このイメージの編集は、彗星67P/チュリュモフ・ゲラシメンコでのミッションの最後に、ロゼッタの高解像度オシリス・カメラでとられた。ロゼッタは、地表に近づいたときに古代の穴をスキャンして、その最終的な休息所になるだろうことを示すイメージを送り返した。
<参考>: ロゼッタは2004年3月2日に打上げられたヨーロッパ宇宙機関の彗星探査機。2014年8月に彗星チュリュモフ・ゲラシメンコに到着。11月12日に地表に着陸機フィラエ (Philae) を投下した。フィラエは彗星の核に降下し史上初の「彗星に着陸した探査機」となった。しかし、彗星が極めて微重力のためフィラエは地表ではじかれ、3回目に着陸したところが岩陰となり、太陽電力が得られず短時間で活動を停止した。ロゼッタは多くの情報を送り返した後、2016年9月に彗星に衝突してミッションを終えた。
<出典>: 「Space in Videos;ヨーロッパ宇宙機関」
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