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11月17日: ビティレブ、フィジー

2017年11月17日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル2B衛星は、2017年9月28日に、我々を南太平洋のフィジー共和国に連れて行った。水に斑に描かれた珊瑚礁とともに、フィジー最大の島ビティ・レブ(Viti Levu)の一部がここに描かれている。火山活動と地震によって形づくられた島の中心は森と山々の視界によって支配されている。イメージの中央右にある最も高いピーク Tomanivi 山は 1320m を超える。この島は約15センチまで成長するカブトムシのホームであることで知られている。300以上の島で構成されるフィジーの島々の低い沿岸地域は海面上昇の危険にさらされている。これらの衛星は海面上昇を測る特別な機器を運んでいる。別の機器は異なる気象の変化を測定することができ、温室効果ガスから溶ける氷河まで、地球の状態の広域な視界を提供することができる。フィジー共和国は今週(11/10)開かれた今年の COP 23 の主催国であった。

<出典>: 「Space in Images;ヨーロッパ宇宙機関」

<大判>: イメージをクリック

<ひとこと>: 現在、ドイツのボンでCOPの国際会議が開かれています。アメリカ国内では、COP脱退を目指すトランプ大統領に対して公然と反対する政治家、企業経営者等著名人の活動が活発になっています。

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