<追記> 国際宇宙ステーションの若田光一飛行士ら4名のスペースXクルー5のステーションからの帰還は、着水地点の気象不良から延期され、日本時間土曜日夜の切離し、日曜日正午前の着水に変更されました。中継放送時刻等は 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。
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NASAの宇宙ミッション、国別の二酸化炭素排出量を評価する
パイロットプロジェクトでは、衛星測定を使って、各国の二酸化炭素の排出量と除去量を推定している。
NASAの地球観測衛星は、研究者達が世界100か国以上の二酸化炭素の排出量を追跡するのに役立っている。パイロットプロジェクトは、これらの国々で排出されている二酸化炭素と、国境内の森林やその他の炭素の吸収「吸収源」によって大気からどれだけ除去されているかに関する強力な新しい見方を提供している。この新しい知見は、各国が気候目標の達成に取り組む中で、宇宙ベースのツールが地球上の洞察をどのようにサポートできるかを示している。
60人以上の研究者達によって実施された国際的な研究では、NASAの軌道炭素観測2(OCO-2)ミッションによる測定と地表面ベースの観測のネットワークを使用して、2015年から2020年までの、大気中の二酸化炭素濃度の増減を定量化した。この測定ベースの(または「トップダウン」)アプローチを使って、研究者達は、二酸化炭素の排出量と除去量のバランスを推測することができた。
OCO-2 ミッションは、個々の国からの排出量を推定するように特別に設計されたものではないが、100か国以上からの調査結果が適切な時期にもたらされる。最初のグローバル・ストックテイク(Global Stocktake)---2015年のパリ協定で指定された地球温暖化の制限に向けた世界の集合的な進捗状況を評価するプロセス---は、2023年に開催される。
<出典>: OCO-2
<ひとこと>: 年別推移は こちら(Youtube) から。
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