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7月14日: 特集: 遠い銀河の大規模ブラックホール周辺からのニュ-トリノ検出される

2018年07月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

以下オリジナル編集: 2017年9月22日、南極点のアムンゼン・スコット基地に置かれたニュートリノ観測実験「アイスキューブ」(IceCube)が宇宙から飛来する超高エネルギーニュートリノが捉えた。このシステムによってニュートリノの放射の源の方角が高精度で求められ、この結果は、すぐに世界中の天文台に伝えられた。その一つ、スバル望遠鏡がその方角に望遠鏡を向けたところ、可視光で明るくなった天体が捉えられ、さらにガンマ線でも明るく輝いていることがわかった。これは巨大ブラックホールを持ち非常に強いγ線を放つブレーザー天体 TXS 0506+056 と確認され、高エネルギーニュートリノ放射天体が初めてつきとめられた。この観測はスバル望遠鏡ばかりでなく、NASAのフェルミ望遠鏡などからも報告されている
 
<注>: この記事は 「国立天文台」 、「スバル望遠鏡」 、「千葉大学」 、「広島大学」 、「東京大学」などのページで日本語で読むことができます。それぞれのリンクは「国立天文台」のページからご覧ください。
上のイメージをクリックするとNASAのフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡検出の TXS 0506+056 からのガンマ線検出を、円を拡大するように見ることができます。最初のシーケンスは通常時の放射を、二番目はニュートリノが検出された2017年フレアを示しています。また、フェルミの英語解説動画は こちら から。

<出典>: 「オリジナル」

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