NASAの火星偵察軌道船(MRO)からのこの観測は、南半球が晩夏であり、したがって太陽は低く、軌道からのイメージで微妙な地形が強調されていることを示している。我々は、スイスチーズ地形とも呼ばれる二酸化炭素の明るい氷冠の残骸に、多くの浅い穴を見ている。また、氷とダストを通して貫く、深い、円形の構成がある。これらはインパクトクレータ、あるいは、崩壊した穴かもしれない。
<出典>: 「火星偵察軌道船(MRO)」
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<ひとこと>: 火星の北極では、毎年の二酸化炭素の氷の昇華と降り積もりによって、左図のような模様がしばしば現れる。この模様はスイスチーズのように見えることから「スイスチーズ地形」とも呼ばれる。
<お知らせ>: 三回目の重力波が検出されたとの報道がありますが、22日午後9時現在、NASA及びESAでの掲載はありません。LIGOからの記事は明日24日「ホームページ」に特集として掲載し、お知らせします。