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ベピ・コロンボ、水星に向けて打上げ

2018年07月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)と日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)から構成されているこの共同ミッションは、水星搬送モジュールによって最も内側の惑星まで運ばれるだろうヨーロッパの水星軌道船と日本の水星磁気圏軌道船から成っている。このアニメーションは、7年後の水星到着までの、宇宙でのソーラーアレイとアンテナ展開を含むいくつかの重要な里程標に焦点を当てている。水星に接近するとき、この搬送モジュールは切り離され、二つの科学軌道船は共に惑星の軌道に捕えられるだろう。それらの高度は磁気圏軌道船の望ましい軌道に達するまで調整されるだろう。その後、この惑星軌道船は離れ、下の軌道へ下り、二つの宇宙船は水星とその環境の科学調査を始めるだろう。

<出典>: 「Space in Videos;ヨーロッパ宇宙機関」

<ビデオ>: 上のリンクのヨーロッパ宇宙機関のサイトからビデオ表示をクリックして直接、または右のイメージをクリックしてダウンロード(mpg4:29.54 MB)してご覧ください。

<ひとこと>:水星には、これまでNASAのマリナー10号(1974)とメッセンジャー(2008)が送られています。水星探査は、太陽に近いことから、太陽の強大な重力(引力)に抵抗して水星軌道に入る技術、過度な熱に対応する技術などを要するとされています。ベピ・コロンボの打上は今年後半、水星到着は2025年を目標とされています。

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