか・・・

ベルトコンベアから流れてきたものを捌くように
流れ作業的な考えじゃ得られるものは少ない
周りの環境に振り回されているだけ・・
もちろん周りからの刺激
いい話を聞くとかアドバイスをもらうとかは必要なこと!
ただそこに自分の考え
自分の真にある不変のこだわりがないと流されて
周りから影響を受けた上っ面の部分しか得られない
自分の中に自分の真に必要な部分を落としこんでいくことが大切なんだね

仕事でもそう
仕事に食われちゃだめだ
忙しい・・・難しい要求をされる・・・無理難題を押し付けられる
逃れられない部分はあるし逃げるのは私のキャラじゃない
そこで大事なのは
私は何がしたいかこの先どうして行きたいかをしっかり持っていることなんだ
いくらでも踏み台にできるし、キレ気味に言い返したとしても
決してヒスてリックには思われない
きちんと周りに伝わるものなのだ。
環境に
周りにのまれない強い気持ちと考えがあれば・・・って
今更思う


最近の合気道の稽古で
間というものが何なのかあーだこーだ考えてるわけだが
触れ合いで勝つとか
間を捉えるっていうのは
どういう感じなのか?
時間的、距離的感覚じゃなくって相手との気持ちの間
相手と向かい合って相手をしっかり見て・・・
という風なだけでは間を捉えようとすればするほど
相手の間に合わせるだけになってしまう
これも周りに影響されてるだけ・・・てことなんだろう
自分の間というものは
もちろん独りよがりではなく、相手の間もしりつつ
自分の真にある意識や感覚が発信されて
出来上がっていくものなんだろう
間は作るもんじゃない・・・
相手の強さと自分の強さとが冷静に向かい合って
出来上がってくものなんじゃないか?そう思う



質が変わる・・・1

2013-06-16 11:11:43 | 合気道
合気道の胴着をやっと新調!
初心者用の3点セット6000円のものとは全然違う柔らかい素材に満足
ただねぇ・・・
調子に乗って「女性の方にぴったりのスリムタイプ」という売り文句に思わず購入したら
ちょっと・・・きつい・・・
腕が・・・
暑くなったし・・・露出が増えるっていうのに
半袖のブラウス・・・腕がキツイ
パンパンです
ほぼ買い換えなきゃならない
でもまだ鍛えたらんところいっぱいで・・・
まだまだ・・・太くなりそうで・・・あぁ・・・

女子の覚醒
まだまだ時間かかりそうな

何年か前に成田山で購入した木刀
夜中に家で振ってみてるんですが・・・
やたらとキツイ・・・
やっぱり振り方間違ってるんだろうねぇ
平日稽古で黒帯さんが模造刀持ってきてくれて
振ってみたら・・・
ひゅっうぅん・・・っていう悲しい音が鳴る
スパっっという風を切る音は全くしなかったのよねぇ
悔しいから家で練習
なるべく肩の力を入れないようにと腹と背中で持ち上げるようにして振ってみてるんだけど
腹筋がすさまじく痛くなると同時に
肩が張る・・・
腹にも腕にもどちらにも力が入っちゃって

ということで木刀封印
剣を振ることも、私の腕っぷしも
ひどいことになる前に
棒を振るのはもうちょっと自分の体の中身が出来上がってからにします


落ちる・・・
合気道始めてから
力のかかり具合ってこんなにも色んな感じ方があるんだって
知ることができた
ただ単に強い弱いじゃなくって
簡単に重い軽いじゃなくって・・・
もちろん
宇宙旅行をしてみるとか・・・
深海を泳いでみるとか
すさまじく重いものに乗っかられるとか・・・
経験してないことはいっぱいあるけど・・・でも
稽古の中で(ある意味手軽に)経験できるってことはすごいことだよなぁ・・・

まぁ私自体は、うぉぉぉ・・・というような感動するような重さを与えたり
力の質を変えたりなんてまだできないわけだけど
自分の腕を握って
呼吸してみるとか上に上がるイメージとか
腹とかお知りに力を入れてみるとか
ちょっとした変化で微妙に感覚が変わるのが面白い
この小さな感覚と肉体的なものの融合が
もしかしたら・・・感動的な力を発揮できるのかもしれない
と希望をもってみる


相手と自分の間の空間を
空気をつかむ感じにとらえる
その空気を重い質のものに変化させる
その重さで下へ落ちる
そうそう・・・落とすっていうんじゃなくって落ちるっていうイメージ
落とすという行動じゃなくって
物体がそのまま落下するみたいな感じで・・・
受けてるイメージはもちろんだけど
たぶん。
落とす側も・・・
落とすっていうイメージじゃないんだろうなぁとおもう
質の変わった、空間自体が無意識に落下するみたいなそんな感じなのかなぁ
100kgくらいのバーベルをもって手を放したら
何の躊躇ものなく落下するみたいに
重力
シンプルに重力が発揮されるから重く落ちていくんだよねぇ
人間も・・・
腕が急に鉛に化学変化して体と切り離したら
いい感じにらっかするんだろうねぇ・・・
でもそうはいかない

やはり指令を出してる本体はあるわけで
その本体の存在はかなり偉大


本体がない故に
腕をこねてみたり体をひねってみたり
無駄な動きを加えたり
イメージと合致させるために天を仰いだり・・・
動画を見るとそのあたりがよくわかる
私だけに限って言うと
柔らかくしようという意識が
無駄な柔らかな動き・・・
しなやかとはかけ離れた無駄な柔らかさ
くねくねと動くだけのように見える
昨日の稽古後に一教の稽古してもらって
動画を見てみたら・・・
言われたとうりに真似してやったつもりが
師範と並んでイメージをもって動いているはずの自分が
あまりにもぶざまで・・・
泣けてくる

体の中を柔らかくするそのやわらさで落ちる
中を動かしてるつもりが私の場合は
肩が動く腰が動く
とにかく無駄な上下左右の動きが目につき
それがまたかっこ悪い
完全に中身が抜けちゃった感じ
一生懸命練り上げようと思ってても
袋に穴が開いてて外に流れちゃってる感じで・・・
きちんとしっかりとした体を作って練り上げられるような状態を
姿勢を鍛えが必要だなぁと思いました

なかなか本体を鍛える
核になるものを意識するなんて
簡単にできるもんじゃないんだろうけど
しりたい

相手に摩擦を感じさせえるような力の入れ方じゃなくって
0から100に変化するような
一気に質が変わるような
そんな質を作れる中身を
作っていきたい!

できっこない
そんなの何年もかかって知れるかしれないか?くらいの世界のものだ!
なんていう人もいるけど・・・
いや
なんかのきっかけでできちゃうかもしれないし
いい感覚をつかめるかもしれない

質のいい稽古をして自分の質を鍛える
体を心を鍛える
センスを磨ける
あぁ・・・合気道ってやっぱりすごい










知ること

2013-06-11 00:10:42 | 合気道
先日ほかの道場の方たちと合同で稽古できる場に
参加させてもらいました。
いろんなタイプの人がいて、いろんな主観を持った人がいて
おもしろかった・・・

合気道はじめようと道場を選ぶときに、何箇所か体験させてもらったから
道場でそれぞれ雰囲気が違うっていうのはわかってたんだけど
一緒に稽古させてもらってこんなにも普段の稽古と違うのかぁと思いました

お互い遠慮し合ってしまってる部分もあるから
(遠慮しすぎちゃったこと・・・私はちょっと後悔)
実際それぞれの稽古場でどうかはわからないけど・・
私は特に白帯だから、ほかの黒帯さんたちからいろいろとアドバイスいただけたわけで
・・・
普段言われないようなアドバイスをいっぱいいただきました
ある意味新鮮
一般的にはこうするんだよ。て言うこと・・・私は知らなかったんだなぁ・・・とも思いました


道場ごとに個性があるのは当たり前だし
もちろんその道場ごとで師範に習い、目指すところも似てくるのだろう
その人個人が何を知りたいか?
何を目的にしているのか?で見方は変わってくるのかもしれないけど
大まかには道場毎で個性が違うのだと思う。
(ほんとは同じ道を進む者同士なのだから、方向は同じはずなんだけど・・・)


きっと各々自分の道場が居心地いいだろうし
自分で選んだ道場なんだろうから目指すところも同じなんだろうなぁ
偏った考え・・・っていう言葉はあまりいい言葉じゃないけど
やっぱり一つの塊としてそこに浸ってるだけではなく、周りを知るっていうこと
違う世界を経験するっていうことも大事なのだよね

そこでいいものにめぐり合うかもしれないし
これは違う!って思うこともあるだろう
でもそれは決してマイナスじゃなくって確信が強まる素材になったり
そこからヒントをもらえたりもする
成長のチャンスでもあるわけだね

