南極大陸の西のベリングスハウゼン海(Bellingshausen Sea)の岸に沿って、氷が海に失われ内陸に退いていた。科学者達はこれを知っていたがスケールの全容には欠けていた。今、研究者達のチームはランドサットベースのデータセットを編集し、このような消失が少なくとも過去40年間、またこの海岸に沿って広範囲に続いていたことを知った。1975~2015年に集められたランドサットデータを調査し、研究者達は、ベリングスハウゼン海岸に沿った、氷のラインに接するおよその位置を図化した。氷が海に失われるとき、接しているラインは退き、氷の消失が広域な海面の上昇に寄与する。
<出典>: 「今日のイメージ(NASA Image of the day)」
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