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6月14日:お知らせ/アルマがとらえた宇宙のおばけ

2016年06月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<お知らせ>: 日本時間今日6月14日午後10時から、国際宇宙ステーションで、 Orbital/ATK 社の貨物船シグナス CRS-6 が、ロボットアームを使って解放される予定です。放出は午後10時30分の予定ですが前後はあり得ます。中継放送は こちら から。

 

アルマがとらえた宇宙のおばけ

ブーメラン星雲の温度は約マイナス272度で、宇宙の中で最も冷たい天体の一つとして知られています。アルマ望遠鏡でこの天体を調査したところ、面白い形が見えてきました。その真の姿は、気味の悪いおばけのような形状だったのです。赤はアルマ望遠鏡の観測結果、背景の青はハッブル宇宙望遠鏡で撮影された可視光画像です。 地上の可視光望遠鏡によるかつての観測でゆがんだ形をしていたため、この星雲はブーメラン星雲と名付けられました。その後のハッブル宇宙望遠鏡による観測では、蝶ネクタイのような姿がとらえられましたが、アルマ望遠鏡によってさらに新たな一面が発見されたのです。

<出典>: 「国立天文台、今週の一枚」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: 左図はハッブルが捕らえたブーメラン星雲(参考図)。大判は省略。

 

 

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