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4月2日:すばる望遠鏡から射出されるレーザーで人工星をつくる

2015年04月02日 09時00分00秒 | 天文・宇宙

ハワイ観測所すばる望遠鏡ではレーザーガイド星補償光学系が共同利用観測に提供されています。補償光学は大気ゆらぎによる像の歪みを即座に直して、望遠鏡の性能限界の鮮明な星像を得る装置です。大気ゆらぎによる星像の歪みを測るために明るい星を使いますが、調べたい天体のほうに、いつも都合よくあるわけではありません。そこで、レーザーで高度90キロメートルにあるナトリウム原子層を光らせて人工星を作り、補償光学を動作させています。

<出典>: 国立天文台「今週の一枚」から

<大判>: イメージをクリック

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