5/27-28日に長野県飯田市へベニモンカラスシジミを撮りに行きました。
今までベニモンカラスシジミは空振りばかりで撮れたことがなかったので、
今回は何とか撮れてよかったです。
ベニモンカラスシジミ
翅を開くと赤茶色の紋があるのですがカラスシジミ類は基本的に翅を開かないので翅裏しか撮れません。
友人いわく本州最難関の蝶らしいのですが日本のゼフィルス25種にも入っていない地味な蝶です。
日本全国に生息地が10か所とないと言われている希少な蝶で、
晴れた日の朝10時から12時と夕方14時から15時頃に出るそうです。
実際、見たのは晴れた初日の9時半から11時20分までと曇りの2日目の10時頃だけでした。
夕方の蝶と思っていたのですが2日間とも午後からは気配なしでした。
ここは100mほどの狭い生息地なのですが網屋が結構いてイヤな感じでした。
今年の発生は5/18日頃からだったようで前週はたくさんいたそうですが網屋が採り尽くした感じです。
食草は低木のクロウメモドキ類でその減少が各地でのベニモンカラスシジミの減少に繋がっています。
採集に規制がないのが輪をかけてベニモンカラスシジミの絶滅に繋がるので、
食草と蝶をセットで保護する必要性を強く感じますね。
おまけショット
アオバセセリ
大型のセセリです。
太陽ギラギラで独特の色が出ませんでした。
アサマイチモンジ
大型のイチモンジチョウです。
まだこの時期は新鮮な個体が多かったです。
フォトチャンネルです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます