天文・宇宙探査ニュース:画像を中心とした「新しい宇宙探査情報」のページです。

NASA、ESAを始め主に外国の宇宙探査情報を
ハッブルから宇宙ステーションまで、幅広く、毎日
提供しています。

3月27日(月): 最新の国連気候報告書を裏付ける/ミッション別ページ

2023年03月27日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

地球観測、最新の国連気候報告書を裏付ける

国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による第1次評価報告書の最終回が発表された。報告書は、地球はすでに産業革命前のレベルよりも 1.1°C 温暖化しており、その結果、より頻繁で激しい異常気象が発生し、世界のあらゆる地域の自然と人々にますます危険な影響を及ぼしていると警告している。この報告書は、海面上昇、温室効果ガス排出量の増加、海氷の融解など、地球の気候システムの変化の物理的証拠を提供する上で、以前の反復よりも地球観測データの貢献度が高くなっている。

この統合報告書は、第6次評価サイクル中に発表された六つの報告書の主要な調査結果をまとめ、気象に関する世界的な知識の包括的なレビューを提供している。以前の報告では、温暖化を 1.5°C に保つという課題が浮き彫りになったが、5年後、温室効果ガス排出量の増加により、課題はさらに大きくなっている。現在のペースと規模、および現在の計画は、気候変動に取り組むには不十分である。

より頻繁で激しい異常気象は、自然と世界のあらゆる地域の人々にますます危険な影響を及ぼしている。多くの熱波、激しい降雨、その他の異常気象は、人間の健康と生態系へのリスクをさらに高めている。最悪の結果を回避するために、国際社会は2030年までに排出量をほぼ半分に削減するよう求められている。

--- 以下略。

<出典>: 「地球観測(Observing the Earth / Space for our climate : ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: イメージは将来の気象に関する六つのシナリオを述べています。


   ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 

<ミッション別ページ> 

各ページへのリンク(ペ-ジ欄をクリック: スマホの方は横位置でご覧ください)

ページ
最終更新日
参   考
未掲載情報
火星探査の今
 3月27日
土、日、祝日は休載
ハッブル宇宙望遠鏡
 3月27日
週の初めに掲載
ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
 3月22日
週の初めに掲載
<参考> 宇宙科学の話題
 3月27日
発表の都度
<参考> NASAテレビ放送予定
 3月23日
イベントの都度
コメント