国際宇宙ステーションの宇宙飛行士達は、一日に16回、全軌道で夜の世界を見る。ある宇宙飛行士が、太平洋の中央の赤道の遠い広がりを見渡す、地球の夜の光の、この広角短焦点レンズの写真をとった。その時、国際宇宙ステーションは、ハワイの南約 2,600 キロメートルの、キリバスの島を通過していた。国際宇宙ステーションの正確な時間と位置を知る科学者達は、その瞬間にどの星が見えるかを表すチャートに星のフィールドを合わせることができる。彼らは、中央のミルキーウェイ銀河を中心に、写真の中の星のパターンを確認した。イメージで最も明るい光は大きな雲を照らす稲妻の輝きである。この写真は、28ミリレンズを使って、ニコンD4デジタル・カメラで、遠征44クルーのメンバーによって、2015年8月9日にとられた。
<出典>: 「今日のイメージ(NASA Image of the day)」
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<ひとこと>:国際宇宙ステーションに積み込まれているカメラの多くは日本製です。