ヨーロッパ宇宙機関の宇宙飛行士トーマス・ペスケは、彼のプロキシマミッションで、国際宇宙ステーションで6ヵ月を過ごした。自由な時間には、多くの宇宙飛行士達と同様に、キューポラの窓から地球を楽しんだ。このコラージュは2月15日にとられたスペインのバルセロナを示している。ズームすると、港に入っている船、オリンピック村やラ・ランブラスなどの、バルセロナの史的建造物が見える。トーマスは、この都市を詳細に示すために、非常に拡大された写真のシリーズを、この合成にまとめるように依頼した。ステーションは約400キロメートルの高度で飛んでおり、トーマスは 1150 ミリの最も長いレンズを使って、20秒間にバルセロナの30の写真をとった。彼が撮り終わったとき、ステーションは約160キロメートル東へ移動していた。このイメージは、デジタル的に回転させ、大きなコラージュにまとめられた。
<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」
<大判>: イメージをクリック (JPEG 13.88 MB)
<ひとこと>: ここでは原版イメージを右に回転させています。トーマス・ペスケ(仏)は日本時間6月2日深夜に地球に戻りました(昨日の記事参照)。彼の写真は今後も折を見て紹介して行きます。
<お知らせ>: 国際宇宙ステーション貨物船、スペースXドラゴン CRS-11 は、日本時間6月4日午前6時7分に打上げられました。到着は6月5日の予定です。詳細は「ホームページ」の「国際宇宙ステーションは今」 、中継放送は「ウェブNASAテレビ放送予定」から。