サハラ砂漠の深く、リビア南東部のジャウフ州(Al Jawf)のオアシスが、日本の ALOS 衛星からのこのイメージに描かれている。左上に都市が、また、潅漑された大きな農業地がイメージ全体に点字のように現れている。都市と区画との間にクフラ(Kufra)空港の2本の平行する滑走路を見ることができる。農業区画は直径で最大1キロメートルに達する。これらの円の形は中央の潅漑システムによってつくられ、そこでは長い水道管がそれぞれの区画の中心の井戸のまわりを回転している。このエリアは雨量が少ないので、水は潅漑のために地下深くからポンプでくみ上げられる。日本の陸域観測技術衛星(ALOS)は、2011年1月24日に、その先進的可視光・近赤外線電波計タイプ2でこのイメージを捕えた。欧州宇宙機関は第三者ミッションとして ALOS をサポートしている。
<出典>: 「Space in Images;欧州宇宙機関」
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