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12月13日: 鷲星雲の妖精

2018年12月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

鷲星雲のダストの彫刻は蒸発している。強力な星明りがこれらの冷たい宇宙の山々を削るので、残された彫像のような柱は神話の獣に見えるかもしれない。ここには巨大な異国の妖精に見えるかもしれない鷲星雲のいくつかの驚くようなダストの柱の一つがある。しかしながら、この妖精は高さが10光年以上もあり、一般の火より非常に熱い放射線を吐き出している。この偉大な鷲星雲(M16)は、実際にはガスとダストのシェルを蒸発させている巨人であり、その内部は、現在星達の散開星団を形成している壮観な星の託児所で満たされた、発達しつつある空洞である。この約 7,000 光年の大きな柱は恐らく約10万年で蒸発するだろう。科学的に再設定された色のこの特集のイメージは、ハッブル宇宙望遠鏡打上の15回目の記念の一部として2005年に公開された。

出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

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<ひとこと>: 大判は原図を縮小しイメージを回転しています。原図は大きなサイズですがダウンロードはこちらから。

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