飛行機の窓の外を見たとき、ある時にはスペースシャトルが軌道に打上げられるのを見るかもしれない。2011年にエンデバーの最終的な打上が行なわれた直後に、上昇するシャトルとその煙のイメージがウェブを通して広範囲に伝えられた。このイメージはNASAによってシャトル訓練機からとられたものであり著作権保護はない。雲の上でとられたこのイメージでは、雲の下でとられた同じシャトルの煙のイメージと一致しているだろう。長い煙と同様に、エンジンから噴出される熱く輝くガスが上昇するシャトルの近くに見える。煙の影が雲の上面に現れ太陽の方向を示している。米国のスペースシャトル計画は2011年で終了し、エンデバーは、今、カリフォルニア科学センターで見ることができる。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: イメージをクリック
<お知らせ>: 8月19日に打上げられた日本の国際宇宙ステーション貨物船「こうのとり」5号は、月曜日夜にステーションのロボットアームで捕えられハーモニーノードに繋留される予定です。この作業は、宇宙ステーションでは日本の油井亀美也宇宙飛行士が、ジョンソン宇宙センタの地上通信は若田飛行士が担当します。中継を見るには 「天文ニュース」 「トップニュース」 から。
(右図): 国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達油井亀美也(手前)とキェル・リングレンが、日本の「こうのとり」 HTV-5 貨物船のロボット捕獲に備えて訓練する。