たまたまTVでやってたんだけど
『いつやるの!今でしょ!』で有名な学習塾の先生が
受験生じゃなく、全く勉強に興味がない高校中退したりした生徒に向けて
講義をする企画で・・・
普段の講義のように生徒を魅了する作戦・・・・
失敗・・・同じやり方で誰もを引き込めるわけじゃぁない
その先生のすごかったのが、自分をわかろうとしない
自分が伝えたいことを聞こうとしない生徒たちに
自分をさらけ出し
そして相手の視点に立って分かり合おうとする努力をしたんだよねぇ
全く聞く耳を持とうとしない生徒が・・・
それ何?とか
どこのこと言ってんの?とか
自ら考えて質問を投げかけたりするようになる
人を引き込む・・・自分をわかってもらう・・・
相手としっかり真剣に向き合うってことなんだよね
すごいなぁと思ったけど
先生は自分の評価を、私の負けです。
って言ってたけど・・・それは、その先生の求めるレベルが高いからだと思う
自分を分からせきれなかったこと。伝えきれなかったことに負けという評価をしたんじゃないかなぁ・・・

そうそう・・
その先生が言ってたのが
敗因は慢心と思い込み・・・ってなるほどね・
合気道でもそうなのかもしれない
これでいい。いい感じ。
狭い世界でこの人よりうまくなった!!なんて
そんなちっちゃいことで満足してちゃ
きっとそれ以上にはなれない
いんや・・・
きっと下がる一方なんだと思う

師範が前にいってたっけ・・・自分で練り上げてある程度いい感じになったものは
一旦引き出しにしまって・・・何年かたってから、また取り出して練り上げていく
その繰り返しなんだって
終わることのない・・・やってもやりつくすことのない世界なのよね


稽古でも
今やりたいこと。知りたいこと。感じ取りたいことを
明確にして
相手に意思表示する
伝わらなきゃ言葉で伝えてもいい・・・
課題や目標が違うもの同志でもきちんと自分を知ってもらう
そして相手のことも知ろうとする
そういうことで本当にいい稽古ができるんだね

まぁ・・・そこで多少の満足感は得たいけどね


魅かれる?惹かれる?

2013-06-07 23:47:24 | 合気道
久しぶりに映画を借りてみた!
ミステリーとかホラーとかサスペンスとか大好き
恋愛ものは苦手・・・・・・共感できないんだよねぇ
今回見たのは
サスペンスホラーとゴシック映画
ちょっと不発・・・
B-MOVIEだったんだけど
それでもちょっと期待したんだけどなぁ・・・全く引き込まれなかったよ。

せめてイケメン俳優使ってくれてればよかったのにぃ・・・
イマイチ

面白い映画とか、いい音楽って
その世界に引き込まれて
その世界の人間になったようなそんな気分になれる
いい感じに癒され程よく興奮
何かの力を借りて感動したり
何かに導かれて興奮したりって
意外と楽しいじゃないですか!

先日、テレビ番組で
有名指揮者さんが
指揮者希望の音大生に指導するという特集だったんだけど
これがなかなか面白かった
オーケストラとか経験ないから実際の指揮者の役割っておものを
私は理解してないかもしれないけど
あれだけ大勢の人たちを指揮棒一本でコントロール
しかもただ合わせるだけならメトロームか何かで合わせればいいんだろうけど
そこに指揮者の意図があって表現したい世界がある・・・
しかも
前もって打ち合わせたわけでもないのに
その場で
指揮者の世界を理解してもらう
表現に付き合ってもらう
そういう役割なのだなぁと思った

先生が指導で、個々のフレーズは裏に強さを乗っけるから・・・
ここでバーン!と、とアドバイスすると
音大生は分かってたらしく・・・ここは強くトランペットの方にやってほしかったんですよねぇ・・と
結局
言葉で説明していて・・・
先生に・・・
だからその前に表現を乗せるんだよ!みたいなことを言われてたっけ・・
そう・・・
指揮者は言葉で伝えても意味がないのだ
体で、指揮棒で、映画のワンシーンを表現しなきゃいけないんだよね
すごいんだなぁ指揮者って

なんで指揮者に食いついちゃったかっていうと・・・
最近の合気道の稽古で
自然な姿勢で相手を引き込む
らくーにかるーく
まるで綿あめ作ってるみたいなそのぐらいの軽さで
その動きは指揮者が指揮棒振ってるみたいだなぁ・・・
って私が勝手に思ってて・・・
たまたまTV見てたら目に入ったっていうわけ・・・
でもなんか関連があるような気がしてきたんだよねぇ

最近の私の中でのブームは結びの謎
色んな要素があり過ぎてたぶんまだまだたどり着かないけど
その一つの要素として
間を捉えた動き
相手を引き込んで自分は自由自在楽な状態でいられる

妄想的な考えかもですが・・・
指揮者が表現する世界や、映画で感動する世界と似てるんじゃないだろうか
ここが見せ場だ!とかここで大きく!みたいなものを
表現する
ただ下から上にあげるというだけじゃなくて
ポンと飛び出るような感じに・・・とか
吸い上げた水をすーっと頭の上から噴き出すような・・・とか
何かものを探してるように周りを見渡すような・・・とか
動きに対して感情を乗せたり思いを加えたりすることで
周りを引きむことができる

