科学者達は、我々の太陽系を通過する初めての星間の小惑星を検出し驚き喜んだ。追加の観測は多くのことをもたらした。このオブジェクトはやや赤みがかった葉巻の形をしている。発見者によってオウムアムア('Oumuamua)と名付けられたこの小惑星は、長さ400メートル以下、幅その10分の一で、長く引き伸ばされた形である。 発見後直ちに、チリのヨーロッパ南天文台の大型望遠鏡VLTを含む世界中の望遠鏡と他の天文台がそのオブジェクトの軌道、明るさ、色の測定を求められた。他の大きな望遠鏡のデータと四つの異なるフィルタを使ったヨーロッパ南天文台望遠鏡のFORS装置からのイメージを結合して、ハワイの天文学者達は、オウムアムアが、その軸を 7.3 時間ごとに回転させ明るさで10倍変えることを発見した。我々の太陽系からの既知の小惑星または彗星は明るさでこれほど大きく変化しない。(以下略)
<出典>: 「小惑星(Asteroid)」
<大判>: イメージをクリック
<ひとこと>: イメージはアーティストの想像図です。この発見は「ホームページ」の「アストロサイエンス(10月28日)」 、このコーナーの 11月6日の記事を参考にしてください。英語解説ビデオは こちら(Youtube) から。