ここに描かれている変わった星雲は数週間でその注目すべき外見を変える。200年以上前に発見され、その後 NGC 2261 としてカタログ化されたこの注目に値する星雲は、前世紀終盤にそれを調査したエドウィン・ハッブルによって名付けられた。この特集のイメージはハッブルの同名の望遠鏡によってとられた。ハッブルの変光星雲は、星いっかくじゅう座R から扇形に広がるガスと細かなダストで構成される反射星雲である。このかすかな星雲は差渡し約1光年、いっかくじゅう座の約 2500 光年に横たわっている。ハッブルの変光星雲の主な変光の説明には、不透明なダストの密度の濃い塊がいっかくじゅう座Rの近くを通過し、残りの星雲に見られる反射するダストの上に動く影を投げ掛けているというものである。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
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