またイメージ先行の妄想野郎な感じですが

指揮者みたいに体全体を使ってという部分もあると思うし
また、合気道的には中の動き見えない動きで表現するという部分もあると思う
自分の世界を表現できれば・・・

相手を自分の前に引き込むとか、抑えるとかじゃなくて
惹かれる・・・魅かれる・・・みたいなものがあるのではないかな・・・
そうだったら
ますます面白いなぁ・・・

突きと結びと

2013-05-06 23:40:59 | 合気道
動きのあるものを捉える
それなりにコツが必要だよねぇ・・・
子供のころにやった金魚すくい
やみくもにホイですくいあげても金魚はスクエナイ
流れと向きと金魚の行く先をとらえてないとダメなんだよね

野球の高いフライをキャッチする
落下点を予想して自分のミットがネットになったかのように
すっぽりとおさまりキャッチできる

あとドッチボール
ボールに当たったり、落としたりしたらだめ
当たらなきゃいいという理由で相手に背中を向けて逃げ回ればいいというわけでない
仁王立ちで平面きゃちしようとしたら
柔らかいボールは跳ね返ってしまう
ドッチボールが上手な人を倣うと合気道もいい感じなのかなぁ
きちんと相手を見て軌道を感じ深く受け止める
ボールの周りの空気ごとかき集める感じで
自分の体の奥深くに閉じ込めるようにボールをキャッチする


きちんと受け止めて・・
結び受けるってこういう感じなのだろね

突きからの稽古の時
相手の突きに対して中(表)に入るっていうのは
相手よりも先に攻める!っていうのがほとんどの要素なのかなぁって思うけど
裏に入るっていうのは・・・(裏に入るってことは?)
突きを避けるって要素が多少はあるのかなぁって思う
まぁよけちゃダメなんだよ!
ってことは分かってるんだけど・・
何というか突きを無視して裏にってのは難しいのかなぁって思う
正対して相手の突きを止める
あえて相手の突きを抑えるって稽古も今までやったことあって
あの時はまだ始めたばかりで
稽古後に腕が腫れ上がって・・・自分でもびっくりしたっけね

まぁ・・・今でも・・・あざだらけになったりするんだけどさぁ
自分の突きがきちんとできないと相手の突きを受ける感覚って養えないのかもなぁ

相手の突きのその先から周りの空気も含めてすべてかき集めるように
突きを受けれれば
いい感じに突きごと相手を捉えられるんだろうなぁ

そうそう・・捉えるって言葉って
普段の生活であまり使わないんだよねぇ
新しく入った人と稽古して自分なりにいろいろ説明するわけなんだけど
捉えるって言葉がなかなか伝わらなくって・・・
捉える!っていうと
ここで押し込むんですね!とか捕まえるんですね!って言い返される・・・
ついつい・・・いや、そうじゃなくって・・捉えるんですよ
って言っちゃう私
言葉じゃない!とは思うけど・・・私が伝えたいニュアンスが違うものに変換されちゃってる気がして
必死に否定しちゃいました
うまく伝わってないことが面倒になって「まぁ・・そんな感じ!」なんて言いたくないもんね

たかが言葉だけど
目で見たことや、体で感じたことと同じように言葉で伝えることも大事な表現だからねぇ

そう思うと
師範や黒帯さんたちみんな表現がうまいんだよね・・・
言ったことを体現できるというのが説得力につながってるんだと思うけど
自分の体にしみこんでる感覚があるからいい表現が浮かんでくるんだろう・・・
まだまだ修行が足りんなぁと思ったわぁ

相手に向かうというアウトプットとして
突きは分かりやすい
ちょっと突きを覚えちゃえば簡単!なーんて思ってたんだけど
いやいや・・・難しすぎてわけわからん

腕の前後運動にならない突き
相手の突きをきちんと捉えるということ
何が潜んでるかといえば
む・す・び
まぁ突き以外でも大事な要素であるのだけれども
掴んで伝わる触れて伝わる結びよりも
離れた状態で感じなきゃいけない結びに
ものすごく興味があって・・・
最近の稽古やればやるほど面白い
やってもできないこととか難しすぎることって
ある程度やると面白くなくなるんだけどね
全く嫌にならない
できなくても楽しい面白い!って思えるのは
やっぱり体感できるっていうことなんだろうなぁ
私もいつかこういう表現がしたいできるようになるために
自分なりの工夫がこれまた楽しい

