国際宇宙ステーションの宇宙飛行士が、オーストラリアのグレートバリアーリーフの、これらの三つ礁を撮るために強力なレンズを使った。写真のエリアは、 2,300 キロメートルの礁システムの、約15キロメートルである。浅い環礁 (atoll) に囲まれた海面の青が深い水の暗い青と鋭い対照を示し、礁は宇宙から見分けるのが容易である。グレートバリアーリーフは 3,000 超の分離された礁と珊瑚の岩礁をもつ、地球で最も大きな礁システムである。それは、また、小さいプランクトンからクジラまで、600種類の珊瑚と何千もの動物の種を有する最も複雑な自然の生態系の一つである。珊瑚は植物のように見えるが、実際には、クラゲと関連する、珊瑚ポリープとして知られる非常に小さな動物の群れである。写真の色の違いは、エネルギーと栄養分の二つの源に関連する、珊瑚の成長に基因する異なる環境によるものである。この写真は、ニコンD4デジタルカメラの 1,150 ミリメートルレンズを使って、2015年10月12日にとられた。このイメージは、コントラストを改善するために強調され、レンズによるノイズが取り除かれている。
<参考>: ウィットサンデー島(Whitsunday Islands)は関連記事として こちら を参照。
<出典>: 「Earth」
<大判>: イメージをクリック