このカラフルなアートワークは、2001年8月と2014年12月の間のXMMニュートンの調査で検出された、全天のオブジェクトを表すマップである。1999年以来地球を周っているXMMニュートンは、ブラックホール、中性子星、パルサー、星の風など、宇宙の高エネルギー現象を調査している。しかしながら、この宇宙望遠鏡は、特定のターゲットの間を動くときも科学的なデータを集めている。このマップは、これらの2114の中で捕えられた 30,000 の源を示している。経路が重なるために、ある源は15回まで、 4,924 の源は二回以上観測された。修正の後、空の84%がカバーされた。そのプロットが低エネルギーの源が赤、高エネルギーが青に色分けされている。加えて、源が明るいほど大きく現れている。このプロットは中心がミルキーウェイの中心と一致する座標にある。ミルキーウェイの中央に沿った高エネルギーの源は、有名なブラックホールシグナス X-1 、および、超巨大コンパニオンから物質を消費している中性子星から成るバイナリシステム Vela X-1 を含んでいる。 GRS 1915+105、4U 1630-47、 V 4641 Sgr と確認されたオブジェクトを含め、いくつかの、星とブラックホールバイナリシステムが捕えられている。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
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<お知らせ>: 6月2日からしばらくの間、国際宇宙ステーションクルーの帰還、貨物船の打上・捕捉等が続きます。詳細は「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今」から。中継放送時刻等は「ウェブNASAテレビ放送予定」から。
<速報・追記> 6月2日朝のスペースXドラゴンの打上は現地の雷鳴のため6月3日土曜日に延期になりました。なお、遠征51の帰還の計画には変更はありません。国際宇宙ステーションではシグナス貨物船の切離しが新たに加わりました。詳細は「ホームページ」の 「国際宇宙ステーションは今」 から。新しい中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。