突き方を教えてもらって
最近は鏡の前で自分めがけて家錬
力を吹きだす感じに
きちんと正体して姿勢よく
自分の重心をきちんと安定させて腹から爆発させる感じ
体の筋肉を使って腕を動かすんじゃなくって
満タンになった水が噴き出すイメージで
腕がすーっと伸びてくる感じ
突き出した腕にさらに何かまとってる感じに
突きの周りの空間までも強く入り込めない領域になる
実際師範と向かい合って突きの練習した時に感じたこと
突きを抑えようとしてはじかれる
先に先にと思ってもさらにその先に行かれてしまってる感じ
決して腕を力いっぱい突き出してるわけではないのに
重い・・・
突き出す腕とその周りの空間が低反発する鉄の塊みたい
(そんなものはないけどね)
突きと自分の体
突きとその周りの空間
突きと相手
間と自分と
すべてとの結び
あらゆるものと一体になる・・・
しかもいろいろと変化しながら・・
やっぱり結びって面白い
結びの稽古って意外と一人でもできるのかも
イメージだけになっちゃうのかもしれないけど
体作りのために結びを意識した突きの練習していきたいなぁと思う

最近あばら周りが痛いのは突きの練習のせいだろうか・・・あはは



突きの強さ

2013-05-03 10:14:54 | 合気道
ずいぶんとブログサボっちゃってたなぁ・・・
なんかねワークライフバランスがぼろぼろで
仕事忙しいんだか・・・忙しいと思ってるだけなのか??
仕事が減らない不安で体調悪くても
会社休むのが怖かったり
気持ちが焦っててゆっくりできてない日々・・・
眠いのだけど寝れなかったり
いかんね・・・


たまっちゃった記事をリメイクしてボチボチUPしよっかねぇ

審査前にね自分を強く見せる・・・ってのがほんと辛くてね
なんかいい材料転がってないか常に考えてて
武士の時代の映画観たり・・・アニメを見たり・・・
いやぁ・・・かっこいいよねホントに
映像からからも伝わる威圧感・・・迫力・・・
まぁ言葉や音の演出も相乗してるんだと思うけど
鳥肌が立つくらいの感動

見た目一番強さを表現できるものは・・・
やっぱり突きなのかなぁと思って
スポーツジムの鏡の前で
空手の友達に構えから突きを教えてもらって
まず
形から・・・なんて思ってやってみたんだけど
やっぱり力が乗らないから
「あんたのは・・・怖くない」と言われてしまう
真剣さがない!ふざけてるように見える!あたると思えない!
あたっても痛そうじゃない!とか・・・散々ないわれ用でした

空手でいう突きは
構え姿勢がきれいで勢いと
突きの軌跡がきれい
あとは空気をキル音がすごい・・・なんてイメージで)
強そうに見えるというよりかっこよく見える

実際強くないとかっこよく見えないっていうのもあるかもしれないけどね・・・
友達が言ってたのは寸止め前提でやってる人は
たいしたことないね・・・
あたってもいいんじゃないの?くらいの気持ちでやってる人のほうがすごいって言ってたっけ
でも
実際空手は試合があって
人と人がやるんだからもちろんルールもあって
当てちゃいけない!当てたら殴ってケガさせたら負けになっちゃう・・・
という制限からどんどんタダノかっこいい体操みたいになっちゃってきてる人も多いのだとか

それでいい人もいればそれじゃ納得いかない人もいる
流派によっていろいろ違うらしいけど
試合ですごいな!と思う人はルール無視で相手に当てちゃってたりしてる人なんだよね
誰かが止に入ってくほど危険な人もいる
とも言ってたっけ・・・
武道と武術と実践と・・・この境目?
どれだけ武術的な考えを取り入れられるか実践に近い形で相手と共有できるか?
難しいとこなんだろうね
まあ逆にその制限の中で強さを追及する・・・ていうのも楽しいのだろうけどね


じゃぁ・・・
寸止めでも当てに行くって・・・
突きの中にある強さって・・・
なんだ???


合気道の稽古で突きからの・・・という稽古あるけど
確かに私の突きは腕の前後運動にしかみえないのよねぇ
自分が相手の突きを受ける時も・・・
ちがうな・・・
突きをわかってないとああいう動きになっちゃうんだろうねきっと
まず見ているところが相手の突きだけ
見ている部分が限定されると動きが籠って見える
鳥かごの中の鳥をみてるみたいに
首をすくめて…顎が上がって…
みている部分がすごく限定している感じ
どう突いてくるか
いつ突いてくるか・・そういう部分にだけ気がとられて
本当に怖いものを見逃しちゃってる
その突きをよけれたから・・・かわせたから・・・それでいいわけじゃない
その突きの中にある強さや怖さを感じ取れなきゃいけないんだろうって思う

