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12月3日: オシリス-レックス、小惑星にタグを付けるテストを終える/お知らせ

2018年12月03日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

11月14日、NASAのオシリス-レックス宇宙船は、初めて、宇宙でロボット・サンプルをとるアームを伸ばした。 TAGSAM (Touch-and-Go Sample Acquisition Mechanism:タッチ・アンド・ゴー・サンプル取得機構)と呼ばれるこのアームは、2023年に小惑星ベンヌからサンプルを地球に持帰るミッションの、基本的なゴールを達成する鍵となる。この待望久しい延長は、 TAGSAM のヘッドが、ベンヌの表面から表土と呼ばれるダストと岩のサンプルを集める準備が整っていることを実証している。これは、遠隔通信データと宇宙船の SamCam カメラによって捕えられたイメージによって確かめられた。

<出典>: 「オシリス-レックス(OSIRIS-REx)」

<大判動画>: イメージをクリック。 

<ひとこと>: 2016年9月に打上げられ12月3日に目的地ベンヌに着くオシリス-レックス(OSIRIS-REx:Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security-Regolith Explorer)は、日本の「はやぶさ」と同じように、小惑星から土や岩などのサンプル持帰りを目指す宇宙船です。採集方法には違いがあります。アニメーションビデオはこちら(Youtube)から。


<お知らせ>: 12月3日から6日にかけて、遠征58/ソユーズ MS-11 打上げとドッキング、小惑星探査衛星オシリス-レックスの小惑星ベンヌへの到着、スペースX社の国際宇宙ステーション補給船 CRS-16 の打上げとドッキングが続きます。中継放送時刻等は「ホームページ」の 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、時間帯が重なることもあり、二つのチャネルで放送されるときもありますのでご注意ください。

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