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9月25日:夏の終わりの北極海の氷の広がり、記録上8番目に低くなる

2017年09月25日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

北極海の氷は、9月13日に、年間で最も低い広さに達したように思われる。NASAと、NASAがサポートする米国雪と氷データセンタ(NSIDC)は報告した。センタとNASAによる衛星データの分析は、今年の北極海の氷の最低の広さが、1978年に始まった連続する長期の衛星記録で8番目に低い、464万平方キロメートルであることを示した。北極海の氷(北極海と近隣の海の多くを覆っている凍った海水の層)は、多くの場合惑星の空気の状況として参照される。つまり、その白い表面は太陽エネルギーを宇宙へ跳ね返し地球を冷やす。海氷の覆いは季節で変わり、秋と冬に成長し、春と夏に縮む。 一般的には9月に起きる夏の最小の広さは、温暖化によって全体として1970年代後期から急速に減少している。今年、北極の温度は、そのような高緯度のために比較的穏やかで、ある領域では平均より冷たくさえあった。しかし、2017年の最低の海氷の広がりは、1981~2010年の平均最小限の広さ以下の158万平方キロメートルである。

<出典>: 「氷(Ice)」

<動画>: 動画はイメージをクリックして Youtube NASA から。

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