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3月9日(木): ウェッブからの棒渦巻銀河 NGC 1365/ミッション別ページ

2023年03月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

<追記>: 国際宇宙ステーションの若田光一飛行士ら4名のスペースXクルー5のステーションからの離脱は、着水地点の気象条件から様子見になっています。治まり次第出立の予定です。

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ウェッブからの棒渦巻銀河 NGC 1365

南の星座、ろ座の僅か56万光年の距離にある NGC 1365 は、直径約200万光年の巨大な棒渦巻銀河である。 これは、我々自身の棒渦巻、ミルキウェイ銀河の2倍の大きさである。ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡の中間赤外線装置(MIRI)でのこの鮮明な画像は、赤外線でのこの壮大なスパイラルの驚くべき詳細を明らかにしている。 NGC 1365 を横断するウェッブの視野は約6万光年に及び、銀河の中心と明るい新生の星団を探索している。 銀河の中央の棒から巻く渦巻の腕に沿って、ダストのフィラメントとバブルの複雑なネットワークが若い星達によってつくられている。天文学者達は、 NGC 1365 の棒の重力フィールドがガスとダストを星形成の渦に送り、また、最終的に活動的な銀河の中央 ---超巨大ブラックホール--- に材料を与え、銀河の進化で重要な役割を果たしていると推測している。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<ひとこと>: この記事は「今日の天文写真」に掲載された内容です。ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡のサイトの掲載は下表から。


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<ミッション別ページ>

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火星探査の今
 3月 9日
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 3月 8日
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ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 3月 7日
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