体全体を使って突く
手でついてるわけじゃない
腕を振り回してるだけじゃない
体の中から突きが出てくる感じなのだろう
ロケットパンチ!違う違う
なぐるぞ!えい!と腕を出すんじゃなくって
起点は体の中にある
ただ出発した力はそのままとびぬけていくわけじゃない
ずーっとつながってて戻ってくる
出したエネルギーをそのままおいてくるんじゃなくって
戻して再利用するみたいに
そう思うと突きの軌道はストレートじゃないんだろうなぁ
突き出すというより遠くのほうを通して自分に投げるフリスビーみたいに
広い場所で解放された感覚で突きができれば
強さが出るんだろうなぁ

正直言ってまだわからない・・・
必死に的を狙って突いてみると
腕が抜けそうになる
助走をつけて突進してみる
姿勢悪くなってものすごくかっこわるい
稽古中もよく黒帯さんに「しっかり突いてくれないと稽古にならん」と言われ
的をよけてしまう私に対してわざと帯を打たせたり・・・
けっこう遠慮なく打ってみるも・・痛いのは私の拳だったりして
なんでえぇ・・・
強いものに対して弱いものがいくら勢いよくぶつかっても
結局壊れるのは弱いものってことか・・・
うーん
手の皮を厚くするとか・・・・?
骨を鍛えるとか・・・・?そんなわけないよねぇ
料理人が油に手を入れて温度を見るとかっていうこともあるから
そういうのもあるのかもしれないけど

問題はやはり中身なんだろうね
体のあらゆるところを利用して効率よく体を動かせたとしても
最終的に外側で勝負してるうちはだめなんだろうなぁ
突きが当たってもあたってる部分に力が乗ってるっていうより
外側を操る中身があって
大きくしたり縮めたり・・・自由自在な感じにね

ちょっと前に突きだけを稽古してもらったときに
感じたのが
その何だかわからないけど突きの奥に潜む強さだったんだよね・・・
実際に外側だけでも十分私なんかより強いっていうのはあるのだともうけど
でもびくともしないような強さ
突きからまた何か別のものが出てくるような重さ
突き独特のスピードっていうものよりむしろ
ゆっくりついても勢いを感じる
しかも的に近づくほどに勢いが増す感じ・・・
加速してる?んや・・徐々にっていうんじゃなくって
いきなりぐーんって勢いつくような感じで
めちゃくちゃ怖い・・思わず目をつぶってしまいそうなそんな突き
その突きを止めようと思っても全く手が出ない
相手の突きよりも先に・・やってみても
全く無理・・たぶん先にと思っている自分よりも更に先に動いてるんだろうね

このレベルにまで強い突きを持てれうようになりたいなぁ
どう伝わってるかわからないけど中身の強さを発揮できるように
私はまずは足らない部分の鍛えかなぁ
しばらくは突きの練習で背中がいたくなる日々ですな





空間を自由に使う

2013-03-23 23:00:50 | 合気道
春めいてきました
桜もあっという間に咲き
ウキウキわくわくな毎日
新しいことに挑戦しようと思うには絶好の時期
でも…がまんがまん
もうこれ以上やれません


今年は落ち着いて今ある自分をこつこつ磨こう
(まあ。こっそりいろいろやっちゃうかもしれないけどね)

限られた空間で自分を表現する
止まったまま・・その場から動かない状態で力を発揮するのって
なかなか難しい
助走をつけて遠くに飛んだり一度しゃがんでからジャンプしたり
そのほうがより遠くとり高く飛べるんだよね
でも本当はどうなんだろう・・・
中から爆発するように発揮できれば
より力がうまく作用するんじゃないかな・・・
その場で足を地面にけりつけながら競走馬はゲートから出る瞬間とか
腰を振って猫が獲物を捕まえる瞬間とか
動物は瞬間に自分の力を発揮できる方法が分かってるんだろうなぁ
狭い空間でも、相手が前にいても自分で空間を作る
それは物理的に間をあけるということだけじゃなくて
自分の中で空間を作る

今日の稽古で黒帯さんが陸上のクラウチングスタートのこと言ってて
止まってピストルの音を待ちながらも自分の中では
もうすでにぐるぐると動きいつでも行ける状態を作っている
と言ってて・・・そっかぁ
人間だって動物並に力を発揮るる方法分かるんだよなぁって思った
いつでも・・・というところが大事
本能で・・・というところは人はかけているんだと思うけど
工夫次第で動物的な瞬発力
気持ちを先に作っておくことで
瞬時に発揮することもできるんだろうなぁ

それと
もっとのびのびやらないときれいに見れない
力が発揮できない・・・わかっちゃいるのにやはり
相手とぶつかったり強くつかまれたりすると気持ちが縮こまるんだろうなぁ・・・

