2023年2月26日夕刻、地球の周りの宇宙環境の中を激しく動く、高速な太陽風の流れとして、コロナ質量放出(CME)が地球に到着した。これらの二つの太陽の出来事の結合が、南イングランドと中央ドイツの、遠く南まで驚くようなオーロラを引き起こし、穏やかな磁気嵐をもたらした。
このイメージは、写真家 Hanna Baguley によって、英国の北ウェールズでとられた。この状況は、今夜2月27日にも、更なるオーロラの活動として続くことが予想される。
このコロナ質量放出は、国際時間2月25日真夜中近くに起きた太陽面爆発と関係している。幸いにも、その大部分は我々からは逸れ、地球のインフラへの深刻なインパクトは報告されなかった。しかし、コロナ質量放出が我々に直接向かったなら、我々は何ができるだろう? 早期の警戒が鍵である。ヨーロッパ宇宙機関の来るべき Vigil ミッションは、太陽の側面に目を向け続けるだろう。
--- 以下略。
<出典>: 「SPACE SAFETY (ESA)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
<ひとこと>: 激しい太陽風のとき、かなり南の地方までオーロラが見えることがあります。南で見えるオーロラは緑でなく、赤い色が強いのが特色です。
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<お知らせ>:
3月1日 (水):
➀ 新しい日本の宇宙飛行士二人が決まりました。記者会見模様は こちら(Youtube) から。
➁ 若田飛行士達スペースXクルー5は、間もなく帰還することになります。出発前記者会見が予定されています。下表 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
2月28日 (火): NASAのクルー6が搭乗するスペースXクルー船の打上は延期されました。新しい中継放送時刻等は下表 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
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