外部太陽系で最も奇妙なオブジェクトの一つが最近リングを持つことが発見された。ハウメア(Haumea) と呼ばれるこのオブジェクトは、冥王星、ケレス、エリス、マケマケに続く5番目の矮惑星である。ハウメアの長方形はそれを全く異常にしている。ハウメアは一つの方向に沿っては冥王星よりかなり長く、他の方向では非常に冥王星に似た広がり持ち、 また3番目の方向では非常に小さい。ハウメアの軌道は時々冥王星より太陽の近くに来るが通常は遠くにある。ここに示されているのは、アーティストがクレータされた楕円体が均一なリングに囲まれているのを思い浮かべている。当初2003年に発見され、一時的に 2003 EL61 の名を与えられたハウメアは、2008年に、 IAU によって、ハワイの女神の名前を与えられた。今年リングが発見されたハウメアは、2005年に発見された女神の娘の名 ヒイアカ(Hi'iaka)とナマカ(Namaka) と名付けられた二つの小さな月を持っている。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。なお、リングはかすかなので大判でご覧ください。
<お知らせ>: オービタルATKのアンタレス/シグナス貨物船は、日本時間今日火曜日、国際宇宙ステーションと並走、接近して午後7時40分ごろに捕捉されます。中継放送時刻等は 「ホームページ」の「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、捕捉は早まる例が多いのでご注意ください。