それは星(注:恒星)のようでもあり、星と呼べるかもしれないが、通常の星のようなエネルギーはまだ発生させていない。それはこの星が未だ形成中であるからである。それは我々の過去の魅力的な一瞥を提供している。なぜなら、我々の太陽は、約46億年前に「T Tauri」星のようにその生命を始めたからである。はくちょう座の 1800 光年にある V1331 Cyg は、元々は宇宙における広がったガスの雲であった。ゆっくりと時が進み、重力はそれを互いに引き付けたが、そのプロセスはまだ終わっていない。 V1331 はまだ完全には形成されてはいない。それは縮小によって放出されるエネルギーの故に輝いている。最終的に、その中心の温度が核融合に火をつけるのに十分にコンパクトになるだろう。続いて水素はヘリウムに変わり、 V1331 Cyg を本物の星として何億年も輝かせるだろうエネルギーの急流を解放するだろう。
<出典>: 「Space in Images;欧州宇宙機関」
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