最近、欧州宇宙機関のエンジニア達が、着陸船を含めた小惑星インパクトミッション(AIM)のコンセプトの、予備的な設計で働いている。このミッションが実現すれば着地は2022年後半になるだろう。この小惑星着陸船は DLR ドイツ航空宇宙センターで検討中であり、マスコット2(Mascot-2:Mobile Asteroid Surface Scout-2:自動小惑星地表偵察2)と呼ばれている。マスコット1は、2014年12月3日に打上げられ2018年に小惑星に着陸の予定である日本のハヤブサ2ミッションで既に飛行中である。
<参考>:欧州宇宙機関では、現在ロゼッタ宇宙船が彗星67P/チュリュモフ-ゲラシメンコを訪れ、彗星と共に太陽を回る軌道を周回中であり、既に着陸船も降下させています。しかし、近年は小惑星訪問の経験に乏しく、「はやぶさ」で小惑星を狙う日本とは対照的になっています。これまでの彗星と小惑星の探査の歴史は こちら を参考に。
<出典>: 「イメージの宇宙(Space in Images);欧州宇宙機関」
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