ジムでベリーダンスの先生はものすごく伸び伸びと動く
周りに人がいっぱいいるのに
人をよけながらというのでもなく・・・別に自分だけ幅とってるわけでもない
おなじ空間なのに。・・・先生の周りだけ広く見える
表現力によって自分を大きく見せるのびのびと見せる
そこに感情が見えるんだよね・・・
表情だけじゃなく、指先にも情熱や優しさや・・・そういうものがのってくる
もちろん相手がいない合気道と違うけど・・・でも同じように表現することは
できるんだろう
相手の負荷を気にせずに表現できるようにしたい
ただ動くのではなく表現する
強く見せる表現だったり
相手にアッと思わせる表現だったり
それが怖さだったり相手を制することにつながってくるのかもしれない

自分と相手と・・・その中で表現するには
相手の動きに付き合うことが必要
中途半端じゃダメただついていくんじゃなくって
相手の動きの波に乗れるように
とことん付き合う
気持ちよくその波に乗れれば
その波を使って助走なんてものよりももっとすごい力になるんだろうね
審査が終わって
色々皆さんからご指摘評価いただきまして・・・
やはり次に目指すのは表現なんだろう
外側の強さや・・もちろんできれば中からの見せない強さも
キレのあるスマートな動きを目指したいです

表現力を身に着けるに・・・まず受けかなぁ
相手について行って投げられるようなものじゃなくって
スマートに!
・・・・といってながら先週は腰投げの受けで・・・
震度5レベルの地震を起こすような受けを
してしまいましたが・・・・

相手の動きの後からついていくのじゃなく相手を見て
反応する受けがしたい
見過ぎてもダメ感じて動く
あぁ・・・なんかできそうなのにどうすりゃいいのかわからん
私の受けはダサダサだから・・・何か見つけなきゃと思って
今日の稽古はいつもと違う受けをしてみた
間違ってるかもしれないけど
相手に動かされるだけじゃなく自分で考えてどこに動くか
どこに入り込むか・・・やってみたんだけどやっぱりしっくりこない
まだ私には早いのか?
でもやっぱり
ダサすぎるのは嫌
粘って粘って相手に切られるのを待つような
土俵際の相撲みたいな感じじゃぁ負けが分かってる

受けは相手に振り回されるのではなく
相手に負けながらついていくのではなく
相手の波に乗りながら常に勝っている感じ
相手に打たせながらも勝たせてあげる感じ?
そのぐらいの余裕を持てるしっかりとした気持ちを持てるように
繊細に反応できるように受けをとれるようになりたいなぁ
感じて受ける
余裕をもって受けれればそこで自分を表現できるはず

師範と黒帯さんがやってる動画を見ながら
自分だったらどう受けをとるかとるべきなのか
動いてみるのも楽しいかなぁって思ったり
前回のブログにちょっと書いたけど
エアの一教の動画を見て感じた
反応して動くだけじゃなくそこの空気の重さだったり
お互いの中で生じるものは何なんだろう・・・って
結びなんだよね・・・そりゃそうだ
触れずにしても相手の重さを感じられる
その空気感でお互いが結びに行っているから
なり立つ・・・
すごく面白そう!
まだまだできっこないって思って避けて通ってきたけど
なんだか面白そう!って純粋におもうわ

まぁともかく明日の稽古では
相手の動きの先を感じられるように気を付けてみよう

斬られるんじゃなく投げられるんじゃなく
受け負けない受け
スマートなキレのある受け
空間をうまく使て表現できるように
稽古に取り組んでいきたいなぁ



おなじ一秒でも

2013-03-05 22:23:28 | 合気道
週末は尽き果てました・・・・
身を削った感じですよ
痩せたかなぁ??
合気道の審査後
頭痛と全身の筋肉痛で気絶するように寝ました
なんかねぇ・・・体力的に限界を突き詰めるのは楽しいんだけど

精神的に自分を追い込んだ感じ
こんなの初めてかも・・・
周りから見るとただ、緊張してるくらいにしか見えないかもしれないけど
ただの緊張と違う・・・
こんな状況に追い込めた自分がちょっと怖いくらい
必死でいつもの自分を出さないようにしてました
すごく時間が長く感じた
…といっても何をしたかちっとも終えてないんだけどね

子供のころ注射をされる前の時間・・・
怖いお化け屋敷で一人はぐれて出れなくなったときとか
経験ないけど死ぬ直前とか?
一瞬にして色んなことが駆け巡ったり
ものすごく一分一秒が長く感じたり
今回は緊張感からこの時間の長さ・・・
・・・重さを感じれました

今回はものすごくゆっくりしっかりやるぞ!思って
臨んだんですが思った以上にパパッとやっちゃってたんですけど・・・
張りつめた重たい空気を感じながらやれて・・
今まで思ったことのないような感覚も出てきました

重さ
相手をとらえる・・・きちんと抑える・・・
普段の稽古でもよく注意されることだけど
技をするだけで・・・相手を投げっぱなしにしてしまうと
そこで流れがぷつっと切れてしまう
残心・・・形はわかるけど
実際気持ちはそこに残っているのか・・・
その気持ちは重く相手にのしかかっているのか?
と思うとそうでもない・・・

審査の前はそういう部分に、
ものすごく注意しようと意識しやすいから
いろいろ自分なりに工夫してみた
ゆっくり・・・とか
相手をしっかりみる・・・とか
相手に心の中で”動くなよ”言ってみたり・・・
今できる最大限の工夫をしてみたけど
しっくりこなかった
気持ちが乗ってるようで乗ってない
重い空気を自分で作れない
やっぱりいくら睨み付けても
威嚇しても
口汚い言葉で罵声をあげても
弱いものは弱い・・・っていうことなんだよね
精神的な鍛えと肉体的な鍛え
両方を持って
しかも両方がうまくリンクしてないと意味がない
たくさんの要素があって日々の稽古で
学ぶこといっぱいだけど
しっかりと一つ一つを踏み固めて中身の詰まった動きをしたい
自分から出せる重さ
技の重さ・・・って
かっこいいこと言いたいけど
まだそんなこと言えるレベルじゃないから
自分が発する空気を一つ一つ丁寧に大事にできるようにしていきたいと思った

合気道始めたばかりに”何やってるんだろう”と不思議に思った
一教
しかも全く触れないでエアで一教
去年あたりに思ったのは
相手の雰囲気
細かい目の動きや微妙に動く腹の動き足先の動きを見て感じて
そして反応するんだ。っていうことが分かって
できないながらもそうすることの難しさと大切さに
感動してたんだけど
受けがいくら感じようとしても感じ取れなかったり
仕手が発信してるのに受けが読み取れてなかったり
といろいろあるんだけど
稽古でやれてることはまだ、そのマネゴトで・・・
お互いがそのレベルに達した同志なら
もっと空気が変わるんだと思う
入り込めない空気
剣を振り下ろされるという空気
受けに殴られそうな空気
きちんと発信できれば重く相手を呑みこむような
まとわりつくような空気感が作れるんだろう

以前教えてもらったことで相手との間の密度が変わる
とか自分の色相手の色が変化する・・・っていう感じも
空気感を作る要素の一つなんだろうね

私のレベルではまず感じ取ろうと感性を研ぎすましていることからなんだろうけど
やぁ・・・やっぱり本当に重い空気を密度の変化を感じれる、自分で作れる力がほしいよねぇ


間って言葉を軽々しく使えるような私じゃありませんが
この空気を操る感じが間をつかんでるということになるのかもね

長い一秒
よく稽古で
相手に腕を取らせるっていう言葉を使うけど
がっちり無防備に掴まれるという状態は自分にとって不利になる
先の動きに相手を導くように相手に動きの途中で相手がぶら下がるような感じで
掴ませる
でも
ただ独りよがりで動くんじゃなくて
相手をきちんと引き込めるような
その腕をつかみたくなるような空気が必要なんだろう
誘われる感覚?いい男を見て勝手に足がその方向に向かってしまう・・・みたいな

ワーッと出てすっと引く・・
確かに誘い込まれる感覚がある
でも本当にその腕をつかまなきゃいけないのか?という感じになることもあるのよね
先に動く!ということは大事なことなんだと思うけど
もう向こう側に行ってしまった相手の腕には実は用がない
稽古だから必死でついていくけど
しっかり誘い込むと
決して止まってるわけではないけど
一瞬止まってるように見えるくらい吸い込まれるようにその相手の腕を掴みに行ける
動画で見ると
同じくらいの時間なような感じなのに
その一秒が長い・・・重く思える

合気道の一連の動きって一つの一本の線でスムーズに
流れるように動いてるけど
その線には色んな線が絡み合ってまとわりついて
重くなったり軽く見せたり
ゆっくり流れたり、素早くあっという間に消えてしまったり
不規則っていう言葉は違うかなぁ
動きに面白さがあるんだろうね
ジェットコースターみたいに・・・
ゆっくりと上がっててっぺんで一度時が止まったような瞬間の後
勢いよく落下する・・・
回ったり、また落ちたり・・・横に振ったり縦に振ったり
時間の流れを重さを研究してみたいなぁって思いました


つづく・・・